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2002年 6月
−30日−
 ふわはははははははは。
 祝!!W杯 ブラジル勝利!!やはりサッカーは攻撃だ

 W杯決勝は、昨日購入した MTV2000 で見ていたのだが、WinTV-PVR for PCI とは比較にならぬ圧倒的高画質だ!!
 いじりがいのありそうなカードである。
 てなことで今日の本題来月期待する映画だ!!


 6月がすごいことになっていたからその反動だろうか?メジャー系では“これぞ!”という作品が少ない。変わりにミニシアター系では注目作が多いんだけどな。

 メージャー配給でまともに期待しているのはバリー・ソネンフェルド「MIB2」
 言わずと知れた「MIB」の続編。トミー・リー・ジョーンズのすっ呆けた表情の予告編が最高。あのデコボココンビをまた見られれればそれで良いや。

 ジョージ・ルーカス「スター・ウォーズ エピソード2」
 言わずと知れた映画であろう。実はまったく期待していない。だって「エピソード1」見ちゃってるんだぜ?あれを見た後で、はたしてなにを、どう期待せいというのか?

 ミニシアター系、というか映画的に一番期待してる作品がロブ・シッチ「月のひつじ」
 南半球最大のパラボラアンテナを持つ田舎町が、「アポロ11号」の月面着陸を中継することになったからさぁ大変!!という話。

 ジョン・カーペンター「ゴースト・オブ・マーズ」
 もうこの作品になにを言えというのか!!ジョン・カーペンターの新作。これ以上に語る必要は全く無いだろう。内容は、火星で西部劇らしい。
 ある意味で一番期待している作品と言える。

 サイモン・ウェルズ「タイムマシン」
 H.G.ウェルズの名作「タイムマシン」の映画化。主役がガイ・ピアーズってのがすごいんだかすごくないんだか分からん。ところで H.G.ウェルズや J・ウェルヌ、A・アシモフを知らない人が増えてるって本当なのか?

 ミルチョ・マンチェフスキー「ダスト」
 内容は全然知らない。ただポスターが妙に気に入ったから見ようかと思う。

 崔在銀「オン・ザ・ウェイ」
 これもポスターに惹かれて見ようかと思った映画。本当に板門店 (韓国と北朝鮮の間にある国交?施設。「JSA」の舞台としても登場) を使って映画撮影をしたドキュメンタリーだとか。

 錦織良成「白い船」
 島根県であった (現在進行形?) 実話ベースの映画。海辺の小さな学校で、生徒が見つけた沖を行く白い船を巡る物語だとか。
 予告編の映像が奇麗だったから行ってみようかと思う。

 曽利文彦「ピンポン」
 松本大洋のコミックを映画化。
 内容は知らん。予告編を見ていると「少林サッカー」をピンポンでやったのか!?という感触を受ける。馬鹿映画、万歳!


 他にもウィルゴット・シェーマン「私は好奇心の強い女」や、もう始ってしまっているがランダル・ウォレス「ワンス & フォーエバー」なども見たいし、来月も見たい映画は盛りだくさんだっ!!


−29日−
 ほぼ一年前に苦汁を飲まされた PC 製品がある。ここに私は復讐を成し、本会を遂げた!!


 ビデオキャプチャカード(TV 放送やビデオなろのアナログ映像素材をデジタル化するためのカード)canopus MTV2000 購入!!!


 くぅぅぅぅぅぅぅ!!!
 ATI TV-WONDER、SK-net WinTV-PVR for PCI に続く参代目のキャプチャカードである。
 これでギリギリ一杯。これ以上を目指すと、もう手の届く価格の製品にはない。

 てなわけで、現在カードを入れるついでに環境の全面再構築作業を実施中。
 さらばだ作業に戻らねばふわははははははははははっ!!!


