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2004年 3月
 1日 [アカデミー賞]

祝い事!!




 2日 [被害拡大中]

 NASA が火星探査で重大な発見をしたという発表があった。
 明日にも、NASA 本部で発表があるらしい。


 水か、生物か。


 生物だとものすごく面白いんだけど、水だろうなぁ。
 などということを思いつつ、ぶらぶらと地元の本屋に行く。



 ...無い。



 これまで上野駅構内の某本屋を襲撃し入手していた月刊「ナショナルジオグラフィック」(自然科学/日経ナショナルジオグラフィック社)売ってない!!
 くそぉ。売れる本だとは思えんが、一応世界的な雑誌だぞ!!

 先週、月刊「SF マガジン」(SF 系文字雑誌/早川書房) が“意外にも”普通に入手できただけに悔しさが募る。
 上野駅構内の某本屋一時閉鎖の被害は着実に広がっている...




 3日 [こういう事書くから敵が増える]

 一ヶ月近く前に放送が終了した TV アニメ「ガンスリンガーガール」を見終わる最後までなにが面白いんだか分からんかった

 その体格でその銃は扱えないだろうとか、銃器の選択に疑問があるとか、なぜあの暗殺方法で女の子を使わねばならんのだとか、なぜイタリアなんだ等々、つまらなかった理由をまとめると


 作者が好きなのであろう映画や漫画の寄せ集め以上の部分が見られない


 という事に集約される。
 特に、「ニキータ」と「攻殻機動隊」の影響は顕著だ。

 「ニキータ」(あんまり面白いと思っておらぬ映画だ) も「攻殻機動隊」も寄せ集め度の高い作品であるが、オリジナルの部分、あるいは元ネタに対する独自解釈の部分があった。

 「ガンスリンガーガール」には、そうした作品を2次ロリ向けに融合させたという以外独自性が感じられない
 選択された作品はともかく、2次ロリ向けに融合、あるいは変換させるという事そのものは珍しくないしね。
 これで内容がギャグならともかく、まじめっぽいというのは致命的であった。




 4日 [DVD 購入]

 昨日早朝に行われた NASA の発表であるが、「タルシス遺跡を発見」「ナスカの地上絵と同じ模様を発見」「タコ型宇宙人を発見」等の衝撃的な内容ではなく、水による堆積層の発見という現実的なオチをつけた。

 理論的に言われていた事の物証が発見されたのだから、喜ぶべき、か。


 それとは全然関係なく、スティーブン・ノリントン「リーグ・オブ・レジェンド アルティメット・エディション」DVD 購入
 馬鹿馬鹿しいとか、テーマが無いとか、内容が無いとか、原作の設定が生かされてない等々。さまざまな批判はあるようだが、私はこういう馬鹿映画は大好きだ。




 馬鹿映画万歳!!




 コネリー爺さん、よくぞその年でこんなアクションを演じられる!
 画質その他は、見終わった後にやるかもしれぬが、アルティメットと通常版の違いは、特典 DISC と、ガイドブック (元ネタとなる小説のマニアックな解説が載っていて非常に面白い) の有無のみで、本編ディスクに差は無いそうだ。

 「X-MEN」のように画質に差が無いと言うことは、メイキングに興味がなければ通常版で十分だろう1000円安いし




 5日 [風が吹けば、なんとやら]

 月刊「ナショナルジオグラフィック」(自然科学/日経ナショナルジオグラフィック社)を無事に入手した。

 今月下旬 (23日だったか?) には上野駅構内の某本屋も再会するらしいので、来月からは大丈夫だろう。
 それにしても、先月末から本を買う量が劇的に減っている!!
 コミックと雑誌は買っているが、小説は一冊くらいしか買ってないんじゃなかろうか?

 この隙に本棚の整理でもするか。
 タイミングよく、近所の百貨店が改装閉店セールでカラーボックスが投売りしてるし。
 パソコンの位置とか変えたいなぁと思ってたところだし。


 一気に空間改良に着手するか!!


