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新日記

2007年 3月

 
 1日 [「シルバー假面」と「BLACK LAGOON The Second Barrage」の DVD 購入]

 実相寺昭雄「シルバー假面」DVD 1巻と、TV Anime「BLACK LAGOON The Second Barrage」DVD 2巻購入

 「シルバー假面」DVD 1巻は、実相寺昭雄の遺作だ。
 久世光彦が書いた乱歩の脚本が残っているのではないかと思われる (「ユメ十夜」を東京国際映画祭で公開した際の挨拶が、久世光彦に宛てた手紙になっており、その中で「君が原作をくれた“乱歩”が夢と残りました」という言葉がある) し、公開された順番としては「ユメ十夜」(の、第一夜) が最後になるが、作品として最後に完成したのはこれ。
 「ウルトラマン」で一気に有名になった (干される原因にもなったわけだが) 実相寺が、最後に撮ったのが「シルバー假面」というのも、なにか因縁めいたものを感じるな。
 さすがに今日これからというわけには行かんのだが、明日か明後日には見る予定。

 「BLACK LAGOON The Second Barrage」DVD 2巻は、殺人双子ヘンゼル & グレーテルの完結編と、偽札編の第一話。
 ヘンゼル & グレーテル編は、変態殺人双子 (しかも子供) が向ける血の刃と、その双子に向けられる血の刃が真正面から激突する異様な原作を、見事に映像化。
 監督の片渕須直がDVD のノーツに「地上波で放映できるなど最後の最後まで信じられなかった」と書いているが、まさにその通り。
 映像化と聞いたときは、DVD のみの特典話だろうと私も思っていた。
 偽札編は、ま、これは放映可能だろう。
 これは、すでに TV 放送時に見ているのでポータブルプレーヤーで映画の待ち時間にでも見てしまうとしよう。



 
 2日 [「沈黙のフライバイ」購入]

 今日は、今期最大の花粉症攻撃にさらされたと言えよう。
 そんなんでボロボロになりつつ、上野駅構内の某本屋襲撃。
 野尻抱介「沈黙のフライバイ」(早川/小説)読了

 表題の「沈黙のフライバイ」は「SF オンライン」(2002年2月で更新停止) 発表の作品だが、他は月刊「SF マガジン」(早川/文芸) 掲載。
 その意味で、「沈黙のフライバイ」がなければ、購入先送りだった本だと言えよう。

 んあ〜、しまった。
 「鉄子の旅」最終巻が出ているはずなんだが、買ってくるの忘れたっ!



 
 3日 [「善き人のためのソナタ」劇場にて鑑賞]

 まずは新宿オペラシティにある、「NTT ICC」で開催中の「Open Sky2.0」展に行く
 開始直後にも行ったので、これで二回目。
 来週日曜日まで開催なので、興味のある方はお早めに。

 会場を一周してから、対談:タカノ綾 x 西島大介 x 八谷和彦「SF と魔法と、あと何か」を聞く。

 対談終了後、今度はもちろん映画館へ。

 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク「善き人のためのソナタ」☆☆☆☆☆

 予告編やタイトルからすると、劇中でソナタがもっと効果的に何曲も使用されるのかと思ったが、そういう映画ではなかった。
 思っていた作りではなかったが、それでも興味深い映画であったのは間違いない。
 苦味のある結末が、より心を揺さぶる。

 今日は一本で時間切れ。
 撤収。



 
 4日 [今日はナニな日だが、特に何かがあるわけでもない]

 体調が、いまいち、完全ではない。
 ま、本棚の大規模整理中なのでちょうど良かろう。

 映画館出撃を諦め、本棚の整理で一日がつぶれる。
 整理しつつ、ついつい読んでしまったりするから、一日では到底終わらないわけだがな。
 整理の過程で、また何冊か捨てられる本が出てきている。
 これも捨ててしまうとしよう。

 それにしても、数百冊の本を捨てている割に、本棚から本が減っているように見えないのは、本棚に入っていない本がそれだけ多いということなのだろうか。
 けどなぁ、部屋も整理されているようには見えないんだよなぁ・・・



 
 5日 [「デスノート」読了]

 作:大場つぐみ/画:小畑健「デスノート」(集英社/漫画)読了

 L が死んだところで終わっておけば、「ちょっと崩れた部分もあったけど、まぁ面白かった」で終わったんじゃ無かろうか。
 後半も、駄目駄目になったわけではないが、前半ほどの面白さがなくなってしまったのは確かだと思う。

 そういう意味では、劇場版の引き際は上手かったんだろう。
 「無理矢理感」が漂う結末であったとは思うがな。



 
 6日 [勝手に宣伝計画「ロケットまつり14」]

 毎度おなじみ、新宿ロフトプラスワンのスケジュールより転載。(一部編集)
 3月19日、平日まっただなかに、予定通り開催だそうな。

宇宙作家クラブpresents
「ロケットまつり14」

 久々にあの林氏 & 垣見氏コンビが登場!
 「失敗から成功が生まれる」と信念持つ現場叩き上げの技術者が語る宇宙への道。
 ロケット好きでなくともそのトークに巻き込まれるのでは!?

