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新日記

2006年 3月

 
 1日 [購入 & 予約]

 やや遅れたが、TV アニメ「交響詩篇エウレカセブン」8巻の DVD を購入

 ここにまた、見ていない DVD が増加する事となったと言えよう。
 ついでに、月末発売の NAMCO「ACE COMBAT ZERO」(PS2/シューティング)の予約もする。
 先日のコンポとこれまでの買い物で、ビックポイントがたまっている。
 これで一円も払わずに入手することが出来るだろう。

 さらにさらに。

 日曜に購入する予定で購入していなかった、FM ラジオ用のアンテナケーブルも購入
 とりあえず、これから繋ぐか。



 
 2日 [本の大量処分検討中]

 上野駅構内の某本屋襲撃。
 月刊「NATIONAL GEOGRAPHIC」(日経BP/自然科学)購入

 今月から紙面構成が変わった、ということだが、言うほど変わったようには思わぬ。
 以前、月刊「Newton」(ニュートンプレス/自然科学) の紙面が変わったときは、その変わりように数ヶ月は違和感が消えなかったが故に。

 今月は「悩める野性の王国 アフリカ・セレンゲティ」と、「カリフォルニアの豊かな生態系」という第二特集 (第一特集は、人類の起源を追う「人類の大いなる旅」) で、自然保護と、その影で犠牲になる人や物を追っている。
 自然と人間の調和はかくもむずかしい。

 そのあたりを、酷くいいかげんに扱った杉山慶一「銀色の髪のアギト」のスタッフに、ぜひ読ませたい特集であるといえよう。



 
 3日 [不幸最低拳]

 朝方、銀行に行った時から、今日一日の不幸の連続攻撃が始まった。
 いや、もしかしたら朝寝坊した瞬間から、今日の不幸が始まったのかもしれない(どう考えても自爆だが)。

 振込みやらなんやらを済ませ、「二千円札使用促進委員会」会長(会員は私だけだっ!)として当然のように両替機へ
 千円札を数枚入れたとき、その悲劇は起きた。

 エラー画面ですとぉ!?

 くっ!そうまでして私に二千円札を使わせたくないというのか!!
 これはもう、陰謀に違いない。
 二千円札を普及させまいとする国家の陰謀だっ!!

 などという狂った妄想を思い浮かべていると、時間がどんどん進んでゆく。
 おーい、あたしゃこれから仕事なんだけどな〜(行員はもう仕事中なわけだが)。

 結局職場に駆け込むこととなる。
 間に合ったとはいえ、まさしくギリギリであった。


 くそう。上野駅構内の某本屋襲撃を諦めてまで作った時間なのにっ!!


 次の惨劇が起きたのは。
 仕事を終え帰り際のことだった。

 山手線運行停止ぃ!?


 あの〜、終電まであんまり余裕無いんですけどぉ...

 結局、最後の乗り換えでダッシュ!!!

 これぞまさに不運の日。
 誰かが私に仕掛けたのか、必殺技「不幸のどん底」を!?



 
 4日 [悪魔降臨]

 風邪が直り、その残滓たる喉の痛みも治まり、咳も見事に止まる。
 体調回復だっ!!!

 と、喜べる季節ではないのだ。
 現実は厳しいのだ。

 そうだ。
 もう、季節なのだ。


 小さい悪魔が宙を舞う、あの季節なのだ!!!


 目がかゆいっ!!
 クシャミが止まらないっ!!
 鼻水が爆裂するっ!!

 くそう。
 来たな花粉症!!!!



 
 5日 [不完全燃焼の弐連続]

 青山真治「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」が、一昨日金曜日で終了していることに今朝になって気が付いた。

 なんてこった。
 今年一枚目の紙屑が生まれてしまったじゃないかっ!!

 やはり先月末の体調不良が祟っているな。
 ただでさえ、今月は映画 (やらなんやら) が詰まっているんだ。これ以上、紙屑を出さぬよう、気をつけねばならん。

 などという事を思いつつ、本日は映画館へ。
 花粉症の薬はしっかり飲んで。

 風邪は自然治癒を目指すが、花粉症はそういうわけに行かんからな。

 とりあえず一発目。

 キム・ソンス「美しき野獣」☆☆

 正義のためには非合法の暴力もやむをえないという警察官と、法の中でならなにをやっても良いという検事によるマフィア追跡劇。
 香港ヒルムノワールをよく研究しているなぁと思うし、それがやりたかったことだというのも分かる。
 なのに終わり間際で「ゴッド・ファーザー PART3」ってのはどうしてよ?
 脚本も伏線を回収できていない。それとも回収できなかったから皆殺しにしたのか?
 どっちにせよ、これじゃ駄目。

 続いて、これはこの金曜日で終わる映画。
 ジェラール・ピレス「ナイト・オブ・ザ・スカイ」☆☆

 副題は「ミラージュ最高!!ミラージュ最強!!」
 物語は特に無い。

 突っ込みどころが多すぎて説明する気になれない、が正しいか。
 日本でも航空自衛隊と手を組んで、原作:史村翔/作画:新谷かおる「ファントム無頼」を F15 で実写映画化...って、新谷かおるが、F15 や F18 が嫌いって話が本当だと無理だな。

 不完全燃焼極まっているが、本日は二本で撤収。
 「シリアナ」も「ミュンヘン」も「PROMISE」も、来週に持ち越された。



 
 6日 [キングコング]

 日本で出ているメリアン・C・クーパー/アーネスト・B・シューザック「キングコング」(念のため書いておくがオリジナル版の事だ) の DVD は、安価だがデジタルリマスタされていない、画質の悪い代物である。
 見るだけなら十分であると言えるが、見ていて悲しいのも事実。

 だが、しかし。

 北米ではデジタルリマスタされた DVD が出ているというじゃないかっ!!