 と、これが、上野駅構内の某本屋一時閉店から部屋の模様替えにいたるまでの理論である。
 風が吹けば桶屋が儲かる的理論展開であるが、ま、それはそれで。




 6日 [技術進歩を感じる]

 スティーブン・ノリントン「リーグ・オブ・レジェンド アルティメット・エディション」DVD 本編のみ見終わる



 実に馬鹿映画だ。



 素晴らしく馬鹿映画だ。



 いいね馬鹿映画!!



 画質であるが、暗い中でアクションシーンが続いたり、海原でのシーンが会ったり、雪が舞う中での退き画があったりと、MPEG には過酷な画が続くが、画が破綻することはもちろん、ブロックノイズに泣かされるような事も無い、丁寧な仕上がり。
 先日のアンドリュー・ラウ/アラン・マック「インファナル・アフェア」の DVD もそうだが、初期の DVD の劣悪な画質を知る者としては、昨今の圧縮エンジンが十分に練られているのが感じられる出来であると言えよう。

 FOX には、値段高めのアルティメットでも良いので、初期の DVD の出しなおしを希望する。
 ジェームズ・キャメロン「タイタニック」とか、ものすごい画質なんだもの!!




 7日 [今日は不発色強し]

 今日は毎度のごとく映画館。

 フー・ピン「ヘブン・アンド・アース」☆☆☆

 相変わらずの中国映画。人海戦術による映像は素晴らしい。
 んが、いくらなんでもこの物語は無いだろう。
 意味の無いキャラはいるし、前後のつながりがおかしい部分はあるし。

 映像の迫力があるだけに大減点である。


 続いて行く予定だった映画が、時間的に難しいことが判明。予定変更。
 押井守「イノセンス」☆☆☆



 毎度のごとく押井の映画だった



 「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」の正当なる続編。しかも今回は、よりディック色...というか「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(「ブレードランナー」の原作) 色が強い。
 羊じゃなくて犬だし、すでに飼ってし、あれほど重要なモチーフでもないけどね。




 8日 [溶解人間]

 「アップ・タウン・ガールズ」の最終回が若干遅めの時間であるから、行ければ行こうかなぁと思っていたら、携帯電話を自宅に忘れていることに気が付き、断念。
 仕事が終わってからとっとと帰る。

 携帯電話を持っていなくとも致命的な問題にはならぬが、なんらかの緊急連絡 (予想しないときにこそあるから油断できない) に対応できないのはマズイからな。

 帰りがけに、ゆうきまさみ「鉄腕バーディー」4巻(コミック/SFアクション)購入


 今回で、オリジナル版 (昔の版) にあったのエピソードはほとんど消化終了。
 再構築部分が終了したという事は、ここからは存分に展開を楽しみに出来るぞ!




 9日 [英国俳優の豪華競演も見物]

 本日は忘れ物もなく、そして定時上がり!!

 「アップ・タウン・ガールズ」よりも優先度の高い映画に行けるぞ。


 走れ!!



 リチャード・カーティス「ラブ・アクチュアリー」☆☆☆☆

 群像劇としての主軸が見えにくいのが欠点。
 登場人物の人間臭さは魅力的だし、英国総理大臣が実に魅力的だ。いままで、ヒュー・グラントはあまり好きな役者ではなかったんだが、この映画の役は良いね。好きになれるね。

 全体的に悪い映画じゃない。
 見ながら笑わせてくれるし見終わった後気分良くしてくれる
 けど配給会社は大ミスだね。これは完璧にクリスマス映画だよ。




10日 [想像を絶する宇宙]

 ここんところサブカル系に偏っていた読書傾向が、理化学系に戻りつつある。
 というか、チェックし始めたら大量の読み落とし購入し落としがあってえらいことに!!
 上野駅構内の某本屋には置いてないからねぇ。


 いま、本の大量購入に走ったら部屋のレイアウト変更計画が破綻してしまう危険があるので自制せねばならぬ。
 気合を入れて、いざ、久方ぶりに東京八重洲の某本屋襲撃


 うぉ面白そうな本が写真集があぁあれもこれも!!まさに魅惑の空間!!