−28日−
 今日も会社帰りに映画館。
 定時でダッシュで帰ると映画館ってのがバレバレですな。
 デヴィッド・マメット「ザ・プロフェッショナル」☆☆☆☆
 老練なプロの強盗の話しなのだが、観客も登場人物も掻き回す騙し合いの展開は非常に面白い。
 盗みのシーンも、古い定番な撮り方ではあるが、最近の早いカット回しでなにを撮ってるんだか分からないのになれると、むしろ重厚で面白いと感じるほどだ。
 惜しむらくはこの手の映画の定番を行く展開のためラストが見えてしまうってことか
 それにしてもジーン・ハックマンはカッコ良い。


−27日−
 会社帰りに映画館。
 いかど私と言えども、休日や金曜の夜にロマコメを見に行くのは抵抗があるのだ。肩身狭いのよ、ホント。
 ジェームズ・マンゴ−ルド「ニューヨークの恋人」☆☆☆☆

 メグ・ライアンは本領発揮としてワイルド系俳優のヒュー・ジャックマンが英国公爵というのはちょっと無理がある (騎士ならともかく、公爵じゃねぇだろ) が、他はまずまず。
 笑える部分とシリアスな部分のテンポも良い
 問題は、キーになってる写真だな。あの作り方だと、あの写真があぁいうデキになる分けないということだ。

 ついでに、ヒュー・ジャックマンは乗馬できるのか?ほとんど吹き替えだと思うが、何カットかは吹き替えでは出来ないし、合成したとも思えぬカットがあった (合成したとしか思えぬカットもあったが) のだが。


−26日−
 「サンダーバード DVD コンプリート BOX Vol2」購入
 「スタートレック」(は買ってないが) も「スペース1999」(1st だけ買った) も「サンダーバード」も DVD が出た以上、あと海外 SF ドラマは「謎の円盤UFO」の DVD 化を待つばかりだな。
 時期未定で発売予定になってることはなっているんだがな、年末から来年頭だけは勘弁して欲しいものだ。
 黒澤明監督の映画が次々に DVD になるのはもちろん「ロード・オブ・ザ・リング」や東映の「宇宙刑事三部作」(ギャバン、シャリバン、シャイダー)まで出るのだ
 もう全部買うのはあきらめたが (宇宙刑事三部作は初回限定が付く巻だけ買うことになろう)、ギリギリ限界まで買うつもりなのだ!!

 と、まぁ、嬉しい悲鳴を上げてみたりする今日の夕暮れであった。
 ふっふっふ、ブラジル勝利。祝!!決勝進出!!


−25日−
 映画批評誌「プレミア」購入
 今月の表紙は、先月に続いて「エピソード2」なのだが、とても良くない。特にナタリー・ポートマンがカッコ悪い。
 今月最大の読みどころは筒井和幸が己の監督作品を批評した文章



 短く言うのであれば、自我自賛!!



 五点満点の作品批評で、「岸和田少年愚連隊」4.5点はまぁ良いとして(たぶん、井筒作品の中で一番面白いし)、「のど自慢」4点「ビッグ・ショー!ハワイに唄えば」3点というのはどうだろうか!?
 「のど自慢」は“毒を盛ってないところ”“でも反省してない”と評してみたり、「ビッグ・ショー!ハワイに唄えば」など、“プログラムピクチャーとしてようできとる”らしい。

 人の映画の批評もトンチンカンだが、自分の映画もトンチンカンに見ているらしい。
 こらまともな映画を撮ること出来んわ。
 なんでも新作の製作を始めたらしいのでね、楽しみだ。どんな映画を作ってくれるのかな?


−24日−
 「アナザー モンスター」購入 & 読破
 昨年完結 (あれ?今年か?) したコミック浦沢直樹「モンスター」の副読本。
 コミックを“実際にあったこと”としてとりあつかい、事件を調査したジャーナリストのドキュメンタリーレポートという形をとっているのが特徴
 後書き含めて、全部を完全にそれで統一しているのは見事。見事だけど“この本はフィクションである”という一文が少なくとも分かるところに入ってないのは危険じゃないか?よく出来ているだけに。
 冒頭に一文入れるべきだと思うけどなぁ。「宇宙戦争」のラジオドラマだって、冒頭に一言あったのに全米を恐怖のどん底に叩き落した (のって有名だよな?私の友人連中が異常なだけか?) のになぁ。