 という事で、北米版メリアン・C・クーパー/アーネスト・B・シューザック 「キングコング」の DVD を入手
 米 AMAZON で購入しようかと思っていたんだが、会社で北米に飛ばされていた方に探していただいた。
 リージョンコードが「1」になっているが、突破方法など無数にある。

 無論、合法的な手段でな。

 問題は二点。

 一つは日本語字幕が無いという事。
 そんなに台詞は無いし、難しい英語や、ピージャック版のようなマニアなネタも無いので大丈夫だとは思うが、一抹の不安は残る。
 分からん部分は日本版 DVD の字幕で脳内補完するしかなかろう。

 もう一つは、これはより深刻な問題だ。
 さて、いつ見られるんだ!?



 
 7日 [「TOMICA LIMITED」の品質でクレーン車とかあっても面白いと思う]

 先月発売されていたものの、買いに行っていなかった (こういう事をやっているから、売り切れて買えなくなる事がある。好きな車種しか買わない私のような人間にとって、買えないのはけっこう悲しい) のだ。

 購入したのは TOMICA LIMITED VINTAGE「トヨタ救急車 FS45V」の、高崎市消防署と多摩川消防署のモデルだ。

 さすがは「TOMICA LIMITED」という出来である。
 特徴的なボンネット救急車のフォルムが素晴らしい。

 さすがに欧州系メーカーの病的なまでの細やかさは無いが、価格を考えればそれも当然 (欧州ではミニカー収集は貴族の趣味と聞く。嘘か真かはともかく、頷かせる出来と価格の物が確かにある)。
 私のように、ガラスケースの中にしまいこむのではなく、棚の隙間に並べておいて、時々写真を撮る分には十分な出来だ。



 
 7日(第弐弾) [蘇れ、我らが「はやぶさ」!!]

 毎度おなじみ「はやぶさリンク」速報が、続いて記者会見内容も出た。

 さらに、JAXA の web にプレス発表も出た。


 我らの惑星探査機「はやぶさ」は半生半死ではあるが通信が回復した模様


 「状況不明」「これから把握する」という内容ばかりであるが、少なくともテレメトリが回復し、声をかければ、か細くも応答があったということだ。
 記者会見の内容と、プレス発表の内容を読む限り、地球帰還には、かなりの困難が待ち受けていそうだ。

 我々には祈り、そして応援することだけしかできない。
 だから、祈り、応援しようではないか。


 地球で待っているぞ、「はやぶさ」!!!!



 
 8日 [再会、そして再開]

 満身創痍の「はやぶさ」からの通信回復から一日たった。
 新聞各紙の扱いは、とても小さい。
 帰還が難しいという発表に過剰反応しないだけ、マスコミの反応は良いとも言える。

 個人的には、ここ最近の「「あかり」の太陽センサが不調(ISAS「「あかり」の運用状況について」)」(代行可能であり、探査への影響は極めて軽微)、「ソーラーセイル膜面展開実験が上手く行かなかった (ISAS「M-V-8号機搭載のサブペイロード実験の結果について」)」(これも「はやぶさ」と同じく工学実証実験なので、開かなくとも、開く作業を行いデータの収集に成功した時点で成功であると言える) りという、細かい不具合や失敗が発表される体勢は評価したい。

 少なくとも川口プロマネは、web では発表して行くと言っているので、その体制は維持されるのだろう。
 松浦晋也が、その著書「おそるべき旅路」で指摘した広報の問題も、改善されつつあるのだと信じたい。

 それを信じて、「きょうのはやぶさ」の連日チェック、再開っ!!



 
 9日 [久しぶりにネタが完全に無いのです]

 明後日、ネット接続回線が ADSK から光に切り替わる。
 これに伴い、明日の夜から明後日午前中まで、機動 PC「飛燕」を除く PC 郡を、一時ネットワーク回線より切り離す。


 この一時の不便さが、次なる快適生活の幕開けであるっ!!


 ついでに、この作業と連動して土曜日の映画館襲撃は遅れることが推測される。
 明日の夜、果たして品川 21時代の映画に滑り込めるのか!?
 滑りこめたとして、翌日、朝からネットワークをいじって、午後から映画館に行けるほど体力が残っているのか!?

 いろいろと忙しい今週末だが、来週はもっと忙しそう (無論、趣味のために) というのは、かなり終わっていると言えるだろう。

 戦わなければ生き残れないっ!!