 物欲衝動になんとか対抗し、井田茂「異形の惑星 系外惑星形成理論から」(天文学/NHK ブックス) のみ購入
 これが読了したら、次の本を買うとしよう。

 ちなみに、太陽系外で発見された惑星を通して宇宙を語る本。
 あんまりこういう本はネタにしてこなかったが...今日は他にネタがねぇ。




11日 [電子書籍の夜明けはまだ遠い(と、思う)]

 書店で Panasonic「Σブック」なる電子書籍端末の実物に触る
 記憶液晶 (いったん表示配列になると、電源を落としても表示された状態が維持される影響) を使ったもので、物としては知っていたが実物を見るのは初めてだ。

 店頭デモ機を触った感想だが、電子出版はまだまだだと思う

 ピンポイントで読み直す (たとえば、特定の一ページだけ) というような行為の場合、そのページまで飛ぶ作業は紙の本の利便性に及ぶところではない。
 また、間に紙をはさんでメモを残す (本の余白に書く人もいるようだが、私は紙を挟んでおく) と言った、“本に情報を追加する作業”も、著作権保護との兼ね合いから難しいだろう。
 それに、本体の値段を考えるといくつも同時にもてない = 本を読みながら単語を辞書で調べられない、という欠点も持つ。

 “売り切れが無い”“置き場所を取らない”といった点でデジタル書籍が魅力的なのも事実だが少なくとも私の本の読み方では現状ではまだ欠点のほうが多いと感じた




12日 [本を読まない、知らない人々の群れ]

 「リーグ・オブ・レジェンド」の話をしていて、元ネタの小説を全然知らん人が多いことを知った

 まず驚くべきことに、「ジキル & ハイド」を知らない
 「ハルクのパクリ」に見えるらしい。「ハルク」が「ジキル & ハイド」の影響下にある作品だというのに。

 第二段の衝撃。
 ミナ・ハーカーが吸血鬼モドキに見えるらしい。
 原作に出てくる吸血鬼だ!!吸血鬼になってしまうという意味ではモドキだが、パクリじゃない!!冒頭で「夫はとっくに死んだ」というのも原作のネタだ!!

 最大の衝撃は「海底二万哩」が東京ディズニーシーのアトラクションだと思われている!!




 海洋冒険小説の最高傑作を知らない!?




 なんという事だ。まぁ「不思議の海のナディア」だと思われなかっただけ良い...いや、どっちも駄目だ!!!

 他の登場人物も、誰一人として知らないという人がけっこういる。
 「M」も「ファントム」も「モリアーティ」も、もちろん分からない。
 一般人が「スーパーロボット大戦」をやっても面白くないのと同じように、こういう人が多いのでは、日本でコケたのも当然だ。

 本を読まない、文学的な知識をもたないという現代人の価値観は知っていたが、そうか、ここまで来ていたのか...
 出版不況の深刻さを垣間見たね、わたしは。
 なんかもうあきれるを通り越して完全敗北という気分だ




13日 [「ペイ・チェック」は初日だけど、空いてる]

 当然のように映画館に行く。

 メノ・メイエス「アドルフの画集」☆☆☆☆
 画家を目指してアドルフ・ヒトラーと、彼を支援していたユダヤ人画商の話。
 アドルフ・ヒトラーは結局のところただの人間だったという話

 ジョン・ウー「ペイ・チェック」☆☆
 原作...って、なに?
 とりあえず、ただのアクション映画。
 鳩は出てきたジョン・ウーだからな
 にもかかわらず、二丁拳銃は出て来ない。ジョン・ウーなのに!!!




14日 [特にネタにするような事がない]

 ここでネタにするようなことは特に無い一日であった

 現在修復工事中の西本願寺で元々使っていた瓦の本物 (建立された当時のものなので、ざっと360年前に作られたもの) を手にとって見たくらいか?

 博物館なら、これに付随して色々あるんだが、法事でお寺に行ってあっただけなのでこれで終わっちゃうんだよね。

 つーことで、今日はもうおしまい。




15日 [知的興奮]

 ...クッ。
 ネタに困ると本ネタだったんだが、上野駅構内の某本屋が一時閉店の煽りをくらってその手も使いにくくてかなわん。

 井田茂「異形の惑星 系外惑星形成理論から」(天文学/NHK ブックス)読破
 「ニュートン」(自然科学/月刊) を読んでいて、他の恒星系で、水星軌道のさらに内側をまわる木星サイズ惑星という、まさに異形の惑星が発見されているのは知っていたが、それに基づいてこうも様様な理論が組み立てられているとは!!






