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新日記
2001年 1月
−31日−
 月末恒例今後期待する映画
 「スイートホーム」「CURE」の黒沢清「回路」“世界は、静かに、死に向かっていた”という劇場予告編に引かれた。
 同じくジャパニーズホラーで原田眞人「狗神」「死国」の坂東眞砂子が原作。「死国」は散々だったが、今度はさてどう出るか。ちなみに今度は原作を読んでいないので私の評価観点も変わるでしょうな。
 同時上映の下山天「弟切草」はどうでも良い。ゲームの映像化?成功してるわけないもの。
 「シックスセンス」のM・ナイト・シャマラン「アンブレイカブル」。列車事故唯一の生存者は無傷だった。そして彼には今までの人生で怪我をした記憶も、病気になった記憶も無い。あいかわらずアメージングストーリー的 (最近は「世にも奇妙な物語」的の方が理解されそうだな) 設定。ま、面白ければそれでよしなんだけどね。
 ナンシー・メイヤーズ「ハート・オブ・ウーマン」メル・ギブソン最新作にしてラブコメ。内容は、まぁそんなに深く期待してません。
 心配なのは、この手の映画はカップルが多くて上映中に話す大馬鹿がいること。
 あぁ、いつの間にか始まってた「ユリイカ」や「風花」も見に行かねばならぬし、今月もけっこう忙しそうだ!!
 ...しまったぁ!「ダンサー・イン・ザ・ダーク」をいい加減行かぬと、終わるぅ!!


−30日−
 帰宅後にチョロチョロと部屋の掃除を続けているのだが (別に引っ越すわけではない)、う〜む、よくまぁこんなにゴミを溜め込んだものだ

 驚くべきは、その不要雑誌の量!!雑誌に限らず、紙類は恐ろしい量が出るな。うん。
 けっこう捨てているつもりだったのが、今更のように出てくる学生時代のノート!!教科書!!参考書!!
 そして抹殺したい数々の過去の汚点平たく言うと試験結果!!
 いまさらのように再認識馬鹿。つーか愚か!!
 そしてそのころのノートさえ理解できない、今の私!!

 もし今、この文章を読んでいる中学・高校生諸君がいるのであれば、私のようになってはイカンぞ。と強く訴えておきたい。
 大学生?その年になって人に説教されているようではその時点ですでに手遅れだ (えらい失礼なヤツである)。


−29日−
 
ココの人がまた舞台に出るらしいコッチに詳細が乗っているので、興味のある方は行くべし。ここの Web では、今週中に「勝手に宣伝計画」で公開日その他の情報だけは載せるけど、資料が無いので他のことは出来ないかもしれぬ。


 CAPCON「鬼武者」の車内広告を山の手線内で見る。
 「映画的表現とゲームの融合」云々
 ゲーム業界って、映画業界に対してなにか致命的なコンプレックスでもあるのか?それとも中古市場撲滅キャンペーンの一環なのか?いずれにせよゲームと映画は根本的に違うものなのだという認識をまず持て
 ゲームというのは、プレイヤーが世界に参加することで成り立つ。すなわちプレイヤー自身が世界を「物語る」楽しさではないのか?
 映画というのは、製作者によって「物語られた」世界を見る楽しさなのではないのか?

 物語性が強かろうがなんだろうが、そこにプレイヤーの意思が介在する余地がある限りゲームはゲームで映画ではない。
 ゲーム業界はもっと己の業界に対して誇りを持て。そう思うのは私だけなのだろうか?


−28日−
 コンシューマ移植を念頭に設計しているとしか思えぬゲームを量産する F&C 最新作「同窓会 Again」をやる。説明は、一昨日の日記でも呼んでくれ。
 無論、これも半年程度でコンシューマに移植されるのだろう。って、DC がそれまであるのかがポイントになるな。うん。

 内容だが...ごめんなさい、インストして起動確認とって OP みて「演出変わんねぇ〜」とか思って、本編始めて「システムが普通のAVG〜」(前作は恐ろしくユーザビリティーの低いインターフェースだった)とか思って、どのメーカーのでも思うんだが「声いらねぇ〜」というところで止めてしまったので不明だ。

 やむを得んので、ここまでの感想
 瑞穂がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁまだ出て来てねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
 以上。


−27日−
 本日、関東地方は雪だった。どうしようもないくらい、外は白かった。
 この光景を見れば、昨日「風花」の初回入場整理券 (舞台挨拶がある) を入手できなかったのはあるいみ正解だったのかもしれない。などと己を慰めつつ、冷え切った部屋を暖めるべく PC に電源投入。

 本日の研究課題。「DVD を、より美しくデジタルバックアップする方法」。
 なんて犯罪的健全な!!

