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2004年 6月
 1日 [外へ!]

 現在、無線 LAN 環境構築作業中

 正確に言えば、無線 LAN 環境は完成した。
 セキュリティも確保した。

 自室からインターネットに繋ぐための環境は整った!

 だが、インターネット接続専用 PC「月光」からのデータ移植作業がまだ終わっていない!!
 というか、まるで手をつけていない。

 果たして、メールやら各種 IM やらのデータ移植作業に何日かかるのか!?
 手間はかかるが面白くない膨大な作業が待っているとおもうと、ちょっと、気が重い...

 さて、作業の続きにかかるか




 2日 [忘却]

 すっかり忘れていたぞっ!!

 ケン・アナキン/アンドリュー・マートン/ベルンハルト・ビッキー「史上最大の作戦 アルティメットエディション」 & OVA「マクロス・ゼロ」Vol.4 の DVD 購入

 おぉ、出とるじゃないか。溜まったポイントで...行けるな。
 本広克行「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ」の DVD もついでに入手


 通常版も、国際戦略版も。


 見よ、これがヤマギワ20% バックの威力だっ!!

 まぁ今月はあと一本買う予定しかないから、そう遠くなく見終わるだろう。




 3日 [微妙だ]

 今日は映画館に行くつもりだったんだが...



 まぁ人生色々ってことで。



 そんなこんなで、昨日購入してきた「マクロス・ゼロ」Vol.4 を見る

 マクロスと三角関係が斬っても切れない縁なのは分かるが、あっけなく収まるべきところに収まりすぎていると言うべきなのか、どうも、なんだかなぁ。

 空中戦も、良く出来ていると思うが、「燃えるっ!」という方向では、あまりない。

 実に微妙な仕上がりであると言えよう。




 4日 [やはり、な]

 今日は定時だ映画館に行ける!!
 ということで、映画館へ。

 オリヴィエ・ダアン「クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち」☆☆

 前半で作り出した伏線が、有耶無耶のまま進行する後半が、いかにもリュック・ベッソンが製作に絡んでる映画。
 つまりこの映画は、ミステリー映画のような宣伝をしとるが実態はただのアクション映画
 そうでもなけりゃ、あのいい加減過ぎる脚本の説明がつかぬ。




 5日 [暴走する思考]

 本日は引きこもって DVD 鑑賞 & 取り溜めた TV 番組鑑賞。

 まず手始めに、本広克行「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ」と、本広克行「BAYSIDE SHAKEDOWN2 踊る大捜査線 THE MOVIE 2国際戦略版」を一気に見る

 なるほど、国際戦略版は、音響設計を全面的にやり直しただけあって、音の定位が格段に良くなってる。音がグルグル回るのも面白い。けどそれだけ。
 画をカットした部分は遊びの部分がほとんどだし。増えた部分もあまり意味があるとは思えん。
 どうせなら通常版の音も THX で作り直してくれりゃぁ良かったのに

 続いて、取り溜めた「ウルトラセブン」やら「宇宙戦士バルディオス」やら「妖怪人間ベム」やらを見つつ、昔の子供向け番組はなんて脚本が重たい上に暗いんだと思うも、最近の子供向け番組は見てないから知らないだけで、案外、重たい上に暗かったりするんだろうか?と思う。そーいや年始に見た「ナージャ」とやらは、泥沼の恋愛劇をやっててとても子供向け番組とは思えぬ台詞が飛び交っていて驚いたな。ふむ。そう考えると、今も昔も重たい上に暗い脚本のアニメは存在しているのかと納得し、それとは全然関係なく明日は映画館に行こうと心に誓った本日であった。




 6日 [小樽でしょ?あの廃線]

 時間設計をミスって、本日は一本で撤退。

 篠原哲雄「天国の本屋・恋火」☆☆☆

 ベストセラー小説 (私は未読だが) の映画化で、なんでも二本の小説を一本にまとめたらしいが、正直なところ、あまり美しくまとまっている映画とは思えん。

 天国と現実をもっとはっきり書き分けるために、現実部分はもっとリアリズムを追及した描写にせんといけないんじゃなかろうか?
 天国の描写も、カメラワークが統一されてないし。