 知的興奮に溢れた素晴らしい本であった






 すでに認められている理論というより、筆者考え中の理論も多く出てくるが、それも含めて実に興味深いものであった。
 理系離れが叫ばれる昨今高校生に読んでもらいたいと思う内容であると言える。本当は中学生と言いたい所だが、さすがに難しそうなんだよね。
 高校生というのも、この Web の読者にそれほど多くいるとは思えんが。

 SF 好きであればただそれだけの理由で読むべき本であるのもまた確かだ。

 さぁて、もう決めてある次の本を探しに行かねば。
 どこに売ってるかが問題なんだが...




16日 [祝!壱〇〇号]

 目標の本が見つからない。

 再び東京八重洲の某本屋を襲撃するしかないか。

 ま、よくある事なんだが。


 それとはなんの関係も無く、月刊「ゲームラボ」(アングラ/三才ブックス)購入
 通算壱〇〇号だそうで。

 コピープロテクトの解析等、確かに Web に出ている情報が多いが、商業ベースの雑誌でこういう情報を載せてよくまぁ廃刊に追い込まれることもないものだ。

 今後もがんばっていただきたい




17日 [つくづくネタが無い]

 くそう。
 今日もネタが無い。

 本屋をブラブラしていると、秋庭俊「帝都東京・隠された地下網の秘密」なる本を発見

 おぉ、これが噂に聞く東京の地下に巨大交通網が完成していると主張する本か!!
 冒頭数ページを立ち読みしたが、実にぶっ飛んでいて笑える。

 壁が古く見えるから昔からあるトンネルという主張が強烈だ。
 地下鉄のトンネルに支柱があるのも昔のものだという証拠らしい。
 んで、そこに車が通ってたんだそうだ。

 昔はどこに換気口があったんだ!?とか、極秘に掘って極秘にメンテナンス続けて、その作業員全員と駅員を含む地下関係者の口から、戦前から一切の秘密が保持されているとでも主張しとるんだろうか?この作者は。
 この雰囲気だと、んな事考えとらんのだろうなぁ。
 そういう部分こそ作り込まねば、リアリティは生まれない。


 細部まで作り込め!!


 購入見送り。
 誰か読んだ人、呆れるほど馬鹿馬鹿しいか、ゲラゲラ笑えたかの情報を求む。




18日 [月光蝶である!!]

 目覚めてからの違和感は、まさしく“炸裂”の証。
 このタイミングまで大丈夫であったから今年は大丈夫かと思っていたのであるが、花粉症炸裂とあいなった




 鼻水だだもれ




 目が痒くならないのは幸いであるが、この鼻水を止めねば本日の活動に支障が出ること必然。
 人体の大半が水分であるとは言え、よくまぁこれだけの水分が鼻から出てくるものだ。などと、どーしょーもない事を考えつつ、投薬に踏み切る。




19日 [終わってもうた]

 月刊「サンデーGX」(漫画/小学館)購入

 浅野いにお「素晴らしい世界」が最終回を迎えた

 好きな作品だったんだが、終わってしまったか。
 ま、「続けてもらいたい」と思ってるうちに終わった方が作品として綺麗だけどな。


 続けて、そう、島本和彦「吼えろペン」!!


 オチに大笑い


 とはいえ燃焼度は低目。それと、妙に見開きが多い。
 時間が無かったのか!?と、これまでの内容からついつい邪推したくなるな。

 なお、今月は広江礼威「ブラックラグーン」は休み。
 伊藤明弘「ワイルダネス」も休みだし。銃撃成分が足りぬ!!




20日 [少女小説という衝撃]

 本日は、諸般の事情により映画館襲撃作戦が崩壊
 いや、朝から霙交じりの雨が降ってるとテンション落ちるじゃないか!!