 今のところ米国などで裁判の続く CSS プロテクト(DVD のコピーガードプロテクト) 解除プログラムを駆使しつつ、いかに画質を損なわずに作業を行うかがポイントだな。
 う〜む、どの方法も一長一短より深い研究が必要らしい
 ...それにしても、フリウェアーのパワーって恐ろしいよな。


−26日−
 まだ先の話だが、2月10日から2月12日にかけて更新は行われない
 JR 東日本全線乗り放題 (含む特急・新幹線指定席) チケットを握り締めてココの管理人と共に放浪の旅に出るのでな。旅行記は「鉄の血」で書くのでお楽しみに。
 ちなみに雪の中で特急「白鳥」を見たい方であればまだ合流可能。

 「同窓会 Again」購入。ちなみにエロゲー。
 エロゲーここんとこはずし続けてるが、きっとこれもはずしだろう。某氏が原画を書いているので買っただけなので、それは覚悟済み。
 そもそも病弱だった瑞穂が回復しているなんざ許さん!!


−25日−
 SEGA が3月いっぱいで DreamCast の製造を中止するという誤報道の結果CSK (言わずもがなな SEGA の親会社) も SEGA株価はうなぎ上りだそうで。
 話によると、DC 事業を STB 事業への展開や PC 拡張ボードの発売などで、負担を分散させる方向にもって行くそうで。
 ま、現行のシステムの中ではおそらくもっとも簡単にネットに接続できる固定端末システムだろうからな。うまく STB 業務を展開できればどうにかなるかも知れん。

 北村薫「リセット」読破。まさか最終部でこう来るとは!!
 冒頭から超常現象が発生していた前ニ作とはまるで違う入りで、後半部分までいったいなにが起きてるのか分からんもんな。
 う〜む、完全にやられた。


−24日−
 帰り道にある某大型量販店が今月いっぱいで消えて無くなる。その関係で、店内投売り。
 クックック。ギリギリまで耐えた成果だろう。DVD 一律 700円コーナーが出来ているじゃぁ無いですか!!
 あんまりめぼしいものが無いのは分かっているんだが、それでも覗くのが映画ジャンキー。

 「デモリショマン」「ティンカップ」「沈黙の戦艦」あたりが複数本残っているのあたりに哀愁が漂う。客は素直だ。

 おぉ、あそこに見えるはウォルフガング・ピーターゼン「アウトブレイク」
 まだメジャーになる前のケビン・スペイシーがちょろっと出ていたりする、低予算映画の傑作じゃないか!!
 そしてブルース・リー「燃えよドラゴン」(監督はロバート・クローズなんだけどな)もあるではないか!!
 クックック。二本買っても1400円(税別)

 閉店セール万歳!!



−23日−
 昨日から続いている読んでいない人はまず昨日の日記から読んでくれ

 つーことで見終わりました。結論としては、彼の批評は当たっているといえるし、外れていたとも思う。
 アニメーションであるからと言って物語や演出に手を抜いては行けない。これは絶対だ。
 たしかにこの映画は手を抜いて制作されているようには見えないしかしTV と同じ脚本・演出論で制作されたように見える
 ま、これは今の日本映画業界全体に言えることなんだけどね

 同時上映の「ケロちゃんにおまかせ」は純粋に笑いました。
 変わらず TV 論で構築されていましたが、純粋に笑えました。
 今日から合い言葉は「たぁ〜こぉ〜やぁ〜きぃ〜!!」