 ちなみにコミック中に出てきて、その後作者が忘れたとしか思えない「ヨハンが多重人格では?」という疑惑は一瞬ある。
 あんまり説明になってない。


−23日−
 今まで、映画祭以外では一日二本(映画館で)としてきたがどうやら私の知人達は一日三本くらい見ていると思っていたようだ(
具体例)。
 ふふ、やはり期待には答えねば!!
 違う、違うぞ!!来月 SF 大会でつぶれる日程を考えると、ギチギチまで積めこまないとエライことになりそうだから先手を打ったわけじゃない。そうじゃないんだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 森田芳光「模倣犯」☆☆
 原作とぜぇんぜぇん違う話になってますな。変えるのはともかく、こんな風に変えるんであれば、プロットレベルで作り直すことをお勧めします。犯人が原作より馬鹿なのは致命的
 あとネットの話とか出てくるけど、脚本を書いた奴の知識が中途半端だったらしくかなりいい加減ってのが気になる。
 それでも山崎努はすばらしい演技を見せてくれます。

 カン・ジェギュ「銀杏 <いちょう> のベッド」☆☆☆
 「ゴースト ニューヨークの幻」で引き裂かれたのが歴史に、時間に、運命に!!って話にしてもっとシリアス (要するにウーピー・ゴールドバーク的キャラが居ない) にするとこうなるかも。
 要するに、B級恋愛ファンタジー

 パク・チェヒョン「燃ゆる月」☆☆☆
 「銀杏のベッド」の続編ってことになっているが、テーマ以外の面では繋がってない。
 かと思ったら最後のシーンが、微妙に、繋がってる?
 登場人物がシーン ()へたするとカットで) ごとに繋がってないのが違和感バリバリ。服装とかじゃなくて、シーンが変ると怪我が治ってたりするのよ。宇宙戦艦ヤマト的キャラクタとでも言おうか。
 物語は...ものすげぇB 級アクションファンタジー。チャンバラシーンは中々迫力がある。

 一つ疑問なのは、キーワードとして出てくる銀杏。
 前の「銀杏のベッド」から繋がっているだけなのだろうか?それとも日本の桜みたいに、韓国の文化的に特徴のある木なのか?


−22日−
 韓国の快進撃が続いている。いったいあの国に何があったのだ!?隣国ということで頑張って欲しいね。
 ま、私の嫌いな一部ヨーロッパ勢 (防御中心でカウンター攻撃ばっかりな国々) が壊滅的なのは非常に嬉しいのだが。
 やっぱりサッカーは攻撃!!!頑張れ!王者ブラジル!!

 「サンデーGX」(月間コミック雑誌)購入
 う〜む、島本和彦「吼えろペン」は最高に熱い主人公の出番が少ないためか、ぶち切れた“灼熱”がない
 それでも十分に熱いのが恐ろしいと言えば恐ろしいのだが。

 熱さとはちょっと違うが、作者自ら銃撃戦漫画を名乗る、伊藤明弘「ワイルダネス」(これはなんでこんなに休みが多いのかねぇ)、よりも広江礼威「ブラック・ラグーン」(やっぱり銃撃戦漫画!?)の方が面白くなってきてる!?
 それとも戦うメイド(三つ編、眼鏡にメイド服という完全装備)に燃える要素が!?
 傘の柄に銃を仕込んどるのまでは予想できたが、ケプラーで防弾まで兼任させるとは思わんかった。
 とどめは、去り際にスカートからバラバっと撒き散らされる手榴弾だな。


−21日−
 W 杯だが、ブラジルが準決勝に進んだようだ。ブラジルの攻撃型サッカーが好きな私としては、とても嬉しい。

 ギレルモ・デル・トロ「ブレイド2」☆☆
 デル・トロの独特の美術センスはすごいしかし肝心のアクションシーンは今一つ
 「ミミック」+「スパイダーマン」+「ブレイド」って感じだな。

 あいかわらずウェズリー・スナイプスの動きは、「グリーン・デスティニー」でチョウ・ユンファが空を飛ぶシーンで感じた“ドッコイショ!!”というのと同じというあたりもな。
 要するに動きが重い。速度ではなく力での殴り合いを見せればもっと面白いと思うんだけどね。
 あるいは速度 vs 力の殴り合いせっかく至宝ドニー・イェンがいるんだしさ。