 物語としては非常にベタなモノなのでそうした細かい部分で統一感を出しさりげない説明や足の付いた現実感を出してやればもっとベタに感動出来る話になったんじゃなかろうか

 なお、昨日公開であったが、すでに映画館はガラガラであった。そこまで出来の悪い映画ではないと思うんだが。


 なお、この映画の上映開始直前。「バイオハザード2」の予告編がかかった。
 最高の変化球予告編であった!!!




 7日 [本屋襲撃]

 今日も今日とて、上野駅構内の某本屋襲撃

 野尻抱介「クレギオン」3巻(SF/早川文庫) が売ってないっ!!
 1、2、4 が平積みで売ってるのに腹が立つ。
 くそう。星雲賞のための読み直しが終了し、ようやく戻ってきたというのに。近いうちに探し出さねば。

 コミック新刊に移動し、ゆうきまさみ「鉄腕バーディー」5巻(コミック/小学館)購入


 おぉ、本編が一気に面白くなってきたっ!!


 物語がはっきり見えた事ももちろんだが、これまでばら撒かれた伏線が適合してきた事も要因の一つであると言えよう。

 なお、本編の面白さに対して、巻末漫画はイマひとつだ。
 ちょっと残念。か?




 8日 [キャメロン!!]

 会社そばの某本屋で、あっけなく野尻抱介「クレギオン」3巻(SF/早川文庫)を入手し、昼休みと帰りの電車で読破した今日この頃。
 明日は通勤中に上野駅構内の某本屋を襲撃し、4巻を買うとしよう。これで発売に追いつくな。

 それとは全然関係なく DVD 発売日をチェックしていたら、ついに来た!!


 ジェームズ・キャメロン「タイタニックの秘密 3Dプレミアム版」が7月23日に発売される!!


 限定出荷らしいので、予約せねばならぬようだが、昨年の順不同ベスト3がすべて DVD で揃う感動!!
 素晴らしい素晴らしすぎる!!

 とか思っていたら、今度はもう一つの衝撃が私の耳に入ってきた。

 福井晴敏「亡国のイージス」(アクション/講談社 -文庫もあったはず)の映画化!?

 うわぁまたムチャの事を
 しかも監督が阪本順治ってのが微妙だ。公開は、来年秋、か。一年ちょっとで結果がわかるな。




 9日 [目の廻る世界へ...]

 野尻抱介「クレギオン」4巻(SF/早川書房)をバックに入れたと思っていたのに入っていなくてとても悲しい想いをした今日この頃。
 皆様、いかがお過ごしですか?

 ヤケを起こして、上野駅構内の某本屋を襲撃し今野緒雪「マリア様がみてる」(学園百合/集英社コバルト) を二冊買ってものの見事に撃破してしまい、さらに別の本屋で1冊購入して撃破。これで現在発売されている全巻を撃破となった。




 これで文句ないな、読むことを指令した方々!?




 一つの文章の中で視点が固定されてないという、特殊 (というか基本を無視した) な小説は、確かに衝撃的な代物であった。
 しかもだ、ローマンカソリックは仏教を宗教とは認めていないので、登場人物数名もとより、隣の学校とも色々と宗教的軋轢、および矛盾を抱えると思うのだが...まぁんなことは考えてないんだろうなぁ。

 なお、普通の人にはオススメしない。読むなら覚悟を決めろ!!




10日 [書を捨て...と言う人も居るが]

 本日は無事、野尻抱介「クレギオン」4巻(SF/早川書房)を読破

 これで、刊行されている「クレギオン」シリーズはすべて読破した。
 可能な限り正確な宇宙でスペオペするのが作者のやりたかった事らしいが、なるほど、見事に成功している。

 3巻の、元彗星の小惑星で展開される宇宙戦や、往々にして無視されるコリオリ力を使った4巻でのコロニー戦などは特に秀逸。

 間違いなくハード SF だが、ノリはジュブナイルなので非常に読みやすく、最近元気を取り戻してきたリアル宇宙系 SF の足がかりに未読の方々はぜひどうぞと気軽に進められる本であった。
 もちろん、宇宙 SF 好きで未読の皆々様もどうぞ。

 そういう人はチェック済みか!?