 人と合う約束はキッチリこなすけどね。
 接触後しばらく後、




 「貴様にくれてやるものがある!!」




 と、袋を渡された。
 開けると、そこに、驚愕があった。





 今野緒雪「マリア様がみてる」(??/集英社コバルト)。





 一時、複数の友人から笑えるから読めと言われていた本であるが、なんというか、いつ読むのよコレ!!てか読むの?本当に?
 本棚整理中に発見された未読本の山が終わってから読むことになるだろうが、それは果たしていつのことなんだろうか!?

 パラパラとめくった印象だが恐ろしくカッコが多い小説だな




21日 [苦悩]

 複雑な経緯を経て本日も映画館襲撃失敗




 き、禁断症状が...て、手が...ふ、震える...




 失意の私を、さらなる悲劇を襲った。


 BS アナログアンテナ死亡


 ち〜ん。


 ここ数日、妙にノイズが乗るなぁと思っていたが、もはやノイズの中に画がある状態に突入。
 仕方ない。
 アンテナの買い替えは、まぁ良い。価格的な損害も最小限だ。


 ついでだしな〜、BS デジタル放送の実戦配備考えちゃおうっかな〜。


 という邪心こそ問題なのだ!!




22日 [戦中はどーなってたんで?]

 今野緒雪「マリア様がみてる」(??/集英社コバルト)を頭数ページ読む




 いまだかつて遭遇したことの無い文章だ




 読むのが困難というか、突っ込みを入れまくりたくなるというか、前評判に反して猛烈に読みにくいという事実が私の眼前に横たわっている。

 いかなるジャンルの本も、読みなれていなければ猛烈に読み難いという事であろう。
 まさにこれは、最後まで読みきるという私の挑戦だっ!!




23日 [復活の日]

 上野駅構内の某本屋の改装工事が終了本日朝新装開店した。



 これで、ふたたび、連日、本屋に、寄れる!!



 さっそく襲撃。
 並びが変わって本を探し難い上、久々故だからなのか、異様に混雑しておって探すのが大変だが、まぁなんとなくどうにかなるだろう。
 なんとかならずとも、時間がたてば勝手に体が覚える!!

 なにはともあれ、この復活を祝しさっそく一冊購入
 復活にふさわしい本は、これだぁぁぁぁぁぁ!!


 島本和彦「炎の転校生」文庫版4巻(熱血漫画/小学館)。


 ところで、やっぱり探してる本が無いのは、なぜ?




24日 [画質改善]

 4月10日のオフ会は、まだまだ参加を受け付けている。
 皆々様、怖がらずに参加していただきたい!!



 BS のアンテナが新しくなり、映像が無事安定した



 WOWOW の映像が、クリアになって実に幸せだ。
 これで現在 WOWOW で放送中の今敏「妄想代理人」の画質が改善される。二話分はノイズまみれで凄い事になっているが、ま、DVD が出るまでの辛抱だ。

 映像がクリアになった事に合わせて、アンテナがデジタル BS 放送に対応した。
 ま、持ってる機器はあいかわらずアナログ BS 用のものだけなんだがな。デジタル BS に関しては、現在なお情報収集中。
 BS デジタルはともかく、スカパー110 の情報収集が面倒だ。
 チャンネルごとに有料であり、そのパックが存在しているのは良いが、果たしてパックのチャンネルはお得と言えるのか?私は映画以外のチャンネルをどの程度見るのか等々。

 部屋のレイアウト変更がまだ完了していない状況下では難しいが、配線も考えなきゃならんし。

 調べねばならんことも考えねばならんことも多い




25日 [ついに来た!!]

 ついに、アスキー「MSX ゲームリーダー」が届いた!!
 これにより、公式 MSX エミュレーター「MAS PLAYer」で、MSX のゲームカートリッジが使用できる!!

 ダンボールを開けると、本体とドライバ CD が入っていたが...ふむ。USB ケーブルは別個用意せよ、か。
 近いうちに、秋葉原で投売りしてるのを買ってくるか。
 常時動いてるわけじゃない、USB 外付け HDD ストレージで使用しているケーブルで代用。



 動きゃ良いんだ、動きゃ!!



 ドライバを入れて、接続し、さぁ、動け。
 激燃えのソフトどもよ。とりあえず、お前からだっ!



 コナミ「SOLID SNAKE METAL GEAR」(TEG/MSX2)起動!!