【出演】
松浦晋也 (ノンフィクション・ライター)
笹本祐一 (作家)
浅利義遠 (漫画家/予定)

【Guest】
林紀幸 (元ロケット班長)
垣見恒男 (日本で初めてジェットエンジンを設計)

開催日時
2007年 3月19日(月)
開場 / 18:30
開始 / 19:30
料金 / 1000円 (飲食別)
場所 : 新宿ロフトプラスワン



 
 7日 [室内灯故障]

 自室の室内灯が壊れた。
 まっすぐな蛍光灯三本を束ねた形状の室内灯を使用しているのだが、真中の一本が点灯しない。
 昨日の夜の時点では、蛍光灯の寿命かグローランプの寿命かと思ったのだが、正常点灯しているものと交換しても点かない。

 今の部屋でずっと使っているということは、20年くらい使っている計算だ。
 経年劣化で内部断線してもおかしくなかろう。
 修理するほどの情熱も無い。

 仕方ない。

 会社帰りに電気屋に寄って、室内灯を購入。
 室内灯など、点けば良いんだ。
 年度末セール万歳っ!!

 取り付けは・・・日曜には出来るかな。



 
 8日 [上野駅構内の某本屋襲撃]

 毎度毎度の上野駅構内襲撃。
 作者:菊池直恵/旅の案内人:横見浩彦「鉄子の旅」6巻(小学館/漫画)と、ゆうきまさみ「鉄腕バーディー」15巻(小学館/漫画)購入

 日本の全鉄道駅乗降を成し遂げた男のルポ漫画、「鉄子の旅」は、本巻にて完結。
 横見浩彦が己の趣味に疑問を抱く (!?) 衝撃の韓国編に始まり、高橋留美子の参入という意外性。
 そして、衝撃のアニメ化 (これが一番驚いた) に続く・・・

 「鉄腕バーディー」は、新局面に突入し、豪快に物語が動いた。
 ただ、相変わらず最初の頃に思わせぶりに出てきていた米軍の姿が見えない。
 それとも、米軍機が撃墜された話はその伏線なのか?
 伏線張りの物語は、面白いが本当に回収しきれるのかどうか不安なほどに複雑になってきているように思う。
 着地が失敗しては、目も当てられない。上手く着地してくれよっ!



 
 9日 [[勝手に宣伝計画] ドラマリーディング]

 知り合い出演のドラマリーディングの勝手に宣伝。
 場所は東京は池の上。渋谷から京王線でちょいといったところにある駅の、文字通り目の前にあるバーで行われる。
 詳細情報が結局届かなかったので、書くのがギリギリになってしまった。
 開催まで24時間を切ってしまっているよ・・・

 以下、「1 missing Blog」より転載。


ZERO ReBirth
‘R’ is the all words on Re-Reading
R/zeRo by 1missing

Time: 2007/03/10(sat)

19open 19:45start

Price:2000yen + 1drink

今回は、駅前の怒・とーる作戦。

Place:池の上 Acoustic Live Bobtail Setagaya-ku Daisawa 2-45-9-B1R
03-3467-6717 http://www.oyasumi-records.com/bobtail/front.html

overture :とーる・ながさわ途上編
「Color-Colour」
とーる・ながさわ


1st Text : とーる・ながさわ誕生編
「From Four-nine」
加藤マサミ 杉田由鷹 ほか


2ndText : とーる・ながさわ劇場編
「Readiest Realistic Romancer」
武内未希 杉田由鷹 ほか


3rd Text : とーる・ながさわ純情編
「Lair in the lamp ver7.03x」
 きむらあき 八尾光弘 ほか


With SURPRISE TEXT

Music:若林充 (Acc) *ライブもあるかも

 ワンミッシング アール・ゼロは、走り出しました。「読み聞かせ」「ドラマリーディング」といわれる手法とさまざまなアーティストとのリスペクト・ライブ。「演劇」を止めた男、迷える子羊とーる・ながさわと 演劇を続ける
 男、杉田由鷹 の新企画。さてと、演劇界のぶらり途中下車の旅、渋谷から井の頭線で3っつめ〈約5分〉改札降りたら右線路越え即アンダーグラウンドへようこそ。



 
10日 [展覧会とリーディングと]

 何度も紹介している、新宿オペラシティの NTT ICC で開催中の「Open Sky2.0」展へ行く
 明日 (11日) までです。行くなら明日が最後のチャンスっ!!