11日 [いつでも絶好調ってワケじゃねぇのよ、実際]

 今はかなり回復したが本日は体調不良の一日であった


 結果、通勤電車は行きも帰りも爆睡。


 おかげでテンションはかなり回復したが、悲しいかな致命的にネタが無い。
 本も読んどらんしネタになるような事も無かったし上野駅構内の某本屋も襲撃しとらん。

 なので、本日はとっとと終了。
 たまにはこういう日も在る。




12日 [二本立て]

 体調はほぼ回復した。
 完全回復させるためには、やはり映画力を体に叩き込むのが正しいだろう。


 映画館だな。


 まず一本目。
 カン・ウソク「シルミド」☆☆

 説明的過ぎる台詞、説明的過ぎる映像、説明的過ぎる音楽、説明的過ぎる編集。
 ちょっとわざとらしすぎる。演技の出来る役者が揃ってるだけに、非常にもったいない。



 続いては馬鹿映画。
 ローランド・エメリッヒ「デイ・アフター・トゥモロー」☆☆☆☆



 やってくれるぜエメリッヒ!!




 若干の科学的解釈に、どう考えてもオイオイそりゃぁ無理だろう?という現象を、映像で無理やり見せて「どうだ、凄い迫力だろう!?」という正統派デザスタームービー。
 こういう映画、エメリッヒは本当に得意だね。




13日 [堕落は素敵?]

 本日は自宅に引きこもる。

 ケン・アナキン/アンドリュー・マートン/ベルンハルト・ビッキー「史上最大の作戦」アルティメットエディション DVD 鑑賞

 すでに語り尽くされた感のある作品なので、いまさら内容を語るのは野暮だろう。
 DVD の仕上がりは、MPEG が苦手とする白黒映画にもかかわらず、十分に高画質と言えよう。
 さすがアルティメットシリーズ。丁寧な仕上がりだ。

 他にも、確認で一部だけ見直したり、全編見直したり、各 DVD の見てなかった映像特典を見たりと、非常に充実しつつも堕落した一日であった




14日 [燃え上がれ!!]

 これまでの例から言って、今月発売だろう!?
 と、チェックもせずに上野駅構内の某本屋襲撃。



 おっしゃ、出てる!!
 島本和彦「炎の転校生」6巻(文庫コミック/小学館)購入



 滝沢 vs ブラック滝沢の、とてもマトモとは言えない数々の迷勝負が繰り広げられるこの巻は、巻末漫画にもあるように




 「許す」という人間のもつ寛大な心をフルに活用しながら楽しむ




 のが正しいのだ!!ありえるありえないは問題ではない。
 必殺技は魂で受け止めるべきなのだ!!




15日 [失敗]

 昨日今日と、映画館襲撃作戦が連続失敗に終わった。
 悲しみに暮れる日々であると言えよう。

 仕方ないので、ネット接続専用 PC「月光」のデータ移植作業を進める
 ついに発掘されたメールソフトをインストールし、バックアップを取ったデータを元に再構築し、新パッチをインストールし...と手で書くと面倒だが、実際にはほとんどがただひたすらフォルダごとコピーなのであって、暇極まる作業であると言えよう。

 暇な作業を乗り越え、今日で事実上データ移植は完了。

 旧ネット接続専用 PC「月光」を自室に戻しマザーボードを変更しキャプチャカードをぶちこみ録画専用 PC に仕立て上げるのが次の段階であり今年の PC 環境整備計画の目玉であるがまぁ終わるのは年末だろう

 気長にやるぞ。




16日 [これは酷い]

 MISSION:01 がえらく微妙な完成度だったOVA「サブマリン707R」(海洋アクション)の完結篇(MISSION:02 だが)を見る

 ツッコミどころ満載の出来だ!!



