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新日記

2019年 9月

 
 1日 [「空軍大戦略」録画鑑賞]

 録画しておいた、CS放送はシネフィルwowowで放送したガイ・ハミルトン「空軍大戦略」コメンタリー放送を見る
 コメンタリは、軍事評論家の岡部いさく、映画監督の押井守、声優の上坂すみれという豪華な布陣。


 ・・・BDには予告編しか特典がないというのに、放送でこの豪華さっ!!


 冒頭、「世界の駄っ作機」の宣伝を始める岡部いさくが、全編に渡って飛ばしまくり。
 上坂すみれが、自身が知らないことをガンガン聞きにまわることで、うまいこと解説を引き出す。
 このあたり、質問の仕方も上手いし、返せるだけの知識を抱えた岡部いさくもすさまじい。

 ・・・押井守が、あまり解説に参加していないな。
 女性の服装に関するフェティシズムが、量的には一番だった気がするが、良いのかそれで?

 9月は、戦国自衛隊のハリウッド仕様にして、かわぐちかいじ「ジパング」の元ネタだよね、これ!?という映画ドン・テイラー「ファイナル・カウントダウン」で同じことをやるそうな。
 今から楽しみだ。



 
 2日 [「サンダーバード ARE GO」Season2鑑賞開始]

 CS放送はスーパー!ドラマTVで放送の始まった「サンダーバード ARE GO」Season2を見始める

 フッドが無事なのはわかっていたが、そうか、故・石塚運昇の声が続行なのか。
 亡くなる前に、収録は終わっていたのか・・・


 もっと時間かけて物語を進めれば良いのに、というSeason1からの印象変わらず。


 つまらなくはないんだけどなぁ・・・
 もっと面白くなりそうなのに、もったいない。



 
 7日 [「ザ・ラストシップ」Season3鑑賞開始]

 CS放送はAXNで放送の始まった米ドラマ「ザ・ラストシップ」Season3を見始める
 既に放送が進んでいるが、まだ第一話。

 壊滅に進む世界の中で孤軍奮闘したSeason1。
 混乱の中で、米国本土を立て直したSeason2。

 Season3は、混乱が続く世界の立て直し、なのかな?
 アジア圏が舞台で、なるほど、中国は悪役なのか。

 昇進させざるを得なかった前艦長(あれで昇進しなかったら嘘だろう)を、速やかに艦に戻す必要もあってか、第一話が急展開かつけっこう強引だな。

 とはいえ、勢いがあるから十分に楽しめるのはさすがだ。



 
14日 [「かぐや様は告らせたい」「トールキン」「ロケットマン」劇場にて鑑賞]

 今日は昼から映画館へ。
 久しぶりに狙って行くぜっ!!

 河合勇人「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」☆☆
 ロマコメ漫画原作の実写映画。アニメから入って原作も読んでいる作品。
 心理描写が主のため、実写だと厳しそうだなぁとは思ったが、漫画やアニメ通りナレーションとアフレコの心の声で処理、という方法を選択。
 他に手がなかったんだろうなぁというのは分かるが、映画館でこれやられてもねぇ・・・
 大事故を想定していたので思いのほかふつうにみられたが、面白かったか?と言われると、正直厳しい出来であった。
 なお、予告編では「大事故だな」と思っていた、藤原書記(演:浅川梨奈)が思いの他違和感のない実写化に成功していて驚いた。

 ドメ・カルコスキ「トールキン 旅のはじまり」☆☆☆☆
 「指輪物語」の原作者として知られるJ・R・R・トールキンの半生を描いた映画。
 生まれの家族、育ての家族、友人たちとの兄弟のような疑似家族、そして伴侶との新たな家族と、トールキンの“家族”の物語。
 「指輪物語」の内容と第一次世界大戦の描写の重ね方が、やや強引かな?というか、お前、最前線にいるんだからヘルメットはしないと死ぬぞ?という部分に若干の引っ掛かりは感じるものの、濃密に「映画を見た」と感じさせる仕上がり。
 良い映画であった。

 デクスター・フレッチャー「ロケットマン」☆☆☆
 「ボヘミアン・ラプソディ」では、制作混乱の末にブライアン・シンガーから監督を引き継いだ(クレジットはシンガー)デクスター・フレッチャーの監督映画。
 前作と同じく実在の音楽家、エルトン・ジョンの半生を描いた作品。こちらはミュージカル調で、カットバックなので受ける印象はかなり違う。
 私自身がエルトン・ジョンの曲に思い入れがない、というのもあるかもしれないが、何か物足りない。出来の悪い映画ではないとは思うのだが、なんだろうなぁ・・・
 最期に問題を乗り越えて「ここぞっ!!」というライブシーンが無いので最期にこぶしを振り上げての盛り上がりにかけるからかなぁ?