−20日−
 佐藤信介「修羅雪姫」DVD 購入
ここでも書いたとおり、買った理由はドニー・イェンのアクションシーン。

 DVD ネタで、これだけは言っておく必要があろう。
 ピーター・ジャクソン「ロード・オブ・ザ・リング」DVD の日本発売日が決定した。
 米国版同様二種類出るようで、一つは10月2日に出るコレクターズエディション(通常版?)。劇場公開版と同じ本編178分で、本編ディスク + 特典ディスクの二枚組で 4700円。
 もう一つは、12月4日に出るスペシャルエクステンデッドエディション(ディレクターズカット版?) と名付けられた、本編208分の特別編と二枚と、メイキングや未公開映像などを納めた特典ディスク二枚の四枚組みの9800円。
 豪華版を二ヶ月遅れで出すことを宣言したポニーキャニオンさんは商売上手い!!
 「マニアは二枚とも買えっ!!」と堂々と語るようなこの手口!!もう口車に乗ってやる!!
 ま、時期からして黒澤明の DVD-BOX のポイントキャッシュバックと組み合わせると、両方とも格安で買えそうだからだけどね。


−19日−
 ちょっと前の話になるが、相互リンクしている
MAS の Webの解析によるとヒットの多いテキスト系サイトの共通項として

・毒を吐いている
・下ネタ満載だ
・カミングアウトしている

 があるんだそうだ。
 なるほど。残念ながらデータ的根拠が明示されていなかったためその客観性などは不明だが「確かに」と思わせるものがあるのは確かだ。
 この解析が正しいとすると、フム。
 毒は吐いているしカミングアウトもしている。
 我が Web に足りないのは下ネタかっ!!!

 と思ったのだが、私に下ネタは書けん!!
 エロゲの話し書いてもシナリオの完成度に話が行っちゃうような人間なんだ、私は。
 「男女を追わず一人で劇場に行くのは危険」と書かれるピンク映画に行く気は無いし、ロマンポルノは事実上壊滅 (Vシネという形で生き残ってはいるようだが) してるし。
 もしそれらの話を展開したところで今までの映画批評と同じ文章が完成するのは目に見えている

 ということでこの Web は、毒を吐きカミングアウトしたテキストページとしてこれからも行くぞ。


−18日−
 やっぱりワールドカップで日本は負けたなぁと思いつつ、それとは関係なしに、悪いのは全部雨なんだチクショォ!!という思いで一杯の今日この頃。

 ここでもずぅっと応援しつづけている hiroma の舞台次回は7月11日〜15日だそうだ
 11日から15日!?
 今年の SF 大会は13日〜14日場所は島根県玉造温泉。がっつりぶつかっとるじゃないですか!!
 私は12日の寝台特急「出雲」で旅立ち、帰ってくるのは17日の朝到着の「サンライズ瀬戸」。
 体力を考えると11日の夜と言うわけにも行かぬ。

 ということで劇団の皆々様今回私は行けませぬ申し訳無い!!

 ついでに言うと12日〜16日までの間、Web の更新は凍結される。
 まだ一月近く先の話なので、直前になったらまた言うがな。


−17日−
 偶数月。ということで「電撃hp」(隔月誌) 購入。
 なによりも先に秋山瑞人「イリヤの空、UFO の夏 水前寺応答せよ(後編)」読破

 ここまで凄まじい展開だと、なにも言えん。
 より正確には、何を言うべきなのか語るべき言葉が見つからん
 そのくらい強大な衝撃を与えられた。
 伝わってくるあまりの恐怖に先を読むのが怖いような気さえしてきた


−16日−
 SF 大会まであと一ヶ月を切った今日この頃。プログレスレポート3号が届いた。
 そんな今日の一日皆様はいかがお過ごしましたでしょうか?

 私は本棚の整理をしようとしたらゆうきまさみ「機動警察パトレイバー」の全巻一気読破を始めてしまい、気がつきゃそれだけで一日が終わっとりました。
 他にも本を読んでたんですがね。

 つまり、なんと言いましょうか。
 私は一日ずぅっと読書してました。はい。部屋の中は...はい、本棚の整理の途中という凄惨な状態で時が止まってます。
 悲惨なことになっとりますな。


−15日−
 小津安二郎の名作「東京物語」がTV ドラマでリメイクされるとか


 ごく平穏な家庭を、あるいは日常を描く小津映画のリメイクが成功するとはとても思えん
 その失敗しそうな状況に輪をかけそうなのが、配役。
 主人公の老夫婦を演じるのが宇津井健と八千草薫 (オリジナルでは笠智衆と東山千栄子) というのはともかく娘役が松たか子というのは激しく納得できぬ
 だってオリジナルで演じていたのは日本映画界随一の美人女優として有名な原節子。
 原節子と松たか子では、だいぶん役者としての方向性が違うと思うのは私だけなのだろうか?