 
10日 [砕け散る予定、復活する衛星]

 午前中のうちに、映画館に行けないことが決定された。
 非常に悲しい。
 猛烈に悲しい。

 そんな悲しい中、良いニュースもあった。
 「あかり」と同時に打ち上げられた東工大の「Cute1.7」は危機状態からの回復に成功したようだ
 無事に実験に突入できると良いのだが。

 ところで、「Cute1.7」を運用する松永研の Blog を読むと、地上予備モデルがあるようだ。

 「はやぶさ」も「のぞみ」も、予算の問題で地上予備モデルは作成されず、トラブルがあると図面から追いかけてシミュレーションするしかないと言う(「のぞみ」はすでに終わった計画なので、「無かった」というべきだが)。

 製造費の絶対価格が安い (開発費ではない) というのは、こういう時に優位だ。
 NASDA も「マイクロロブサット」でそれが分かっているはずなのだが。

 ちなみに NASA は全部地上予備モデルがあるそうな。
 アポロ13号の事故では、地上予備モデルが非常に役に立っている。
 ロン・ハワード「アポロ13」(映画の出来はいまいちだったが) でも描写があったので、覚えておられる方もいられるだろう。

 予算が縮小された今でも、あるそうな。
 「スピリット」も「オポチュニティー」も、それのおかげで救われた事がある。
 きっと「カッシーニ」にもあるのだろう。

 ん〜、貧乏悲しっ!!



 
11日 [NTT 光、来る!!]

 本日、実測 1.2M の ADSL 回線から、実測 21.1M の光回線に切り替えられた。

 実際問題として、1.2M でなにか問題があるか?と聞かれると、普通に Web ブラウズする分にはなんら問題無い、と返すだろう。
 実際、512kbps もあれば足りるんじゃなかろうかと思う。

 だがしかし、我が家の両親恐るべし。
 どこから聞きつけたんだか、Yahoo!動画Gyao の無料動画を知っている。


 実測 1.2M の回線でストリーミング動画など再生されると、他の PC 大迷惑!!


 私も見ている (特に今期は、WRC や SuperGT のストリーミングがあるという、非常に嬉しい状況であるが故に) ので人のことは言えたもんじゃない。

 しかし、家庭内 LAN を 100M で構築し、WAN 側も 21.1M という状況であればなんら問題はない。

 無論、確認済みだ。

 嬉しいぜっ!!



 
12日 [金にならない国家機関なので、独立行政法人にされてしまいました]

 朝起きると、いろいろとトラブルが発生していた。
 映画館に行くなんてとんでもない状態であった、と言い換えることも可能だ。

 そんなこんなで忙しかったわけだが、その忙しい中、今週17日に襲撃予定の独立行政法人海洋研究機構 (JAMSTEC) 横須賀本部より見学案内が来る


 当日のスケジュールを、最初に明示してくれるとは親切だ。
 宇宙航空研究開発機構の筑波宇宙センター見学の時は、行くまで何を見せてもらえるのか分からなかった事を考えると、驚きに値すると言える (教えてもらえないのも、それはそれで面白い。遠足前のワクワク気分増幅には存分に役立つ)。

 予想通り、「しんかい2000」(日本初の本格的有人深海調査艇) は見学に含まれているが、そうか、「うらしま」(日本初の深海巡航探査機...と紹介されているが、実験機を探査機と言い切ってしまって良いのか?) も横須賀にあったのか。見せてくれるようだ。
 他にも高圧実験水槽なんやらも見学ルートに含まれている模様。


 楽しみだぜっ!!!


 ちなみに、毎月第3金曜日に一般公開を行っている。
 実施日一週間前までに申し込みが必要との事。
 詳細は、JAMSTEC の Web にある、個人見学ツアーの案内をご参照いただきたい。



 
13日 [久しぶりの上野駅構内の某本屋]

 上野駅構内の某本屋襲撃。
 ん〜、雑誌以外でこの文章を打つのは実に久しぶりだ。

 購入しているが、ネタに出来るような本を購入していなかったからなぁ。

 本日は、こうの史代「さんさん録」(双葉社/漫画)購入

 「夕凪の街 桜の国」で度肝を抜かれたこうの史代の漫画。

 妻に先立たれた初老の男が、息子夫婦と共に生活することになり、亡妻の残した生活記録を片手に主夫として定年後を過ごし始める、というもの(汚い紹介文で申し訳ない)。
 どこにでもありそうな、しかしどこにもなさそうな日常を綿密に描くという人間ドラマ。

 冒頭の、定年後のアルバイトの話が未処理のまま放置されているのが気になるものの、全体としてはさすがの完成度。

 ところで、奥付によると雑誌に連載されていたのは2004年とある。
 お蔵になっていたものが、「夕凪の街 桜の国」の映画化決定 (映像化はかなり難しいと思うのだが) しているから、それにあわせて、出版されたと見るべきだろうか?

 理由はなんであれ、漫画化されていない作品が出版されるのはよい事だ。
 出来の良い作品であれば、なおさらな。



 
14日 [ゴミです、ゴミの山です!!]

 そこいら中で大論争を引き起こしている「電気用品安全法」通称 PES 法であるが経済産業省のプレス発表によると一部の緩和が発生したようだ

* 既に生産が終了しており、他の電気用品により代替することができないもので、かつ、希少価値が高いと認められるもの。
* 旧法(電気用品取締法)に基づく表示等があるものであること。
* 当該電気用品の取扱いに慣れた者に対して国内で販売するものであること。

 問題は、以下の一文だろう。

* 電気楽器、電子楽器、音響機器、写真焼き付け機、写真引伸機、写真引伸用ランプハウス又は映写機のいずれかであること。

 この文章から刷ると、「すでに生産が終了しており」「他の電気用品による代行不能」で「希少価値の高い」ゲーム機は、「旧法に基づく表示があって」「取り扱いになれた者」が販売 & 購入するんでもダメってことだ。

 私の部屋にある MSX(は、パソコンだと叫べば切り抜けられるか?) もセガサターンもドリームキャストも、それどころか初代 PS2 も PS (は、サンコイチの上カバーをカッターナイフで切断した代物なので元から売買不能なんだが) も販売不能と言うことか。


コラ又 どう云う訳だ
世の中 間違っとるよ
誠に 遺憾に存じます。


 植木等の歌声が、確かに聞こえたのは私だけではあるまい?