−22日−
 昨日、突如として
ここの管理人 (ココの2001年1月19日の日記参照) が書いたことで他人を傷付けた云々と言い出した
 私は批評文を書くのであればそれはやむを得ないと思うのだがな。いかなる事象であれ、それを肯定している人物は存在しているのだから。
 少なくとも、知人の舞台でさえなんの躊躇いもなく上段からぶった切ってしまっている私にはまったく無縁の苦悩だ。
 もっとも私はその映画を見ていないのだから語るべき言葉は無い見ていないが故に彼の言っていることが正しいのか間違っているのか分からないからな
 よって、その話を論ずる為の回答は極めてシンプルだ
 問題のビデオを借りて見れば良い

 「カードキャプターさくら 封印されたカード」

 前作は500円で劇場に行った記憶が微かに残っているな。しかもそれを高く感じた記憶も残っている。そして劇場係員のおねいさんの冷たい、冷え切った目...寒かった。
 それでも私は戦う。

 おぅらぁ!!れっつ、あたぁぁぁぁぁぁぁっく!!

次回予告!
 YaNac は脱力していた。
 しかし新たなる敵、カードキャプターさくらが襲い来る。
 圧倒的な人類総ロリコン化計画の攻撃に翻弄される YaNac。そして聞こえる「さくら萌え〜」の雄叫びが。
 次回「さくらの脅威」。
 君は、生き延びることができるか?


−21日−
 映画批評・壱 (2000年版) の更新を凍結します。今月4日以降更新してなかったんだけどな。
 よって現在アップされていない「2001年宇宙の旅【ニューマスタプリント版】」「17歳のカルテ」「ムッソリーニとお茶を」「名探偵コナン 瞳の中の暗殺者」の批評がアップされる可能性は果てし無く低くなりました。ビデオで見て書く場合は映画批評・弐になるのでね。

 その映画批評・弐も若干方向性を変えるかもしれん。
 今のままではあまりにも更新作業がやりにくい。やはり方向性が明白でない部屋の更新は難しいからねぇ。
 とか言いつつ、もっと難しいのは「最低映画」の更新だったりするのがポイントだな。


−20日−
 ロジャー・スポティウッド「シックス・デイ」☆☆
 思ったよりまともな完成度でした。少なくともアディア的には決して悪くないし、生物クローニングを単純に“悪”だと決め付けずに、技術を悪用することが“悪”であるとした脚本には敬意さえ表そう。
 しかし、それであるからこそ三流パルプ SF みたいな低俗なアクションシーンでお茶を濁してほしくなかった

 見所は、火薬生成シーン。「Cool!」

 押井守「アヴァロン」☆☆
 映像作家としての押井守の限界点が見られたように思う。
 映像理論が今までの集大成。「すべての映画はアニメになる」とか言っているようだが、この映画から感じられるのは「結局私はアニメーションしか撮れない」という現実
 そうか!だから「これが私のフィールドだ」なのか。「この映画が私の実力の現実だ」。

 見所はポーランド陸軍全面協力によって実現した「ハイドンD」の戦闘シーン。

 ...外は雪です。明日「シベ超2」を見に行くのはあきらめざるをえなさそうです。


−19日−
 イ・チャンドン「グリーンフィッシュ」を見る。会社帰りに。
 評価は...迷います。☆☆なのか、それとも☆☆☆☆なのか。
 韓国の高度経済成長とそれに伴うリアルな社会情勢といった風俗的な知識が私にはかけているので判断できない部分が多かったです。
 つまり、なんというか。物語のバックボーンが理解できなかったんですよ。完全に私の知識不足ってやつデス。

 明日は、東京有楽町の新スカラ座を見るついでに「シックスデイ」を見に行く予定。
 ついでに明後日は、都内某所まで「シベリア超特急2」を見に行けるか!?
 つーことで日曜までの間、映画で暴走します。


−18日−
 明日の更新は遅くに行われる。たぶん13日午前1時くらいに行われる。
 だってレイトショーでしか「グリーンフィッシュ」をやってないんだもの。

 本日朝より、月曜に買ったまま放置していた夢枕獏「神々の山嶺」を読み始める
 なかなかに面白い。故に日暮里駅を通りすぎる。もっとも上野での乗り換えでもほとんど影響はないので関係ないのだが。
 上野駅で、出社途中ではあるがワイド版「うしおととら」4巻を購入すべく本屋襲撃
 まよわずコミック新刊の場所に進めば良いものを、いつもの習性で小説新刊をチェック!!そして悲劇は起こった。
 北村薫「リセット」が出ているじゃねいですか!!
 「スキップ」「ターン」に続く <<時と人>> 三部作の完結編ですよ!!速効買いですよ!!買わなきゃ後ろ指を差されて道端でのたれ死んで、そのまま埋められてダンボール紙に「愚民ここで滅びる」とか書かれてあげくに犬のションベンでそれさえ無くなるんだぁぁぁぁぁ!!(混乱中)

 そんなこんなで、買ってしまった。あぁ、読んでいない本がたまって行く...