 本日も狙いはトークショー。「ロケットまつりEX「宇宙(そら)へ」」
 出演は、野田司令 , 松浦晋也 , 藤谷文子 , 八谷和彦。

 出演者的にも、「ロケットまつり」というよりも「なぞなぞ宇宙講座」の路線で、内容は野田司令制作中の超小型ロケットと、検討中の一人乗り小型有人ロケットについての話。
 ん〜、がんばってください司令。応援していますっ!!

 終了後、池の上に移動。
 昨日「勝手に宣伝」したドラマリーディング、1 missing「ZERO ReBirth」へ

 いわゆる朗読と異なり、一つの本を、登場人物ごとに複数の人間で演じるドラマリーディング。
 今回は短編 (たぶん) 3本と、+1 本。

 2本目、3本目は楽しんだが、1本目は正直、イマイチだった。
 自己完結した自己探求の結果、今の自分を自己否定するという展開の話が、私は大嫌いだという側面もあるだろうけどね。

 終了後、出演者の知り合いとちょいと話をしてから撤収。

 読んでいない可能性が高いが、念のため書いておこう。
 連絡の途絶えている、元は演劇活動をしていた Y。
 みんな、心配していますぞっ!



 
11日 [「パフューム ある人殺しの物語」劇場にて鑑賞]

 故障した室内灯を外し、新しい室内灯に切り替える。
 ハイベットだと、足場を作る必要がなくて便利だ。

 足場の準備がすぐに出来るとあれば、室内灯の交換などすぐに終わる。
 天井に張り付いている室内灯は、ネジ二本で天井に直接とめられているので、そのネジを外し、電気コネクタを外せば、それでおしまい。
 新たに付ける室内灯は、コネクタに直接ぶら下げる形式なので、取り付けはもっと簡単。
 事実上、コネクタにはめ込むだけ。

 作業開始後、30分も経たずに終了。
 うむ、明るくなったぞ。

 実は、14日まで有給休暇を取っている。
 特に意味は無いが、夏休みだという説もある。もう春になっているが気にするな。

 つーことで、レイトショー狙いで地元の映画館に行く。
 トム・ティクヴァ「パフューム ある人殺しの物語」☆☆☆☆☆

 人間の正気を破壊する「究極の香水」を、生み出せる能力を持った男の話。
 なにかとんでもない映画を見せられた気分で一杯だ。

 一部の新聞だったか雑誌だったかで、最後の「すさまじい展開」についてネタばれしているのがあった。最悪だ。
 見に行く気がある人は、情報を遮断してから見に行くように。

 レイトショーだけあって、ここで時間切れ。
 撤収。



 
12日 [「さくらん」劇場にて鑑賞]

 カメラを抱えて朝から出かける。
 目的地は、お台場の「日本科学未来館」(博物館)。

 狙うのは、現行最高のプラネタリウム「MEGASTAR-Ucosmos」と、国立天文台「4次元デジタル宇宙プロジェクト」の成果を用いたシアター上映。
 土曜休日だと混雑していて見るのが大変なのでな。狙えるときに狙う。

 なお、以前も紹介したが、国立天文台「4次元デジタル宇宙プロジェクト」は Web でも成果を見ることが出来る
 そこらの市販ソフトでは絶対に到達できない精度の代物 (研究用なのだから、あたりまえなのだが) が無料で手に入るのは、“国立”研究機関の成果だからと言えよう。

 見終わってから映画館襲撃も考えたのだが、見たい映画が良い時間に無い。
 一時撤収するとしよう。

 帰宅後、再び出撃。
 もちろん狙うのは地元の映画館。

 蜷川実花「さくらん」☆☆

 時代劇に見えないとか、濡れ場にまったくエロチズムを感じないとか、展開とキャストの年齢配分に無理があるとか、いろいろと問題はある。
 最大の問題は、人が場を作り、場が人を作るというのに (作中で、その気配が無ければともかく、おもいっきりある) 吉原遊郭という“場”を画けていないことだろう。
 面白い色使いで、画が綺麗なので☆を追加しているが、それ以外に見所が無いのはいかにも寂しい。