 あ、脚本も“現代風にアレンジ”されるんだそうな
 
 カメラアングルや演出は絶対に真似できない以上、こりゃぁどこも期待できんな。
 く、名作の駄作化がここでもおこるのか。


−14日−
 日本の決勝トーナメント進出に狂喜しつつ、今日も映画館へ。
 マイケル・マン「アリ」☆☆☆☆☆
 ただし、あくまでもアリの半生をその思想面から追いかけた映画なので、“ボクサー”アリのファンが見るとギャップを感じるかもしれん
 また、アメリカの抱える人種差別問題や宗教問題。そしてその歴史をある程度知らないと、根本的に物語が理解できない危険がある。
 マルコムXや、まさに一瞬しか出てこないがキング牧師も出てくる。何の説明もなしに。

 他はすごい。いや、本当に。
 アリを苦悩し矛盾を抱えた人間として、神格化することなく描いているし、その語り口がものすごく冷静。
 マイケル・マンは上手い監督だと思うし、ここまで体を作りこんだウィル・スミスもすごいね。予想以上によく出来た映画であった


−13日−
 武田康廣「のーてんき通信」購入 & 読破
 作者はエヴァンゲリオンの仕掛け人の一人として、ガイナックス取締役総括本部長として、そして SF ファングループ連合会議議長を勤めた (16年ほど勤め去年退任) 人物として知られている。
 ガイナックスの、驚異的素人体質の話や、「おいおい大丈夫なのか!?」と思わざるを得ない話しや、自主製作ヒルムの製作裏話はもちろんだが、一番面白かったのは SF 大会の運営話!!
 スタッフの方は大変なのですね。の一言に尽きよう。

 とか思って帰宅すると、おぉ!今年の SF 大会「ゆ〜こん」のプログレスレポートが届いているじゃないですか!!今年からは参加者として楽しむのだろう。
 夏が来るぞ!!!


−12日−
 久しぶりに THE BLUE HEARTS の「夜の盗賊団」を聞いていたら無性にプラネタリウムに行きたくなっている今日このごろ



 プラネタリウムみたいな 満天の星空の下
 レンタカーで走りながら 流れ星をたくさん見たよ



 って歌詞だから、プラネタリウムじゃなくて本物の星空の方が良いのだがな。
 梅雨入りしたこの時期じゃ、月齢と天候の好条件が重なる日というのは難しい。次の日も考えるとどんどん難しさが重なる。となるとプラネタリウムで満足するしかなかろうと思うのだ。

 問題はそのプラネタリウムだ。前なら渋谷の五島プラネタリウムに行っていたのだが、無くなってしまったしなぁ。


−11日−
 私は B 級映画が大好きだ。だからこの映画も大好きだ!!
 チャック・ラッセル「スコーピオン・キング」☆☆☆☆

 一言で言うとザ・ロック燃え!!
 展開が王道?だからなんだ。
 結局アクションだけじゃねぇか?だからなんだ。
 それが B 級アクションだ!!!

 ところで雑魚にロックボトムは反則、むしろ犯罪のような気もするのは私だけか!?


−10日−
 フィリップ・ノイス「パトリオット・ゲーム」の DVD 購入
 ふふん。これで現在出ているジャック・ライアンシリーズの DVD はすべてそろった

 夏に公開される、ジャック・ライアンシリーズの新作「トータル・フィアーズ」(全米で現在公開中) になんとか間に合ったようだ。
 とは言え「トータルフィアーズ」は製作陣営がまるで違うからなぁ。
 なんでも原作者のトム・クランシーが今までの映画の出来に御立腹で、業を煮やした結果だとか。
 まぁ原作と違ってアクション色の強い作品に仕上がってしまっているからね。
 これで「トータルフィアーズ」がどうなるかが、見物だな。
 クランシー自身が製作・総指揮を勤めているんだから、主演が「パールハーバー」ベン・アフレックでもまともな映画に仕上がっているに違いないよ!!


− 9日−
第 二 次 更 新
祝!!日本勝利!!

 Jリーグになる前。
 まったく人気の無かった日本リーグ時代からファンをやっている私のような人間からすると、ここまで嬉しい勝利はいまだかつて無い!!!
 私は今、猛烈に感動している!!!!