 通称「METAL GEAR2」。
 初代は持ってないのよ、残念ながら。

 ん〜。懐かしい!!




26日 [異常でけっこう]

 それは定時の法則。
 定時に会社を出る = 映画館に行かねばならない。


 これは法律だっ!!


 犬童一心「ジョゼと虎と魚たち」☆☆☆☆


 出来は悪くない。

 が、主人公が気に入らない

 ヒロインのジョゼが主人公に惚れるのは分かるが、彼を1年以上待ちつづける女がいるのが理解できない。
 あの男のどこが良いんだ!?


 分からん。何本か批評を読んだが“普通”なんか、あれが、そうか。


 もてなくて良い人に嫌われても良いあたしゃ異常で良い




27日 [やっぱり見やすいなぁ]

 映画館に行こうと思って家を出て、改札に立ってから電車の定期を忘れたのに気が付いた。

 気合が抜けてしまった...

 体調が万全ではなかった事もあるんだがな。
 出かける気が失せたので、部屋の大規模様替え最終段階実行!!


 15年以上変えていなかった机の位置を変更。


 これにより、PC のディスプレイが机の真正面に切り替わった!!
 実はここ数年、PC のディスプレイは机の右側に位置していて、PC の画面を見るときは横向きにならなければならないという、かなり特殊な置き方だったのだ。
 その前は、PC の机と普段使っている机が別という、やっぱり使い難い状態だったのだが、今日からはディスプレイと机とが正対できる状態となった。

 だが、しかし!!

 大規模模様替えの余波を受け、現在部屋が大混乱!!
 せめて、ベッドの上のものをどかさねば、今日、寝る場所が、無い!!




28日 [最強の脱獄映画]

 今日は映画館に!!

 ジョン・スタージェス「大脱走 <公開40周年記念ニュープリント版>」☆☆☆☆☆





 いやぁ、面白かった!!





 今週いっぱい(4月2日まで)東京は東銀座の「東劇」でやっているのだがロビーに本編でマクィーンの乗ったトイライアンフのレプリカが置いてある
 レストアしたトライアンフを、同じ外見に仕上げたんだそうだ。車検も取ってあるそうだ。

 カメラを持ってれば撮影可能。
 ロビーは薄暗いから、なかなか画にならないけど。実際、ならなかった。

 映画は最高だった。
 だが、写真が撮れていなかったのは悲しい...




29日 [悲惨なる一日]

 朝目覚めると首に猛烈な痛みが!!





 寝違えた?





 こういう時はハイベットを使っている事を後悔する。
 起きるだけでも一苦労だというのに、床まで降りねばならんのか!!



 しかしそれは悲劇の前兆に過ぎなかった。



 先日以来、寒さぶり返し故に遠のいていた花粉がふたたび飛散



 鼻水再度爆裂!!!
 (汚い話題ですまぬが、花粉症の人間には本当に辛いのだ)



 首は痛いは、花粉症で鼻はグズグズするは、(検閲削除) と、本当に散々な一日であった。




30日 [お前もか...]

 先週終了した TV アニメ「エリア88」(アスカイアクション)を見終わる

 これもなにが面白いんだか分からんかったな。

 「ガンスリンガー・ガール」もそうなんだが、最近は辛気臭い顔して真面目ぶって物語を進めるのが面白いと思われているんだろうか?
 原作では、コミカルな部分とシリアスな部分の差が、物語そのものの面白さを引き立てているというのに、TN 版ではコミカルな部分が丸ごと削除されている。
 これなら、遥か昔にあった OVA 版の方がまだ面白いと言えよう。

 それと、CG。特に爆発シーンの手を抜きすぎ。
 市販ソフトのエフェクトを、なんの工夫も無くそのまま使ってるのがバレバレ。

 脚本も演出も映像技術ももっと工夫しないと面白くならんよ




31日 [今日は長いよ〜]