 入ったのは、すでにレイトショーの時間。
 次の映画は、もはや無い。
 今度は本当に撤収。



 
13日 [「今宵、フィッツジェラルド劇場で」劇場にて鑑賞]

 明日で夏休みも終わりか・・・
 という感慨に浸っている暇はなく、映画館へ。
 ロバート・アルトマン「今宵、フィッツジェラルド劇場で」☆☆☆☆☆

 説明を極端に省いてしまっているので、それが許せるかどうかが、この作品の賛否を分けるだろう。
 私は好きだけどね、こういう映画。

 それにしても、脚本もカメラも役者も、ロバート・アルトマンは、最後までロバート・アルトマンだったんだなぁ。

 秋葉原で「W-ZERO3[ES]」の値段を確認したりするも、他の映画を見たりすること無く、本日は撤収。
 明日は、地元で一本か二本見る予定。



 
14日 [PC をいじる]

 映画館に行くつもりだったのだが、爆睡してしまった・・・
 故に、今日は何もしていない。
 休み最後の日だから、ま、それも良かろう。

 自宅のネットワーク環境大改変作業を進める。
 ほこりをかぶっていた、Gateway「Solo 2500」を引っ張り出す。

 CPU Celeron-366MHz。
 メモリー256Mbyte。
 HDD 6Gbyte。

 “今”全開で使うにはかなり厳しい性能だ。
 が、Windows2000 Pro を Install し、Printer Server や、家庭内 DNS Server として使う分にはなんら問題ない。
 OS を Install し、ひたすら Update を続ける。
 終了後、NIC がついていないので、事前に買ってあった System TALKS「SUGOI CARD SGC-X2UL」(LAN / USB2.0 のコンボカード) を Install する。

 これで第一弾完了。
 第二弾以降は、またそのうち。



 
15日 [DVD の悲劇]

 ベネット・ミラー「カポーティ」の DVD を購入すべく、会社帰りに秋葉原へ。
 だがしかし。
 単体での DVD はあるものの、私が予約した「冷血」とのコンボ DVD が店頭に無い。

 なぜだ?

 疑問に思いつつも、予約してあるから大丈夫だろうとレジに向かう。
 そして告げられた衝撃の真実。

 「製品に不具合発覚 (解説書未封入) のため、入荷は土曜日に持ち越される」

 なんてこったっ!!
 仕方ないのですごすごと帰る。
 悲しい・・・



 
16日 [メーラーアップデート]

 私は、メーラーに JustSystem「Shuriken Pro4/R2」を、Web Browser に OPERA Software「Opera」を使用している。

 どちらもあまりシェアは小さいが、使い勝手は良好なので問題無い。

 問題は感じていないが、そういえば新しいのが出たな。
 ということで、「Shuriken Pro4/R2」を「Shuriken2007」にアップデートするべくネットでダウンロード購入する。

 「Opera」は無料 (かつては有料だった) だが、「Shuriken」は有料だからな。

 設定は全てそのまま引き継がれたようだ。
 見た目が変わっているが、そのうち慣れるだろう。あるいは、設定を変えて前と同じような見た目にしてしまうかもしれん。
 問題は使い勝手だが、こればっかりは数日間使い続けんと分からん。

 というわけで、感想は数日後に。



 
17日 [「ドリームガールズ」「デジャヴ」を劇場にて鑑賞]

 昼まで寝て、昼からは映画館へ。

 ビル・コンドン「ドリームガールズ」☆☆☆
 米現代史を知っていれば、もっと面白いのだろうなぁと思いながら見ていた。
 その意味で、面白さを理解しきれなかった部分があり減点されている面がある。もう一つ、普通の映画だったり、突然ミュージカルになったりとまとまりが無い面があるのが気になった。
 それにしても、やっぱりダニー・グローヴァーは上手い役者だ。

 続いてもう一本。
 トニー・スコット「デジャヴ」☆☆
 「エネミー・オブ・アメリカ」でも感じた。本作でそれは確信に変わった。
 トニー・スコットは SF 的ガジェットが、好きなのかもしれないが、使うのはヘタだ。
 途中までは面白いのだが、最後の方はガタガタになってしまった。
 最初は勘違いかと思ったが、エンディングクレジットで確認。エル・ファニングが出ていた。姉の影に隠れててんで目立たないのはちと可哀想だ。

 もう一本見るかどうかちと悩んだが、結局撤収。



 
18日 [家庭内 LAN 改良計画]