 この手の物語に正確な描写など求めんが、作品中の描写が矛盾してるのは許されない。



 しかも、物語が終わってない!!



 「青の6号」も、途中からお笑いのごとき説教を聞かされる悲惨な内容となったが、少なくとも物語は完結したぞ!?
 途中で打ち切られた(初代「ガンダム」等)、製作資金を使い果たした(「真・ゲッター」等)、監督が亡くなった(「第08MS小隊」等)、製作者が逮捕された (「Yamato2520」等) と言った不幸の結果ではなく、最初から OVA 2巻と言っていたという事は、確信犯だと思われる。

 始末に終えぬとはこの事だ




19日 [今日は有給休暇]

 東京上野の国立科学博物館で開催中、「スターウォーズとサイエンスアート展」を見に行く
 当初、土日に行くつもりだったのだがあまりの混雑に断念。入れてもゆっくり見られなければ意味が無いからな。

 さすがに今日は空いていて、実にゆっくり見る事が出来た。

 映画撮影に使った各種道具の展示なので、あまり“サイエンス”な内容ではないが、非常に面白く見られた。
 なによりも入り口、ルーカスやらなにやらの挨拶文の展示が終わってまず最初にスターデストロイヤの模型を持ってくる演出が上手すぎる!!


 旧三部作の冒頭と同じ衝撃をまたここで味わえるとは!!
 まぁ、あの作品は映画館じゃ見てないが。


 正直なところ、現在進行中の新三部作の部分はあまり面白くなかったが (映画そのものが面白くないと言うのも一因だが、CG 製作のためミニチュアがほとんど無く、展示物が衣装ばかりというのも理由だろう。アミダラのドレスよりミレニアム・ファルコン号の方が燃えるもの)、旧三部作で使用された模型だけで十分に元は取れた!!
 なお東京での展示は20日までだがその後日本全国を行脚するらしい関東以外の方も見られるチャンスはあるぞ


 博物館を離脱し、映画館に向かう。
 本日のターゲットは、これだっ!!


 ウォルフガング・ピーターゼン「トロイ」☆☆☆☆


 数多のトロイヤ戦争の物語の中で (最大は間違いなく「イリヤス」だが)、やりたいエピソードを堅実に纏め上げた映画であり、非常に分かりやすく面白く、中盤特にだれることも無い。
 こっちのキャラを上がるとこっちが下がるとか、伏線が綺麗に処理される様など、意外性は無いが非常に上手い脚本で、群像劇をきちんと見せてくれる。

 だが、あまりにも堅実なつくりの結果特に度肝を抜かれる“ここだぁ!!”という(「王の帰還」のペレンノール野戦のごとき)必殺ポイントが無い映画になったのも確かだ。
 このあたり、ピーターゼンの“職人”監督さが裏目に出てるな。




18日 [攻撃!?回避、番号変更!!]

 先日、俗に言う「身に覚えの無い請求」というのが携帯電話に来た

 なんでも、メールを受信するとそれだけで会員登録されそれ故に金を払えという凄い理論を聞かされた

 とりあえず、相手を煙に巻きまくっていると、語調が荒くなってきて、ついには脅しが始まる。
 いや、相手の使ってるマニュアルもすばらしいねぇ。微妙に脅迫罪を適応されないような表現を駆使している。携帯電話には電子メモがついてるから、不用意なこと言うと一瞬で終わっちゃうから必至なのであろう。

 とは言え、デート商法等の詐欺に比べるとただ脅迫されているだけで格段に面白くない。
 最初こそ「ネタだぁぁぁぁぁ!!」と思ってきたが、あまりにも面倒なので「消費者生活センターに相談してから対応を考えてやるよ」と宣言。