−17日−
 昨日はブルーな日記で大変失礼いたした
 現状をあえて口にするのであれば「振り向くな、敵は前にあり」(ドラッケン隊長ヨハン・ホルスト)ってとこだ

 さて、本日発売の「週間サンデー」に、映画ファンであれば目頭をアツくして読まねばならぬ話が載っている
 あまりにも見事に「予告編はおもしろそう」理論を適応しているその漫画のタイトルは、ずばり「かってに改蔵」。毎回これはツボついた漫画だと思うんだけどな。
 あの駄作もこの駄作も予告編はそれなりに出来ている。というだけで展開する話は、身に覚えがありすぎて心が痛いどころか、心に金属バット直撃でもう木っ端微塵くらいの衝撃がある
 映画ファンなら読め。

 そうそう、私は「予告編は面白そうだったのに」ランキング第三位「帝都物語」は、本編も楽しんだぞ。


−16日−
 いろいろあった結果。私は本日ブルーです。ま、人生いろいろってことなんだろう。まるで他人事のような書きかただがな。

 やはりこう言うときは無理やりにでもテンションをあげるに限る!!うおらぁぁぁぁぁぁぁぁぁレッツミュージック!!
 「ガンパレードマーチ」なら、某教師が「ガンパレードマーチ(突撃歌)を歌いなさい」とか言うんだろうが、やはりここは一発ブルーハーツだ。

 あのとき、ああすればもっと
 今より、幸せだったのか

 もっとブルー!!!

 すまぬ、テンションがどうにもあがらん。


−15日−
 リンゴが重力に引かれて地上に落ちるように、テーブルの端から飛び出したコップは床にめがけて落下する
 椅子がけのテーブルで、その下がフローリングであった場合、そのコップはかなりたかい確立で砕け散る
 砕け散ったコップはそれまでとは役割を異なるただの危険なゴミと成り果て、その破片は人体を容易に傷つける物体となる。

 私は自宅では素足の人間だ。
 破片と成り果てたガラスが足の裏に突き刺さった場合、とてもとても痛い目にあうのは極めて自然のことといえる。
 なにが言いたいのかとっくの昔に理解していただけていると思うが、体重かけると痛てぇ
 それでも懲りずに素足で歩き回ってるんだけどな。


−14日−
 映画に行こうかと思って追ったのだが、どうやらそういうテンションではなかったので前売り券だけを買い求めにチケット屋を放浪する。
 私は可能な限り映画は前売り券で入りたいと願う人間である
 当日券で入るより若干でも安い、それを金券ショップで買うとさらにもうちょっと安くなるという涙ぐましい経済的な理由はもちろんだが、半券を集めているというのがその最大の理由だ

 そんな理由で黒沢清(「スウィートホーム」「CURE」)「回路」マイケル・ベイ(「ザ・ロック」「アルマゲドン」)「パールハーバー」リドリー・スコット(「エイリアン」「グラディエーター」)「ハンニバル」の三本を買い求める。

 しかし、今、私の手元に残っているのは「回路」のみ
 確かに私も悪いのだ、自宅に帰ってきてからチケットを無造作に机の上に放置していた私も。しかしだ、オヤジよ

 「じゃ、もらっとくから」

 で、もって行くんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
 金は徴収したので、また買いに行かねば。


−13日−
 本日、朝起きると真昼間の1時だった。
 作戦失敗。そう、作戦は失敗したのだ。水野晴郎「シベリア超特急2」の舞台挨拶を見るという偉大なる作戦は
 と、いうことで期待していた皆様もうしわけございません。まだ見てないッス。
 ついでに「ダンサー・インザ・ダーク」も見てないッス

 ぼやぼやしていたら次々に新春映画が始まってしまい、見ねばならぬ映画がたまってゆく〜
 しばらくは見る映画に困らない、どころか見る映画を絞るのが大変そうな状況に直面中。
 さぁてどうなることやら。