 
15日 [私は悲しき映画好き]

 エスカレーターで売り場に向かう途中、手帳にはさんだ予約票を取り出した。

 あぁ、なんと言うこと事だ。

 DVD の発売予定日を一日間違え、発売二日前に店に来ているぞ!
 念のため新発売の棚を眺めるも、売っているはずが無い。

 悲しい。

 秋葉原から上野までぶらぶらと歩きながら、悲しさをかみしめた。

 あぁ上野公園の寒桜が綺麗だ...



 
17日 [バケツのそこを抜いたような雨と、暴風]

 強力な風雨と、線路内人間立ち入り攻撃を受け、山手線、遅延。

 なんてこったっ!!
 終電トライアルに突入したこの状況で電車遅延ですと!?
 なんか先週も似たような状況に突入していた記憶があるが (山手線急病人で遅延した)、今週もかっ!!

 だが、先週は帰れなくてもどうにかなる状況だったが、今日はかならず帰らねばならん状況。
 なにせ明日の装備をなにも持っていないのだっ!!

 見学の案内状も、各種記録装備も!!
 機動 PC「飛燕」のバッテリー残量も 50% を切っている。チャージせねばならぬという状況なのにっ!!

 と、緊迫していたのが数分前。
 無事に列車に滑り込む。

 そして、そのアナウンスが鳴り響いた。


 xxx 行き最終電車、出発で〜す。


 ...何とか間に合ったぜ。



 
17日 [イベントと映画館襲撃と]

 つーことで、今日は独立行政法人海洋研究機構(JAMSTEC)横須賀本部見学に。

 平日の昼間ということで、参加者がどの程度かと思っていたところ、14人いた。
 結構な人数、いるものだな。平均年齢はかなり高めだが。

 同年代に見える方々は、私のように有休を使ってきたのだろうか?
 等と思いつつ、見学見学。

 2002年の SF 大会「ゆ〜こん」(出雲大会) で行われた JAMSTEC の企画で、「広報費が、実はこれまでなかった」という話をしていたが、その後は無事についたようだ。

 もっとも、正直なところあまり見せ方は上手くないと思ったが。
 最初に JAMSTEC の説明やらなんやらをするのだが、その組み立てがね、まだ慣れていなかった。

 説明の後は、退役した潜水調査船「しんかい2000」の見学。
 これは文字通り、手で触れる位置で、見てきた。
 藤崎慎吾/田代省三/藤岡換太郎「深海のパイロット」(自然科学/光文社新書) で仕入れていた知識のいくつかを確認できた。

 ん〜。
 しかし新たな疑問も生まれた。
 次に行く (いつになるかは分からんが。後述の一般公開日では人数が多くて無理だろうから) 時は、その辺りの質問をぶつける必要があると言えよう。

 続いて、深海巡航探査機「うらしま」の見学。
 だがこいつは分解整備中で、外版が外された、ある意味おいしい状態。それだけに撮影禁止命令がっ!!

 悲しいっ!!!

 移動中に、「シートピア」計画の中核設備や、波力発電実験設備を見つつ、高圧実験水槽に。
 破壊試験にかけた「しんかい6500」の耐圧殻の製造実験モデル (当然つぶれている) や、密閉し高圧をかけて木っ端みじんになったガラスがどうなるかや、TV 雑誌でおなじみ高圧をかけたカップラーメンの容器の姿を見る。

 実に面白い経験であった。

 なお、通常は平日のみであるが、5月20日(土) は一般公開日で、事前予約もいらないそうだ。
 保有する船舶の公開もあるという。
 襲撃、しちゃおうかなぁ。


 帰りがけ、かなり時間に余裕があったので映画館に突入。

 チェン・カイコー「PROMISE/プロミス」☆☆


 新手のギャグ映画か!?


 斬新すぎる演出は、もはやお笑いの域に到達していると言えよう。
 内容であるが、タチの悪い美女にトラウマを植え付けられた一人の男と、一目惚れしちゃった二人の男が、みんなで酷い目に遭う話。

 いや、本当に。

 いったいなんだったのだろう?というシーンも非常に多く、謎の多い変な映画であった。

 さすがに次の一本を見られる時間ではない。
 離脱する。

 おぉ、今日は平日か。
 やたらとスーツ姿の酔っぱらいが多いぜ。



 
18日 [決断]

 買い物ついでに月刊「ゲームラボ」(三才ブックス/ゲーム?)購入

 限界だ。

 来月から購入をやめよう。
 それほど読む場所が無い。

 変わりに、これまで不定期購入していた月刊「ラジオライフ」(三才ブックス/無線) を、定期購入に切り替えるとしよう。
 それに合わせて、おそらくこれまで書いてなかった趣味の話がネタに出てくる...かもねな。



 
19日 [弐連発]

 今日は、休日としては早起きして映画館へ。
 まずは一発目。
 スティーヴン・ギャガン 「シリアナ」☆☆☆☆

 独立した個々の物語が玉突き事故のように拡大して、石油ビジネスの暗黒面をえぐる一つの事象を生み出す。
 手法そのものは「トラフィック」と同じ作り。

 けど、「トラフィック」ほど見る物に訴える物はない。

 別件をすませて、次の映画館へ。

 アンドリュー・アダムソン「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」☆☆☆

 使われていない部屋の、長い洋服ダンスを越えると、そこは雪国だった。

 脚本は、まぁ良い。原作を考えれば、こうなるのは仕方ない。
 けどカメラと編集と特殊効果もはいただけない。
 ロングカットって知っているか?マスターショット撮ってなくて状況説明出来なくなったクソ映画か?なんで大自然の中で撮影してんのに背景を (ほとんど意味もなく) CG で埋めてんだ?