 今日は有給休暇であるから映画館に行く。

 崔洋一「クイール」☆☆☆


 犬が可愛い


 以上。

 駄目ですか?
 脚本の視点が定まってない (こういう映画が最近多いな) のと、どうせ泣かせるのが目的の映画なんだから、もっとあざとく作ってしまって良いと思う。



 岩井俊二「花とアリス」☆☆☆...プラスマイナス一個が微妙
 ☆☆か、☆☆☆か、☆☆☆☆か。見方と趣味によってかなり違うね。

 「ジョゼと虎と魚たち」に続いて、この映画の男も、どうよ?
 A であるから B という仮定が成立し、以上二点から C が証明されるという、言うなれば数学的帰納法のような思考回路の持ち主であるなら、もっと早い段階で真相に気が付くと思うが、いかがだろうか?
 まぁそのあたりも含めて、ファンタジーなんだろうが。

 なお、これはさる人物の言であるが、


 「ラジオの時間」の渡辺謙 (トラックの運転手) を楽しめた人なら楽しめる


 そういう、ちょろちょろ出てくる脇役の演技を見ている分には問答無用に面白い映画であった。



 んでもって来月期待する映画ね。

 来月の一番期待は、なんと言っても
 アンソニー・ミンゲラ「コールドマウンテン」
 戦地に赴いた、たった一度のキスの相手を待ちつづける女性と、彼女の元へ脱走兵となってでも向かう男の物語。
 ノリにノッてるニコール・キッドマン主演。ちなみに彼女は、再来月には「白いカラス」も公開されます。まさに売れまくり。

 次に期待している映画は
 チャールズ・ストーン三世「ドラムライン」
 マーチングドラムの映画。「チアーズ」系列の映画だと思うが、こっちは主役が男なだけに感情移入しやすそう。あれは本当に辛いというのを知ってるし (故に判断が歪む危険もあるが)。

 「パイレーツ・オブ・カリビアン」で、アトラクションの映画化に目覚めたらいいディズニーの新作は
 ロブ・ミンコフ「ホーンテッド・マンション」
 予告編は、正直なところ、あんまり、期待できそうに無い。

 カール・フランクリン「タイムリミット」
 殺人犯としての証拠が次々と出てきてしまった男が、なんとかして真犯人を探す話。「逃亡者」系列かと思いきや、犯人として決定的な証拠が出てこない状態で話が進むらしい。綱渡り逃亡系であることは間違いないだろう。主役がデンゼル・ワシントンというのは、見に行く理由として十分。

 水島努「クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」
 昨年の雪辱なるか!?
 今でも思い出す。平日の会社帰り。劇場に10人にも満たなかったあのさびしい惨状を...

 荒牧伸志「アップルシード」
 全編トゥーンシェーダー (3DCG を 2D っぽく見せかける技術) による 3DCGA。はぁ、これなら、なんで、2D でやらんの?と思う演出がチラホラ。
 一応見に行くけど、正直なところ、期待はしてない。原作未読。

 六車俊治「恋人はスナイパー」
 見に行く気絶無であったが、先日亡くなったいかりや長介出演の最後の映画であるからして行かねばならんだろう。

 萩上直子「バーバー吉野」
 田舎のある街。ただ一軒の床屋で、小学生は誰もみな一つの髪型に仕立て上げられていた。そこに東京からの転校生が来るまでは...
 異文化コミュニケーションの話、なのか?不思議な予告編を見せられた気分でいっぱいです。

 そして、来月の邦画最大のカケが
 紀里谷和明「CASSHERN」
 あの名作「新造人間キャシャーン」の実写映画化!!てなってるけど、予告編をみる限り、きっと「CASSHERN」であって「新造人間キャシャーン」じゃないんだろうなぁ。
 東博士とか出てるし予告編で


 たった一つの命を捨てて
 生まれ変わった不死身の体
 鉄の悪魔を叩いて砕く
 キャシャーンがやらねば誰がやる


 も言ってるけど。
 すんごい不安。


 と、来月は GW 前半戦に向けて (後半戦というか本番というかは5月1日公開の映画群だろう) 映画公開がガンガン始まる。
 それまでの間に、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」の三回目とか (マジです)、「エレファント」とか「殺人の追憶」とか「テキサス・チェーンソー」とか見に行かねばならない。
 ...あれ?「ピーターパン」とか「真珠の耳飾」とか「テッセラクト」も来月公開だっけ!?

 来月は2004年最初の映画地獄戦線か!?




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