− 9日−
 ジェシー・ネルソン「アイ・アム・サム」☆☆☆☆
 プロットも役者も音楽も完璧観客を泣かせる要素は満載
 けど、こんなにテクニックを駆使して作る必要はどこにもない。
 泣かせの内容なんだからもっと素直に、あるいは露骨に泣かせるように作ってしまえば良かったのだ!!

 なお、今日は一本のみ。
 なぜって?二本見たら日本 vs ロシアに間に合わないからな。


− 8日−
 気温の上がる今日この頃。まだ6月なのになんでこんなに暑いんだ!!
 私は暑いのが大嫌いなんだっ!!!!

 と思いつつ「惑星ソラリス」の DVD を見る問答無用の☆☆☆☆☆。偉大な SF 映画だよな、これ。
 今度、ソダーバーグ監督キャメロン脚本でリメイクされるらしいが、この2人のことだ、全然違う作品になるに違いない。
 「猿の惑星」のような悲劇が繰り返されないことを祈ろう

 あ、クロアチアがイタリアを撃破した。
 さすがにブラジルと中国ではお話にならんかったか。


− 7日−
 最近眠りが浅い
 夜、ふとしたきっかけで目覚める。
 体が夢に反応して急激に動いて目覚める。

 これもきっとストレスだそうにちげぇねぇ!!
 ストレスならば対処方法は簡単だ。ようするにたまった鬱憤を晴らしてしまえば良い。酒飲んでも晴れなかったのであれば底抜けに馬鹿な映画で吹っ切る!!
 チャウ・シンチー「少林サッカー」☆☆☆☆☆

 大爆笑!!!
 これぞ笑撃の作品だ!!
 冒頭の「2001年宇宙の旅」のパクリで私の心を鷲づかみ。あとはもうラストまで笑いっぱなしでしたぜ!!
 一番燃えるのは、ゴルキーパー。まさかリー先生とは!!

 まさにこの映画は





「考えるのではない!!感じるのだ!!!」





 と言ったところか。
 それにしても、あのチームがワールドカップに出てなくて良かった。試合相手のチームは死人で埋まりますぜ。


− 6日−
 あずまきよひこ「あずまんが大王4」購入 & 読破。ちなみに最終巻。説明しておくと、学園 (?) 四コママンガ。
 正直言うと4巻の前半は、面白いと感じるものは少なかった。最終巻にしてコケたのかと思うほどだった。
 んが、中盤戦二学期入ってからは爆笑の嵐!!
 最後の卒業の部分では、ちょっと、ホロリとさせられるものもあった。
 う〜む、終わってしまったのが残念だ。


− 5日−
 銀座の松竹セントラルが消滅すると聞いた時私は「あっそ」と思った
 思い入れが無かった映画館というわけではないが、古い大型劇場の欠陥を集めたような劇場だったからだ。立て直しが無い、と聞いた時こそちょっと寂しかったがそれ以上では無かった。

 有楽町の日本劇場が改装されると聞いた時私はあまり衝撃を受けなかった
 大好きな劇場ではあったが、改装だし、改装後に劇場規模が変らないと言うことを知っていたし、建物そのものを建て替えない以上、中身がそう変らないのも容易に想像できたからだ。
 実際中身はほとんど変ってなかったし(座席が一回り大きくなったのと、音響が変った程度)。

 日比谷スカラ座が建て替えられると聞いた時、私は心の底から悲しかった
 大好きな劇場だったからだ。高級感漂う赤絨毯、広いロビー。たしかに前時代的な大型劇場だったのかもしれないが、そこには映画館の持つ優雅さがあった。と思う。
 建て替えられて、良くも悪くも最近の映画館になってしまったのは返す返すも残念だ。だが、まぁこれも時代の流れか。

 だがしかし、今回受けた衝撃はそれまでのものとはワケが違う
 都内に現存する数少ない大型旧式映画館。赤絨毯。広いロビー。そしてなによりも巨大なスクリーン!!(まぁもっと大きなスクリーンは存在するが)
 渋谷東急文化会館 1F。渋谷パンテオンは都内で最も好きな映画館なのだ。
 なのに東急文化会館解体だぁ!?来年6月で閉鎖だぁ!?立て直しの予定は(少なくとも今のところ)無しだぁ!?
 ここ数年の名画座系映画館の閉鎖や、大型映画館の改装、改築、立て直しの中でも最強の衝撃だ!私は今、猛烈に悲しい!!