 なんとも不完全燃焼な組み合わせであった。
 これにて三連休も終わり。
 明日からは日常がかえってくる!とかいいつつ、ま、明後日は祝日で休みなんだけどな。



 
20日 [糸川先生直系ロケット、潰えるっ!(やや言い過ぎ)]

 ISAS の M-V ロケットが、この秋打ち上げ予定の9号で最後とし、新型ロケットの開発に着手するのだそうな。

 元の記事は、MSN ニュース

 一段目に H-IIA の SRB を流用する、となれば、これまでとはまったく別物になるのだろう。
 ついに、純国産技術によるロケットの系譜 (H-IIA は、基礎技術は米国から購入して作られている) が途絶えたか。
 感傷論じゃ宇宙開発はやって行けんのは分かっているが、残念だ。

 世にも珍しい全段固体ロケットが生き残っただけでも良しとするか。

 にしても、兵器転用って、まだずいぶん大法螺吹いたものだな。
 技術を理解できない、どこぞの軍国主義政治家を説得する一言なんだろうが、いくらなんでも豪快すぎる。
 可能 / 不可能で言えば可能だが、それを言い出したら航空機だって兵器転用可能技術だ。

 ところで、H-IIA の SRB と、小型ロケットの一段目では (比推力はあまり変わらんようだが) 制御に求められる精度が全然違うような気がするのだが、大丈夫なのだろうか?
 H-IIA とのコンポーネント共通化によるコストダウンは理解できるが(M-V は異様に値段の高いロケットであるが故に)、無理に安くして使えない、あるいは使い難い代物を作ったんじゃ意味が無いからな。

 このあたり、4月22日(土) に予定されているトークイベント、「ロケット祭り11」(新宿ロフトプラスワン) で、どんな発言が出てくるのか興味深いところである。



 
21日 [今月は、忙しいのよ、本当に]

 起きると昼過ぎで出撃する気など消え失せた。

 仕方ないので、自宅にこもって、久しぶりに HTML をいじる。

Infoaxia から公開されている「Web Accessibility Toolbar(日本語版)」を使用して、W3C提供のHTML/CSSチェッカーによるソースコード診断を行う。


 HTML は、これまでも「Another HTML-lint gateway」で採点を繰り返していた (この採点を行う前は、すりゃぁ酷い HTML コードを使っていた物である) ので、そうでもなかった。

 んが、CSS に関しては警告の嵐!!

 悲しい。とても悲しい。

 ということで、修正しまくる。
 現在も、けっこうな警告を受けているが、W3C の互換性承認は受けることが出来た。
 今後もこの状態を維持できるように、がんばるぞっ!!

 ところで、書き終わったはずの映画の批評が二本ほど見つからんのでなぜだ?
 どこに消えた!?
 劇場情報も見あたらんぞ!?



 
22日 [積まれた DVD をどうにかせねばと思いつつ、今日も買ってしまった]

 先週の「発売日勘違い」映画の DVD 購入のため、会社帰りに秋葉原へ。

 ダーレン・リン・バウズマン「ソウ2」DVD 購入

 また、見てない映画の DVD 購入だ。
 見ないで購入した DVD、オリバー・ヒルシュゲービル「ヒトラー〜最後の12日間〜」もまだ見てないというのに、また買ってしまった。

 いったいいつ見るというのだろうか。
 いい加減、Portable DVD Player で、電車の中で DVD を見ることを考えねばならんのだろうか。
 もっとも、最近は電車の中では爆睡しており、映画を (細切れであっても) 見ている時間なんてありはしないのだが。

 何か手を考えねば。
 購入、一時停止以外の手を。



 
23日 [交戦規定は唯一つ、生き残れ]

 いつから FAF 特殊戦になったんだ!?

 などとおもいつつ、NAMCO「ACE COMBAT ZERO -THE BELKAN WAR-」(PS2/STG)購入

 「ACE COMBAT 5 -THE UNSUNG WAR-」で語られたベルカン戦争を舞台にしたゲーム。
 個人的には「ACE COMBAT 4 -shattered skies-」のような、撃ちまくりが好きなので、「5」ベースというのはちょっと残念だ。

 「5」がつまらないゲームだとは思わんが、気持ち良さという意味で、「4」程ではないからな。
 物語としては、「5」の方が出来は良い (ところが多い) が。

 まぁ良い。

 予約を入れていたため、無事に予約特典の予告編 DVD 集 (「ACE COMBAT4」から、本作までの三作品のプロモやら予告編やらをあつめた DVD) も無事に入手。

 今はパッケージを開けただけだが、土曜か日曜は、「ACE」目指してがんばるぜっ!!