 相手、激怒。

 まぁそうだろうね。払われなくなるの決定だもん。
 とは言え、論理的に相手を撃破することは口論の鉄則。
 怒鳴って非論理的に脅迫するのは、相手の戦意を喪失させた後でなければ逆効果であると言う基本さえ知らぬ相手と戦うのはあまりにも面倒だ。
 問答無用でブッちぎり、消費者生活センターに連絡し対応を協議


 電話を取らないのが鉄則で云々という話を聞かされたが、携帯電話の番号変更が一番確実で手っ取り速いと聞かされる
 なんてマトモな方法か!!なにかもっと意外性のある方法があるかとも思ったんだが...なんて、普通な。


 正直なところ、私は携帯電話必須!という人ではないので契約破棄も考えたが(PDA かノート PC に通信カードを突き刺して持ち歩けば、携帯を持つ意味の9割は無くなる)、無ければ無いで、色々と不都合も出るのも間違いないので断念。
 ま、番号がかなり拡散していたし(8年くらい使ってる番号だからな)良い機会だろう
 なお、番号変更サービスは2000円でおよそ10分で終了した。




19日 [Main! Main! Main!]

 朝目覚めると、どう考えても映画館に行く気分ではなかったので引きこもり決定。
 怒涛の異常事態が発生していた木曜日(昨日のネタも発端は木曜日)に購入していた、アンドリュー・スタントン「ファインディング・ニモ」の DVD を見る


 DVD 再生直後に、いきなり理解不能の仕様であることを発見。


 英語音声は 5.1ch DolbyDigitalEX のみで、日本語音声は 5.1ch DolbyDigitalEX と dts の二種類!?

 なぜ英語版 dts が入っていない!?
 通常とは逆の仕様 (普通は、英語音声が 5.1ch DolbyDigital / dts で、日本語は 5.1ch DolbyDigital) に混乱しつつ、英語版で鑑賞。
 批評はすでに書いたのでそっちを読んでもらうとして、DVD の出来について。
 水の中の濃淡や光の加減などMPEG 圧縮には過酷な映像が続くがノイズの無いクリアないかにも“デジタル世代的”な高画質な仕上がりであった。




20日 [小手先テクニックの使用反対]

 今日は映画館だ。というか、今週末で終わるって事は、今日行かんともう行く時間が無い。

 アレハンドロ・ゴンザレス・イニャイトゥ「21グラム」☆☆☆☆

 恐ろしく、というか、もはや“異常に”という言葉がふさわしいほどに凝った編集と、ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロという三人の実力派俳優の演技合戦は凄い。

 けど、この映画にそれ以上のものが見えない。

 特に、凝りに凝った編集の意味がわからん
 役者の演技がぶつ切れになっているだけじゃなかろうか?




21日 [星紅が!?]

 定時上がりではあったが、台風による強風と大雨の中はさすがに映画館に行くことは出来ぬ。
 いや、行くのは良いのだが帰る頃になって電車が止まるのはいくらなんでもイヤだ。

 帰り際に上の駅構内の某本屋襲撃。
 月刊「サンデーGX」(コミック/小学館)購入


 今月の、島本和彦「吼えろペン」


 うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!
 ままままままま、まさか仮面デスクが、仮面デスクが!!!!




 まさに衝撃の展開




 とかいいつつ、以前の恋愛劇で始まり変身ヒーロー論に落ち着いたようなとんでもねぇ変化球が待っていたりするんだろう。
 そうだろう!?




22日 [外見も微妙に似てるよね]

 さすがに連続定時は不可能なわけであり、映画館には行けないわけである。
 非常にまずいことに、金曜で終わりの映画の前売り券が一枚あるにもかかわらず、明日は女尊男卑の日。


 緊急事態であると言えよう。


 最悪、それでも無視して突入するしかない状況である。状況が許せば、ではあるがな。


 そんなこととは関係なく、本日も上野駅構内の某本屋を襲撃。
 月刊「プレミア」(映画批評誌/婦人画報社)購入


 ついに今月から構成が前面変更になった。


 ま、紙面構成はともかく、カンヌ国際映画祭の特集は非常に面白い。
 特に、「シュレック2」陣が横並びになっているその脇でなぜか手を振っているマイケル・ムーアーとシュレックの耳飾を付けて満面の笑みを浮かべているジャック・ブラック!!