 プリンタの共有等を目指し、家庭内 LAN に Server を立てる。
 先週 MS「Windows2000」の新規 Install を行った Gateway「Solo 2500」に、フリーウェアをつっこむ。

 使うのは、札幌ワークス「Black Jumbo Dog」

 家庭内 LAN 向けの、簡易メールサーバーと、Web サーバーが出来れば良いので、それだけ設定する。
 ちなみに、ServerPC は Default Gateway の設定をしていない = 外部から侵入できない。
 プリンタの共有は、Windows の標準機能に含まれているから簡単だ。

 プリンタの出力試験を含め、本日の目標はすべて完了。
 後は、NAS (ネットワークに直接接続して使用するハードディスク、とでも思ってもらえるとだいたいあっている) を買ってきてネットワークに接続すれば、家庭内 LAN 改良計画は完了。

 来週か、再来週にはどうにかなる・・・かな?



 
19日 [「ロケットまつり14」]

 仕事をぶっちぎって (良い子は真似しないように。正直なところ、明日が怖い) 新宿ロフトプラスワンへ。
 毎度おなじみ「ロケットまつり14」に参加。

 今回は、久しぶりのフル面子。
 昨年秋以降、フル面子にならなかった理由があかされたりもしたわけだが。

 今回は、暗中模索だったロケット開発初期に直面した、「誰も正解を知らない状態での技術開発」についての話に始まり、初めて、「糸川英夫」という“人”にせまった。

 宇宙研の名物男、的川先生も「(糸川先生の、最後の学生だから) 直接はほとんど知らない」という、“人間”糸川英夫について。
 次回はそこらへんを詰めて行くとの事。

 うんうん。
 誰もまとめたことの無い、日本の宇宙開発史が紐解かれて行く事になりそうだ。

 なお、次回は7月 7日(土) か、同8日(日) を予定するとの事。
 平日ではない。

 良いことであるっ!!



 
20日 [「サンデーGX」は、着実に薄くなっているのが気になる]

 JR 東日本のダイヤ改訂で、発着ホームの法則が崩壊しているのには参った。
 朝、危うく遅刻するところだったぜよ・・・

 ま、遅刻しなかったのでよしとしよう。
 帰りがけには、無事に上野駅構内の某本屋にも寄り道できたしな。

 本日購入したのは毎度おなじみ月刊「サンデーGX」(小学館/漫画)。

 島本和彦「新・吼えろペン」は、昨今問題になっている漫画の権利問題について。
 なんだが、同人誌は取り締まらず、店舗は取り締まる、という現状の業界の姿勢も「大人の事情」が炸裂していてなんだかなぁと思う。

 原作:尹仁完/作画:梁慶一「新暗行御史」は、ほとんど話は進んでいない。
 ん〜、低速ギアに入ってますな。

 なお今月は、広江礼威「BLACK LAGOON」はお休み。



 
21日 [特別なにもない休日の過ごし方]

 映画館に行こうと思ったのだが、地元の映画館でタイミングの良い映画がないことが判明。
 「ナイトミュージアム」は吹き替えが主なのか。
 「ラストキング・オブ・スコットランド」も、微妙な時間だなぁおい。
 仕方ない、そういう日もあるか。


 諦める。


 諦めて時間が空いたので、自転車で近所を流す。
 天気はイマイチだが、風は弱いので走るのは楽だ。

 数ヶ所の桜を見たが、まだまだだねぇ。
 つぼみも縮こまっている。

 来週末には、なんとか咲くかな?

 今日も寒いが、一時間も走ると汗をかく。
 帰宅後、車に乗り換え、半額セール中のレンタルビデオ店に行き、DVD を数本借りる。
 ついでに、スーパー銭湯に寄り汗を流す。


 風呂上がりのコーヒー牛乳は、最高だっ!!!!


 映画館には行けなかったが、それなりに清々しい一日であった。



 
22日 [「カポーティ」と「太陽」の DVD 購入]

 ベネット・ミラー「カポーティ」と、アレクサンド・ソクーロフ「太陽」の DVD 購入。

 「カポーティ」は、「カポーティ & 冷血」マスターピース・コレクションを購入。
 カポーティが「冷血」を書いた映画と、その「冷血」の映像化作品のパッケージだな。
 「カポーティ」は、解説書に、オーディオコメンタリにメイキングと特典映像山盛り。
 「冷血」は本編のみだが、見たことが無いし、価格的有意さを考えればちょうどよい。