 
24日 [漫画弐連発(技術書や雑誌も買ったけどね)]

 はい、上野駅構内の某本屋襲撃。

 柳沼行「ふたつのスピカ」10巻(メディアファクトリー/漫画)購入

 鴨川(父) と、佐野先生(退官しているが) のオッサン二人がカッコいい。
 前の巻で、府中野がアスミに「試験放り投げろ」とけしかけるシーンも良かったが、やはりオッサンのカッコよさには勝てない。

 夕方、夢破れた二人が、次の夢を目指して語るシーンは感涙の仕上がりと言えよう。
 それにしても、この作者もけっこう情け容赦ないな。
 少なくとも一人 (もしかすると二人)、殺す気じゃないか!?しかも、絶頂で、絶妙に。
 この先の展開が、恐ろしくも、楽しみだ。

 合わせて、荒川弘「鋼の錬金術師」初回限定特装版13巻(スクウェア・エニックス/漫画)も購入

 ぐわっ!!
 次巻嘘予告が無いっ!!

 って、そこじゃないね。指摘すべきはね。



 
25日 [目標は、甲斐の乗船するサフラワーだ。残りの一隻には目もくれるな]

 (タイトルに間違いがあるかも。ちょっと記憶があやふや)
 「機動警察パトレイバー」旧 OVA「二課の一番長い日」の、後藤喜一容疑者 (指名手配されているが故に) の台詞を思い出しつつNAMCO「ACE COMBAT ZERO」(PS2/STG)のプレイ開始
 本当は、映画館に行きたかったんだけどね〜、そんなに甘くないのよね〜。

 Mission1 では、台詞の通り、目標のみを撃墜。
 戦績は「KNIGHT」の評価に傾く。

 なるほどね〜。

 「あらゆる妨害は、実力でこれを排除」、という、やっぱり後藤喜一容疑者 (こちらは「劇場版2」。こちらでは、手配書が出回っている可能性は低い) の台詞を思い出しつつ、Mission2 では、草木も残らぬ勢いで敵を殲滅。
 戦績は「MERCENARY」の評価に傾く。

 なるほどね〜。

 とりあえず一週目は資金を稼いで高性能の戦闘機を入手する必要がある。
 「KNIGHT」は、難しさより資金難に陥りそうなので (撃墜数に応じて支払われる Credit を貯め、戦闘機を購入するシステム。二周目以降は、入手済みの機体を最初から使える)、「MERCENARY」評価となるであろう、殲滅戦で先を進めよう。

 評価に応じて、敵部隊の動きが違うらしいので、一周目と二周目で、違う戦い方を楽しむのも一興だ。



 
26日 [怒濤の休日]

 普段より、遥かに遅い時間に目覚める。
 しまった、昨日、ACE になるべく空を飛ぶのに熱中しすぎたっ!!

 昨日の事を悔やんでも仕方ない。
 とりあえず朝飯 (すでに10時だったが) を食い、出撃してしまう。
 メールチェックやら web チェックやらが機動 PC「飛燕」で出来るようになったのは本当にありがたい。

 電車の中で「飛燕」を立ち上げると、メモがまず目に飛び込んできた。

 ぬわっ!!

 今日は 15時から丸の内の AXAi (JAXA 広報センター) で「はやぶさ」の川口プロマネのトークショーがあるのを忘れていたっ!!

 この時間から出撃したのでは、トークイベントの前に一本片付けるのは無理。
 しかし、丸の内に直接向かうと時間があまりまくるっ!!

 仕方あるまい。
 東京は八重洲の本屋で時間を潰す。

 そして、14時に JAXAi (余談であるが、丸の内口と八重洲口は東京駅の線路をはさんで正反対である) に移動。

 JAXAi の入っているビルの 1F ロビー(JAXAi は 2F) に特設ステージが設けられていた。

 ステージの脇にある実物大モデルの「はやぶさ」(後に、ただの模型ではなく、熱構造モデルであることが明かされた) に感動しつつ、写真を撮っていると、時間になる。

 なぜか空いていた最前列 (の、片隅) を占拠。

 トークショーは、川口プロマネの「「はやぶさ」は、技術実証が目的である」という話から入る。
 これは、何度繰り返しても勘違いする人が多いからねぇ。

 国際的な技術デモという側面の話や、今も昔も類似の計画は世界中に存在しないこと。
 しかし、すでに“出来ること”を立証し、その方法を明示してしまったため、早い段階で「はやぶさ」の続きとなる計画を行わなければ、他の国に行われてしまう危険がある、という話まで広がる。

 このあたりの、工学的な抜きつ抜かれつの争いは、本当に熾烈な物だと感じさせてくれる内容であった。

 とは言え、基本的には、これまで発表されてきた内容の総まとめと言った内容で、なるほど「語りたがらない川口教授」(この続きに、「語りたがる的川教授」という話が続いていたが) か、と思わされる。
 ま、こういう場所では仕方ないか。
 それでも生の言葉は、文章では伝えきれないニュアンスがあって非情に面白い内容であった。

 特に、「宇宙旅行とは、行って、帰ってきてこそだ」という、言葉を繰り返し使うのは、印象的だった。
 それにしても、野田指令の「弾道飛行は宇宙飛行じゃない」も凄い発言だと思ったが、それを遙かに上回る、「地球の周りを回っているだけじゃ宇宙旅行じゃない」は、強烈な言葉であった。