 この二人の写真最高!!

 よく撮ってるよな、こういう画を。




23日 [反撃すべきだったか!?]

 電車の中で酔っ払いが追突してきた

 それは、まぁ良しとしよう。
 駅を出た直後のポイントを乗り換えるところで大きく揺れ、平衡感覚が壊れた酔っ払いがよろけることは、あることだ。
 そこそこ混雑している電車の中。人にぶつかるのも仕方ない。


 酒臭い息は猛烈に不愉快だが、妥協してやっても良い。


 だが、しかし、だ。
 なぜぶつかってきたヤツに私が怒鳴られなければならんのだ






 「なんだコノヤロウ女にモテそうもない顔しやがって!!」






 私は自分の外見が、女性にモテるなどというトチ狂った事は思っていない。
 だがしかしだ、なぜぶつかってきた中年酔っ払いのハゲ親父にこんな事を言われねばならんのだ?

 それは理解できないし、納得も出来ぬ!!

 酔っ払い相手に口論するのは無駄だとあきらめたもののこの怒りどこにぶつけるべなのだ!?




24日 [出撃!]

 よっしゃぁ!!今日は無事に間に合ったぞ!!
 ということで、会社帰りに映画館へ。

 ロブ・ライナー「あなたにも書ける恋愛小説」☆☆☆☆

 劇中劇を用いて、映画の登場人物の心理描写をさせる方法と言い、ひたすらテンポ良く進む物語と言い、またえらくスタンダードなロマコメを作ってきた。
 悪い出来ではないし仕上がりが気に入らないわけでもないが一週間もすれば忘却しそうな映画だな。

 それにしても、ロマコメに野郎一人は肩身が狭い。周りはカップルか女性しか居ない...




25日 [本気で面白いって!!]

 つーことで、今日も会社帰りに映画館に走る。



 中島哲也「下妻物語」☆☆☆☆☆



 いや、本当に面白かった。
 可能な限り短くその感想を述べよう。

オンナ










26日 [ブラウザ変更]

 使用しているブラウザを「Netscape7.1」から「Opera7.23」に切り替える
 先月発表された、次期 Netscape が、予定通り今月 DL 開始になっていればそれを使うつもりだったのだが、US 版もいまだに Beta のままという有様。


 こうなると、昨年末辺りから怪しさが炸裂していた Netscape を見限るのもやむを得ぬ。


 操作性(同じ機能でも、ブラウザによってなんでこうも違う名前なんだ) や見た目の違和感 (Opera 無料版は、右上に広告が表示される) は、そのうち慣れればどうにかなろう。


 む...一部正常に表示できないページがあるようだ。
 Netscape の時もだったがIE の併用という環境からは抜け出せぬようだ




27日 [いつも堕落しているがな!]

 諸般の事情により出撃不可能であった。

 ということで、撮り溜まった CS 放送の番組を見たり、久しぶりにナムコ「エースコンバット4 シャッタードスカイ」(PS2/シューティング) をやったり、CROTEAM「SERIOUS SAM」(Windows/FPS) やったりと、堕落した一日を過ごす

 先週のうちに市川菎「東京オリンピック」の DVD を買っておくべきだったかとも思うが、そうすると映画館には行けなかったしなぁ。

 なお、来週平日に、なんとか映画館で二本見る予定。
 そうすれば、来月、楽になる。


 はずだ!!




28日 [出陣]

 よっしゃぁ!!



(略)



 羽住英一郎「海猿」☆☆☆

 ベタながらもしっかりした脚本、カメラワークも悪くない。だがこれ、編集が今ひとつ。
 最期部隊が展開する所で編集がブツ切りのおかげできちんと空間が広がらないのが致命的
 ここをもっと上手く処理すれば、魅せる映画になったと思う。

 あと、役者ね。
 國村準と藤竜也が出てくると、画を全部持ってちゃう。役者の格の違いですな。




29日 [閉館だと!?]