 これは心配事なのだが、東急系映画館は、都内の映画館を一気に四館も失って大丈夫なのか!?(渋谷東急文化会館には4スクリーン入っている)


− 4日−
 「サンキュー、ボーイズ」の批評はてっきりもう上げたつもりだったのに、上がっていないことに気がついたのは昨日。
 書き上げた記憶はあるのだが、書き上げた文章が見つからん!!
 まさかミスって消した!?てなことで書き直す。しばし待たれよ。

 それにしても最近は不幸が続いている
 Windows98 の調子は悪いからそろそろ入れなおさにゃならんし、キーボードの音が微妙におかしいから、予備のキーボードを買わねばならんけどキータッチが気に入るキーボードが見つからんし、探している本の一冊は絶版で版元にも無いと言われるし。

 最大の不幸は今日の日記のネタがこれくらいしか書くことがないってことか!?
 ずいぶん軽い不幸ばかりだと言う説も、十分にあるが。


− 3日−
 とある本を探しつつ、東京駅八重洲南口歩いてすぐの八重洲ブックセンターを襲撃
 主目的は発見できなかったものの、次の目標は発見。監修:栗原亨「廃墟の歩き方」購入
 “歩き方”とあるように、廃墟探索などについても書かれているが、実在のあるいは実在した廃墟の紹介がメイン
 廃墟探検の Web サイトはいくつか知っているが...などと思っていたら案の定と言うかなんというか、そういうサイトの人々が作った本であった。
 だからいくつか見たことがあったのか!などと納得しつつ、眺める。
 残念ながら、本に掲載されている写真のほとんどがモノクロのため、廃墟に特有の崩壊した美しさ、あるいは不気味さと言うものが伝わりにくいのが欠点。

 それにしても、過去に行ったことのある場所が閉鎖され廃墟になっていてこうした本に掲載されているとなんとも感慨深いような感慨深くないような


− 2日−
 昨日の更新はなかった。
 だって帰ってきたのが午前3時だったんだもぉん。呑んどったんだもぉん。呑んですばらしく下らない話しで盛り上がっとったんだもぉん。
 「千と千尋の神隠し」は18歳禁にすべきだとかそーゆー話ししてたんだもぉん。

 んでもって昨日見た映画。
 ジョン・マクティアナン「ローラーボール」☆☆
 ただの駄作。ただ、救いと同時に悲劇だったのは、画がそれなりによく出来ていたってことなんだろう。
 あまりにもステレオタイプな悪役のジャン・レノは放っておくとしても、主人公がただの馬鹿なのは致命的。「ハムナプトラ」じゃねぇんだから。

 ボアズ・イエーキン「しあわせ色のルビー」☆☆
 宗教と人生、宗教と恋愛、宗教と性欲など、面白くなりそうな素材なのにそれらを生かしきれずに自滅。
 結果、レニー・ゼルウィガーは可愛いねという他コメントのしようがない作品に仕上っている


 シリーズ映画館にいた迷惑な客(嫌なシリーズだな)。
 映画を見ながらメモを取るのはやめましょう。紙の上をペンが走る音はけっこう五月蝿いです。集中力を削ぐには十分に。
 それもシャーペンでやるのはあまりにも常識はずれです。カチカチ五月蝿いです。
 どうしてもメモを取りたいのであれば、キャップ式 (プッシュ式は犯罪) のボールペンで腕に取りましょう。音はほとんどしません。
 映画を見ながら物を食うのはできるだけ避けましょう。音を立てて噛み砕く物を食うのはできるだけではなくやめましょう。ものすごい迷惑です。
 途中で席を立つなとは言いません。けど、ドタドタ音を立てて走って外に行くのはやめましょう。五月蝿いです。
 誤るときはせめて顔を上げましょう。自分の荷物を整理しながら誤ったって謝ってるようには見えません。
 注意されたからと言って不機嫌になるのはやめましょう。悪いのはあなたです。
 捨て台詞に「たまにしか映画館で映画を見ないクセに偉そうな」とか言うのはやめましょう
 本数を見てれば偉いってもんじゃありません。もし本数が多いほうが偉いと言うのでも、今年に入ってから10本目って程度で偉そうに言うのはやめましょう。
 世間にはあなたよりもっともっと狂ってる人間がいるのです。たとえばここに。



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