 アレクサンド・ソクーロフ「太陽」は、デジパック仕様の初回版。初回出荷の次があるのかねぇ。
 こちらは、予告編のみ。他に映像特典無し。
 ソクーロフ映画だと、DVD が出るだけマシ・・・というのが原状だろうなぁ。
 期待したんだが、「モレク神」出なかったもんなぁ。

 ・・・ま、近いうちに見るとしよう。



 
23日 [部屋の掃除、そしてアレ発見]

 会社から帰宅後、部屋の掃除を続行。
 本棚の整理も、だいたい終わった、
 結局、500冊近くを処分したが、まだ減ったようにはみえない・・・
 仕方ないか。母数が桁違いに大きいからな。

 整理の過程で、DV テープ二本を発見。

2001年 SF 大会で開催された「秋山 & 古橋の部屋」。
2004年 SF 大会の「国産ロケットはなぜ墜ちるのかvs宇宙へのパスポート2」(xxx 悪口大会になったアレ・・・だったハズ)。


 おっしゃぁぁぁぁぁぁ!!!!


 とっとと PC に取り込んで再圧縮してやるぁっ!!
 部屋の掃除?なに、圧縮中に暇な時間が山盛りあるさっ!!



 
24日 [遊びの時間は果てしなく]

 昼間は FENNEK と共に、高円寺の無人島プロダクションへ。

 目的は、これまで幾度と無くこの Web で紹介している、自力でメーヴェ(のようなもの)を作ってしまおう、という「OpenSky」計画関連の「八谷和彦“初”ドローイング展」

 メーヴェのようなもの、の初期スケッチや、前作であるエアボードの資料を展示しているのだが、すさまじい濃さ。
 決して広いとはいえない空間 (4畳あるかないか位ではなかろうか) に展示された資料の密度は圧倒的。
 一時間を見事に吹き飛ばす。

 現場で、「OpenSky」つながりの み〜や★さん から SHARP「W-ZERO3」(WS003SH1) を譲り受ける。

 その後、秋葉原へ移動し、来月、再来月の DVD をまとめて注文。
 FENNEK があきれていたようにも思えるが、きっと気のせいだろう。

 夜は、毎度の恐るべき我が友人達との呑み会。

 今回は、私の会社の知り合いが新規参入。
 とは言え、暴走する面子の暴走する内容に変わりは無く、初回面子に対する遠慮も情も一切無いっ!
 ぞんぶんに楽しんでいただけたことだろう。

 飲み会終了後、カップルのうろつく上野公園を、大声で馬鹿話しながら歩き、解散。
 遊び疲れる、楽しい一日であった。



 
25日 [「ホリデイ」と「蟲師」を劇場にて鑑賞]

 朝起きると、雨風が強かった。
 午前中、風が無ければ自転車で近所を走って桜の状態を見に行こうかと思っていたのだが、これでは無理だな。

 昼食を取ってから映画館へ。
 ナンシー・マイヤーズ「ホリデイ」☆☆☆

 休暇に、自宅交換をした二人の女性の物語。
 恋愛映画としては定番の内容。ま、期待した出来は越えていたので良かろう。
 何人かカメオ出演で意外性のある人がいたのが面白かったのと、ジャック・ブラックが凄くまじめに演技していたのが面白かった。

 時間に余裕はある。二本目に突入。
 大友克洋「蟲師」☆

 展開がやたらと唐突だとか、説明が無さすぎて重要な部分が分からないとか、子役が極端にヘタ等、色々と言いたいことはあるが、もっとも単純にこの映画を表す言葉は「意味不明」だろう。

 なんなんだかねぇ。
 明日を考え、本日は二本で撤収。



 
26日 [上野駅構内の某本屋襲撃]

 上野駅構内の某本屋襲撃。
 柳沼行「ふたつのスピカ」12巻(メディアファクトリー/漫画)と、荒川弘「鋼の錬金術師」16巻(スクウェア・エニックス/漫画)を購入

 SF ファンの間では非常に評判の悪い「ふたつのスピカ」だが、この程度で目くじら立てていると、ねぇ。
 たいていの小説のコンピュータにはツッコミどころがあるぜよ。
 話がそれた。

 最終頁、「そこまでやるかっ!」という展開にのけぞる。
 けっこう情け容赦無い作者だな。

 「鋼の錬金術師」は、この巻から新展開という事で、前から顔見せしていた人物を表舞台に出し、さらに新キャラも投入。
 登場人物が増えて場所が変わったので「ものすごく進んだ」かのような幻想をいだかせてくれるが、実際には本筋はあまり進んでいない。
 伏線が張られていたが、軍上層部が敵という事が分かったことによる「軍内部の協力者作り」が今後の展開になるのだろう。