 東京日比谷の「みゆき座」と「日比谷映画」が来年三月で閉館するそうだ。
 建物の老朽化に伴う建て直しだそうだ。東宝本社ビルだしな。
 正直なところ、老朽化...よりも音響設備の旧式化が目立っていた映画館だったのだが、改装ではなく、そうか、建て直しか。

 立て替えられた「スカラ座」は、昔ほどの高級感はなくなったが、映画館としては良くなったからまぁ良いか。


 って、立て替えたら映画館は設置しない!?


 おいおい。日比谷地区の大型映画館は、これで「スカラ座」のみかい。
 また大きなスクリーンが消えるそれも二つも

 次は何処が消える!?




30日 [映画戦線沸騰中]

 月末恒例来月期待する映画だ

 サム・ライミ「スパイダーマン2」
 今度の敵はオクトパス。原作とはかなり流れが違うらしいがな。
 前作に引き続いて、海外版よりも日本版キャッチが上手い。「君を守るために僕は戦う」が前作。今回は「運命さえも敵なのか。偽ることが愛なのか」。

 アントワーン・フークア「キング・アーサー」
 もしかして、中世の戦闘を真面目に再現したのか!?という、泥と血にまみれた予告編が期待をそそる。派手な画じゃないし、アーサー王伝承も日本では知名度が低いから、きっと売れないんだろなぁ。

 ティム・マッキャンリーズ「ウォルター少年と、夏の休日」
 子供と二人の叔父。歳の離れた彼らの、心の交流を画いた作品なのか?そういう予告編に見えるが。
 マイケル・ケイン、ロバート・デュバルという役者を見るだけでも価値がありそうだ。ハーレイ・ジョエル・オスメントも出てるらしい。

 フランシス・F・コッポラ「ゴッドファーザー Part2」
 言わずと知れた暗黒街映画の最高傑作の続編。ちなみに私の中では、「ゴッドファーザー」は“2”で完結って事になっている。

 アラステア・フォザーギル/アンディ・バイヤット「ディープ・ブルー」
 昨年公開され、あまりの映像にぶっ飛ばされた映画「WATARIDORI」の海版とも言われる映画。すでに予告編で、かなりぶっ飛んだ映像を見られた。
 ところでこれはドキュメンタリーか?

 プラッチャヤー・ピンゲーオ「マッハ」
 特殊効果一切無しのムエタイアクション映画。もはやそれだけで見に行く価値があると分かる映画ではないか!!ハリウッドの偽物カンフーアクションを撃砕せよ!!

 すでに燃えまくりの洋画戦線だが、邦画も中々に燃える状況にある。

 邦画の最大期待は、なんと言っても大友克洋「スチームボーイ」
 待ちに待って、完成したところが凄い。問題は9年間の間にあったであろう様々なスタッフ間の問題が表面化していないことだ。

 李相日「69 sixty nine」
 なんかとんでもない予告編だった。それだけで、見るには十分な動機だ。
 それに、そのために予告編はあるのだからな。

 中村 拓「コンクリート」
 試写会もやってないのに 2ch で上映禁止運動が起きるという理解不能の事態が発生した問題作が、劇場が変わって公開決定となった。
 んだが、これは、実は、見に行く可能性は、あまり、高くない。一週間しかやらないし。

 他にも、夏休み第一戦線の、おそるべし物量攻撃にさらされ、石井克人「茶の味」など、見たい作品は山のようにある。
 その上、上映中の映画で、前売り券を持っているがまだ見ていない映画がかなりの量ある。
 「ハリー・ポッター」「パッション」「四人の食卓」「ブラザー・フッド」も行ってないっ!!

 この圧倒的攻勢に、どこまで対応できるのか!?
 嬉しくも絶望的な闘いは、すでに始まっている!!




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