 「はやぶさ」の解説が終わった後は、当然のように質疑応答。

 「はやぶさ2」の質問や、サンプラーホーンの話、現状の説明など、面白い物もあって、正直「お、最初より面白い」と思っていたところ、本当の面白さはここから先にあった。

 なんと、「イトカワ」の高解像度写真が、初公開された。

 論文発表前だったため、枚数的に少ない上写真撮影も禁止されてしまったが、高度 50-70m で撮影された画像 (聞き出せなかったが、おそらく分解度は 10cm 以下。本当に高解像度だった) や、重力分布図など、興味深いことこの上ない。
 文字通り、身を乗り出して見てしまった。

 来月の「サイエンス」に、論文が載るそうだが、英語なんだよねぇ。
 6月発売の「Newton」(5月だとちと難しそうな気がする) あたりで、特集が組まれることを期待しよう。

 続いては、何のためらいもなく映画館へ。

 とは言え、時間的に一本がせいぜいだ。
 なにを見るべきか・・・劇場前でしばし悩む。

 カリン・クサマ 「イーオン・フラックス」☆

 いや、あの予告編から想像はしていたけどね。
 HONDA の「カブ」に 2500cc のエンジンを乗せたらフレームが割れたというか、三輪車にロケットエンジン付けたら地の果てまで吹っ飛んで行ったというか、銃で狙ったら着弾点は180度ズレたというか、要するに「凄い」仕上がりの映画であった。

 本日は一本で撤収。
 今週は映画館に行っている暇はない。つまり、今月はコレで打ち止め。

 1月は、10本。
 2月は、9本。
 3月は、6本か。
 ・・・先月末からの忙しさが祟っている。来月はガンバルぞ!?



 
27日 [いまさら、な本]

 昨年夏頃だったか、一部で話題になった本があった。
 新人作家が女子高生。
 ここまでは、昨今何件かある。

 んが。

 出版がフランス書院。ようするにエロ小説。
 まぁ確かに、作家に年齢制限があるという話は聞いた事がないし、金原ひとみ「蛇にピアス」(集英社/小説)も、はっきり言ってロマポルだったので問題ない...のか?

 出版前に話題になり、実際に出る頃には忘却。
 思い出した頃には店頭から消えていた (再販がほとんどかからないらしく、店頭から消えたら手に入りにくいのだそうな) のだが、先日、東京八重洲の某本屋にて発見、購入し、部屋に積まれていた。

 あおぞら鈴音「こいねこ 君に逢えたら」(小説/フランス書院)読書開始

 作者が本当に女子高生なのかどうかは知らんが、新人 (あるいは、それに類するくらい経験が無い) であるという事だけは分かった。

 そのくらい文章がヘタ。
 中身がどうこういう以前の問題。
 描写のカタさはもちろん、台詞回しまでカタい。読み難いっ!!!
 それと、物語の視点が統一されきっていない (最近特に感じるのだが、視点が統一されていなかったり、視点変更がヘタで読み難い文章を書く人は多い) ため、非常に読み難い。

 かつて、小説家イアン・フレミングは言った。

「売れる本を書くのなんて簡単だ。読者が次のページをめくりたくなるように書きさえすればいい」

 残念ながら、私はかなり最初のほう。具体的にいうと最初のエロ描写よりも前 (先をめくったところ、44ページのヒロインの自慰が最初の模様) で、次のページをめくりたくなくなっている。

 イアン・フレミング理論から導かれる結論はただ一つ。「売れない本」という事だな!?



 
28日 [偉大なるスタニスワフ・レムに、黙祷]

 ポーランドの偉大なる SF 作家、スタニスワフ・レムが亡くなった。

 「ソラリスの陽のもとで」や「砂漠の惑星」で知られる小説家だ。
 前者は、アンドレイ・タルコフスキー「ソラリス」の原作だ。

 映画は、すさまじい展開の遅さと内容の難しさから、途中で挫折する観客も多いと聞くが、小説はそんなに展開が遅いわけではない。
 決して簡単な内容ではないが。

 最近は小説は執筆なすっておられなかったようだが、日本では最近、国書刊行会のスタニスワフ・レム・コレクションを通して、本の入手が容易になっていた。
 もしかして、再評価の気運が高まっているのか?と (私が) 思っていただけに残念だ。



 
29日 [財布が激軽]

 週刊「少年サンデー」(小学館/漫画) 250円を購入しようと財布を取り出すと、中身は650円しか入っていなかった。

 250円払ってしまったので、残金400円。
 にもかかわらず、本日は時間が無くて銀行に行っていない。

 時間外手数料なんか払ってやるもんかっ!

 などと言っている場合では無いのか?
 どう考えても、明日も (時間外手数料の取られない時間に) 銀行に行くのは無理そうな現状では?

 なにはともあれ、せめて雑誌購入を Suica でやりゃぁよかったなぁと反省中。
 なお、「素直に買うのをやめる」という選択肢は、正論であるが故に存在し得ない。



 
30日 [そういえば最近、時間が無くて鉄道旅行していない。悲しい・・・]

 銀行に行く時間は無いが、本屋に行く時間はある。
 現金は持っていないが、Suica のチャージ金はある。


 JR 電子マネー万歳っ!!!