 ま、どちらも楽しみに次を待つとしよう。



 
27日 [モバイル通信環境更新作業中]

 この一年ばかり使用していたWillcom「AH-H407P」(データ通信用 PC Card) を、Willcom「WS002IN」(データ通信用 USB Unit)に機種変換

 Willcom の PHS 通信モジュール である「W-SIM」を USB 経由で、PC 通信に使用するための代物だ。
 先日、中古で人から購入した (と、いいつつまだ支払いをしていないのだが) 「W-Zero3」も通信には「W-SIM」を使用する。

 機動 PC「飛燕」でも、「W-ZERO3」でも同じカードを入れ替えて使用できる。

 「W-Zero3」を PC に接続しても同じ事が出来るのだが、いかんせん「W-Zero3」はそうした用途で使うにはデカイ。
 電車の中で、二つも広げるのは面倒だし、周りにも迷惑だという判断から機種変換のついでに入手することとした。

 「W-Zero3」に W-SIM をさしての通信動作確認は行ったが、まだ「飛燕」との接続はためしていない。
 さぁて、これからやるかぁっ!!



 
28日 [「W-Zero3」環境構築作業中]

 機動 PC「飛燕」に「WS002IN」を接続し、Driver の Install も完了。
 これにて、「飛燕」のモバイル環境再構築は終了した。

 現在は、「W-Zero3」の環境構築作業を実施中。

 フリーウェアをインストールし、試して、自分にとって使いにくそうならば消す。
 この作業を繰り返し実施する。

 なお、最大の問題だった「W-Zero3」での Web 更新だが、「現実的ではない」という判断にいたった。
 キーボードが小さいのと(これは、慣れればどうにかなりそうだが)、私の作った Perl プログラムの移植がめんどくさい (PC では DOS コマンドと連携させて使っているので、単純に移植すれば使えるわけではないのである) からだ。

 ま、平日は「W-Zero3」を。休日はカメラを抱えているときは「飛燕」も持ち運ぶという運用方式で十分だろう。



 
29日 [今後の予定(ちょっとだけ仕事の話)]

 私は派遣社員をやっている。
 どこぞのドラマのような事は、少なくとも技術系派遣社員には絶対に適応されない、とだけ言っておこう。
 二回くらいしか見たこと無いけどね。

 んなことはどうでも良い。

 とりあえず、明日で現在の派遣先での業務が終了。
 就職してすぐに派遣された会社だから、7年同じ会社にいたことになる。
 4月からは別の会社で、似たような仕事をやる事になっている。

 てな訳で、来週からは更新状態がどうなるか分からない。

 まぁ、「W-Zero3」と機動 PC「飛燕」があるのでどうにかなるだろうとは思うが、ほんとうにどうにかなるかどうかは、分からない
 最悪の場合でも、土日の更新は続けるつもりなので、皆々様、生暖かく見守ってくださいませ。



 
30日 [来月期待の映画]

 本日、現在の派遣先会社への最終出社。
 会社の呑み会などいつ以来かというほどだが、送られる立場なので逃げ出すわけにも行かず参加する。

 私は、基本的に会社の呑み会には参加しないのだ。

 まぁよい。普段は見られぬ人間性をみられた。
 意外な人が、三級アマチュア無線の免許を持っていて驚いたり (本人曰く「4級とったと自慢しているヤツがいて、腹が立ったからその上を取った。取るのが目的なので無線発信したことはない」そうな。もったいねぇ・・・・)、意外な人に意外なことを言われて驚いたりもした。

 ま、呑み会の話などここでやてもしかたない。
 今日は、明日は出来ないであろう来月期待の映画だ。

 スティーヴン・ザイリアン「オール・ザ・キングスメン」
 来月一番期待の作品だったりする。
 理想主義を掲げて選挙を勝ち抜いた政治家は、やがて自らが汚職に染まってゆく。
 実話をベースに、政治家を追うジャーナリストの視点で映画化。
 それにしても出演者が豪華絢爛だ。ショーン・ペン、ジュード・ロウ、アンソニー・ホプキンス、ケイト・ウィンスレット。
 すっげぇぇぇぇぇ!!!