 久しぶりの参本、心地よい疲れだ。
 撤収っ!!



 
19日 [「SHADOW」劇場にて鑑賞]

 ・・・いかん、今日で上映が終わる。
 仕事を、かなり強引に切り上げ定時で走る。
 映画館へ。

 チャン・イーモウ「SHADOW/影武者」☆☆☆☆。

 「三国志」の荊州争奪戦を元に(ほぼ原形をとどめていない)、影武者の苦悩と、影武者に任さざるを得ない物の闇を描いた作品。
 チャン・イーモウの色彩へのこだわりは本作でも健在。今回は水墨画のような白と黒の世界。そして相変わらず水の表現が美しい。
 徹底的に映像美にこだわった作品ともいえるが、物語がちょっと弱く感じた。

 映像的な盛り上がりと、物語的な盛り上がりの場所が同じ場所にあるならこれでもよいと思うのだが、ぞこをずらすのであれば、もうちょっと、工夫が欲しかったかなぁ。

 明日も仕事だ。
 撤収。



 
21日 [「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」劇場にて鑑賞]

 用事を片付けて、さて。
 帰りがてら映画館にでも行くか。

 藤田春香「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝─永遠と自動手記人形─」☆☆☆☆。
 原作未読だが、TVアニメシリーズは見たじょうたいで映画館へ。

 TVシリーズでもちょいちょい引っかかったんだけど、映像と(説明的な)台詞に矛盾があるんだよね。

 今作でも、「この髪型は非常時に視界を妨げる」みたいな台詞を主人公が言うんだけど、いやお前、通常状態で視界を妨げる髪型じゃないかっ!!みたいなことになっている。
 しかもこの台詞、絶対にこの言い回しじゃないといけない台詞じゃない。他の言い回しでも問題がないのだ。

 全体としてはそれほどつまらない映画じゃないんだけど、こういう引っ掛かりがあるので、劇場でちょいちょい現実側に戻される=感情の流れを断ち切られるんだよなぁ。
 もったいない。

 時間的にはまだ、もう壱本見られるが、今日中に帰らねばならんと考えると・・・
 撤収っ!!



 
23日 [椅子を買う(手元には届いていないが)]

 PC作業で使っている椅子が駄目だな。
 背もたれの支えがおかしい。

 各部のねじ絞めも行ったが、回復しない。

 ってことは、もう駄目かな。
 安さ優先で選んで10年くらい使ったから、元は取ったというべきだろう。
 尻を支えるクッションも、クッション性絶無と化しているしな・・・

 ということで、椅子を求めて買い物へ。
 あ、これいいや、という椅子があったので購入。
 するも在庫なしとのこと。展示品のみなのか・・・


 発注する。


 届くのは来週らしい。
 背もたれも、つかぬわけではないので、しばらくはこれで耐えよう。



 
28日 [「アド・アストラ」劇場にて鑑賞]

 あ、月末まで有効期限の券がある。
 ・・・明日、明後日に時間があるとは思えんなぁ。
 ならば行くかっ!!

 ということで、夜になってから出撃。

 ジェームズ・グレイ「アド・アストラ」☆☆

 SF映画の体をした内省的映画。
 父と子と、己と妻の物語。
 これを、離婚騒動の中で、子供に「二度と会いたくない」と言われたと報道されたブラッド・ピットが製作したのかと思うと、実に味わい深い。
 そのうえで見ていると、最後のシークエンスに至っては、気持ち悪くなるほどだ。

 はっきり言って、いい加減な宇宙シーン(物理的には勿論だが、一貫性がなさすぎる)など些細な問題だと思えるほどに。

 いやぁ。
 すごい映画を見せられたなぁ。
 出来はさておき、妙な満足感がある。
 撤収っ!!





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