 つーことで、上野駅構内の某本屋襲撃。
 菊池直恵(旅の案内人 横見浩彦)「鉄子の旅」5巻(小学館/漫画)購入

 日本の全鉄道全駅に下車した男として (一部ではものすごく) 有名な男、横見浩彦が贈る、狂った鉄道旅漫画。
 当初の、「暴走しまくるテツ」という構成から、徐々に紹介要素が強くなっているように感じる。
 これは私の気のせいか、テツも考えるようになる刻の流れか、編集が慣れてきてさりげなく誘導しているのか、漫画家が慣れてきて書き方が変わっているのか。

 判断に迷うところである。

 個人的には、フリー切符の情報入手 (JR 東日本はともかく、他の会社の切符はほとんど知らぬが故に) がしやすくなって大変ありがたいがな。



 
31日 [来月期待する映画]

 素晴らしい。"今日"帰ってきたっ!!
 と、口走ったのはただの事実である。
 先月末からの死霊戦線突破、やったぜチクショー!!!

 グチはここではこぼすまい。そう決めていても、こぼれてしまうときもある。
 許していただきたい。

 ところで、なぜビクター音楽産業「死霊戦線」1 & 2 (MSX/ACT) はリメイクされないのだ!?
 PS2 でも PS3 でも Xbox360 でも、ベタ移植で「ソースネクスト」1980円でも良いのだが。

 ・・・って、知っている人の少なそうなゲーム話で盛り上がっている場合じゃないね。

 本題に戻そう。月末恒例、来月期待する映画だっ!!
 実は、来月は「これこそ大本命!!!」という映画は無い。
 本数的には決して少なくないがな。

 今回は、変わり種から紹介だ。

 ティムール・ベクマンベトフ「ナイト・ウォッチ」
 なんとこれはロシアの娯楽映画。
 ロシア映画というと重い映画しか知らんかったのだが、娯楽大作を世界に公開するようになったらしい。韓国映画のように、バリバリ日本でも公開されるようになることを期待する。

 フィリプ・レンチ「プラハ!」
 これはもっと凄い、チェコの映画。
 いやはや。日本は、世界的に見ても珍しいくらい多くの映画が公開されていると聞いたことがあるが (本当かどうかは知らん)、いいね。
 もっともっと公開して欲しいね。

 あとはもう、毎度のごとくの順番に。
 アンジェイ・バートコウィアク「DOOM」
 ゲーム界に、FPS というジャンルを生み出した (類似システムのゲームはもっと前からあったのだが)「DOOM」がついに映画化!
 火星の研究所で発生した事故により、異世界から化け物の侵略が始まった!という内容だが、正直期待できそうな予告編ではない。しかし、私は「DOOM」(ゲームの) を愛しているのだっ!!

 フランソワ・オゾン「ぼくを葬る」
 余命三ヶ月を宣告された男の物語。なにせフランソワ・オゾンだ。見るものの心をえぐる強烈な映画になっているに違いない。

 レン・ワイズマン「アンダーワールド:エボリューション」
 物語はさっぱり覚えていないが、ぶっ飛んだ映像はそれなりに面白かった (シチュエーションは忘れたが、廊下でマシンガンを下に向けて、体を一回転させて下の階に逃げるなんて映像、空想したことがあっただけに見たときはゲラゲラ笑った) 映画だな。
 つまり、そういうデキなら無問題!!

 ジェームズ・マクティーグ「Vフォー・ヴェンデッタ」
 ナタリー・ポートマン、スキンヘッドになるの巻。脚本はウォシャウスキー兄弟なので、頭の悪い物語だと思われます。

 テレンス・マリック「ニュー・ワールド」
 テレンス・マリックだからな。
 という一言で通じる人間だけが行けば良いのじゃろ?この映画は。

 オキサイド・パン/ダニー・パン「the EYE 2」
 って、続編!?
 DVD は劇場公開版と違うのでちょっと悲しかった「1」だが(冒頭のあのシーンは、ヒルムでないと意味が無いシーンだったのだがな)、それでもなかなか面白かったのだが、続編となると、ちょっと微妙。けど見に行く。同じ監督だから。

 オキサイド・パン/ダニー・パン「the EYE 3」
 なにかの冗談か!?
 と思ったが、シリーズで三部作、だったの?本当に?売れたから先に進めて売れなくなったから打ち切られた!?
 よく分からんが、見れば分かるだろう。

 クァク・キョンテク「タイフーン」
 韓国からも北朝鮮からも見捨てられた男が、立派なテロリストになって復讐する話。
 無理だろうけど、一度でよいから、こういう話でテロが大成功するのが見てみたいのは私だけか?

 田崎竜太「小さき勇者たち 〜GAMERA〜」
 言うな。あの予告から香るデキについては、分かってから何も言うな。
 好きなんだ。怪獣映画。
 好きなんだよぉ!!!!

 押井守「立喰師列伝」
 まぁ押井だし。
 てか、なんですかあのキャストは。川井憲次、河森正治、樋口真嗣、寺田克也、鈴木敏夫、石川光久?
 スタッフリストの間違いじゃないか!?

 私はすでに見てしまったのでここには書かなかったが、トニー・ジャー再びの衝撃 (笑撃!?) 作品、プラッチャヤー・ピンゲーオ「トム・ヤム・クン!」も来月公開。
 他にも見ていない映画多数。
 面白そうな予告編だったけど、タイトル覚えてない映画も多数。
 なによりも、見落としが少なからずありそうな来月である。

 最大の問題は、あれだ。
 来月は特殊イベントが複数入っているという事実だ。
 猛烈に遊ぶぜっ!!!



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