 エドワード・ズウィック「ブラッド・ダイヤモンド」
 予告編を初めて見たときは「馬鹿アクション映画か!?」と思ったが、1990年代に社会問題になったシエラレオネ内線を背景にしたダイヤモンド取引の話らしい。
 ・・・面白そうではあるが、しかし、なんだろう、この不安感は。

 スティーヴン・フリアーズ「クィーン」
 交通事故で他界したダイアナ元妃 (英国王室による忙殺説もあるが) をめぐる、英国王室を描いたドラマ。
 こういう映画を、英国自身が作ってしまう (英/仏/伊の合作だが) ってのが凄いよな。
 日本で皇室描くと、それだけでも騒動になるぜ・・・

 ゲラ・バブルアニ「13/ザメッティ」
 純粋に予告編だけでのけぞった映画。
 集団ロシアン・ルーレットという賭博に巻き込まれた男の物語らしいが、これをモノクロ映像で、すさまじい緊張感 (少なくとも予告編では) を醸し出している。
 これは面白そうだ。

 シルヴェスター・スタローン「ロッキー・ザ・ファイナル」
 スタローンを一躍有名にし、同時に、その名声に致命的打撃を与えることになった「ロッキー」の最終作。
 見た人が「驚くべき事に面白かった」と発言していた一本。
 「ロッキー」はねぇ、2までで良いかなぁという私だが、やっぱり見に行くぜ。

 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ「バベル」
 監督が好みではないので、実はあんまり期待していない一本。
 けどねぇ、とりあえず話題作は見ておくというのが私の考えだからな。

 続いて邦画。
 堤幸彦「大帝の剣」
 一風変わった小説を書く夢枕獏原作のアクション時代劇。
 実に B 級な、笑える映画に仕上がっていそうだが、しかし、やりすぎていてしらける危険があるな、監督が監督なだけに。

 萩生田宏治「神童」
 松山ケンイチは、もはや「L」にしか見えないあたり、恐るべき「DEATH NOTE」効果。
 天才音楽少女と、凡才男の交流を描いた作品のようだ。
 原作は面白い、らしい。

 混乱していることだけは間違い無いが、具体的にどうなるかはまったく分からない来月。
 さぁどうなることやら。
 さぁ何本見られるやら。

 混乱さえ楽しむ本 Web ページ。全力で混乱する様を、とくと見よっ!!!



 
31日 [博物館と映画館]

 お台場の日本科学未来館に向かう。
 PASMO と Suica の相互運用開始のおかげで、新交通「ゆりかもめ」も Suica で乗車できるようになったらしい。
 ということで、本日は水上バスではなく、ゆりかもめ でお台場に入る。
 これはこれで便利だね。面白さにはかけるけど。

 本日の目的は、「すばる望遠鏡の研究者と話そう」。
 以前にも参加した企画だ。
 相変わらず対象年齢が低いのかと思いきや、(低いには低いが、おそらく小学校高学年から中学生くらいになっている) 前回よりは難しい話になっており、私としてははるかに面白い。

 遠方の銀河は、赤い色だけにヒルタする光学ヒルタを望遠鏡に取り付け、それで赤い銀河を探し出し、それを分光解析 (光のスペクトル分解。虹の七色は、太陽光が大気中の水分で分光された結果である) して赤方偏移 (色のドップラーシフト。走っているパトカーが、接近してくるときと離れて行くときで音が変わるように、色も変わる。離れて行くときは赤く見えるようになる。星が赤い色を発しているのか、ドップラーシフトの結果赤いのかは、分光解析で分かる) である事を確認という方法だというのは始めて知った。

 他にもいくつか面白い事を知ったので、そのうち、また何かの役に立つことがある・・・かもしれん。
 ま、何かの役に立つかどうかなど「知りたいこと」においては重要ではないんだがな。

 終了後、いくつか確認したいことを確認し、外に出る。
 小雨がぱらついているなぁ。これでは水上バスで、屋外の面白さを堪能することが出来ない。
 帰りも ゆりかもめ にするか。

 雑用を片付けてから、渋谷に移動し映画館へ。
 深海誠「秒速5センチメートル」☆☆。

 中学生妄想日記!?

 監督の私生活を感じさせるというかなんというか、心残りの昔の彼女を思う男を、三話の連続短編で物語る。
 作品全体として、非常にバランスが悪い。
 一話ごとのバランスではなく、一話の中でのバランスが悪いというのがなんともねぇ。
 この監督は、やはり短編でこその人なのかもなぁ。

 劇場から出て、ふと思う。
 あぁ、明日は (この文章を書いている時点で、すでに今日だが) 4月1日。
 エイプリルフールの仕込みは、考えてはいたが結局間に合わなかったなぁなどと考えつつ、撤収。



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