−12日−
 「バトルロワイヤル」の興収が20億円を突破したらしい。
 国会議員の某氏の宣伝活動 (にしか見えんかった) に便乗した東映の大勝利、といったところか。東映は「鉄道員」に以来の自社製作映画の大ヒットじゃないのか?
 あの映画の評価はともかく、邦画の活性化と観客増員にはすなおに喜ぶべきなのだろう。
 最盛期に比べて激減している日本の映画人口が、それで少しでも増加してくれれば、少しでも映画人口が増えてくれれば御の字というものだ。


−11日−
 Intel PentiumIV は商業的立ち上げに失敗したようで
 現在の CPU はほとんどのユーザーにとっては完全なオーバースペックになっていて、現状以上の高クロックの必要なアプリケーションがマニア向けゲーム (「colin mcrae rally」とか) や、ソフトウェア動画処理など、あまりに一般的ではない処理なのだから売れないのは当然なんだけどね

 ま、それも今年の末にある程度のレベルで CPU の高速化を求めるユーザーが出てくるだろうけどね。
 Windows の新型はほぼ間違い無く Windows98 初期世代の無改造 PC ではまっとうに動かないだろうから

 こう考えれば MicroSoft はまさに民間需要を増大させるすばらしいメーカーじゃないか!!
 いや、そんなこと針の先ほどにも思ってないし、ゴミを増やしているという、マイナスな見方も出来るんだけどな。


−10日−
 先日は掲示板に電波が襲来したようだ。いったいなんだったんだろう?ちなみに全文は
ココ

 橋本紡「バトルシップガール」4巻読破
 まだ続けるか。そうか、まだ続けるか。
 思わせぶりな複線の張り方、次巻の読める展開。それでも続けるか!
 しかし...いや、もしや綱渡りモードに突入すれば面白くなるかもしれん失敗すると吉岡平「無責任シリーズ」のように悲惨な結末が待っているだろうが
 勝負は次巻に持ち越しだな。

 ちなみに来月の電撃文庫は超能力大戦モードに突っ込んだ「ブギポ」の最新刊と、そろそろ引き際を考えなければならないかもしれない「ダブルブリッドV」を購入予定。


− 9日−
 本日より仕事開始。長期休み明けの気だるさという、ここ数年巡り合っていなかった感触は、同時になんだか新鮮な気分を私に...もたらさねぇ。もちろんのことだがな。

 この憂鬱な気分を粉砕すべく、JR 東日本高崎線管轄上野駅構内に存在している本屋襲撃こう書くと長いな上野駅の本屋

 日本SF作家クラブ編「2001」。SF アンソロジー。日本語風で言うところの短編集。全部は読み終わってないが、新井素子「あした」。こういう話は好きやねん。

 夢枕獏「黒塚」。「神々の山稜」を買おうかと思っていたのだが無かったのでほとんど衝動的に買った。読んでない。たまには夢枕獏の変な小説 (良い意味) を読むのも良かろう程度の感じ。

 橋本紡「バトルシップガール」4巻。とりあえずシリーズ物。私の周波数とは大分違うのだが、致命的な理由 (破滅的に飽きる、致命的に金が無い、完全無欠に忘却した) が無い限り読み始めたシリーズは読みつづけるたちなので買う。これもまた読んでない。

 これでしばらくは本を買わずにすむだろう。衝動を押さえられればな。


− 8日−
 部屋を掃除せざるを得なかったため、結局「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を見に行けていない。悲劇だ。

 やむを得ないので掃除してからビデオを見る。ひさしぶりにアニメーション作品、沖浦啓之「人狼」☆☆☆

 世界観が好きになれないという致命的な問題があったことは確かだ。
 見終わって驚愕。てっきり押井ズムあふれる作品という先入観を持っていたのですが...よもや恋愛映画だったとは!!
 ...え?違う?違うの?そう、まぁいいや。私からすればこれは恋愛映画。

 何箇所か物語がおかしいけど、それなりに楽しめました。


− 7日−
 部屋の掃除をすると出てきた本を思わず読みふけってしまうのが人類の悲しい性。...私だけか?
 言わんとしていることは分かっていただけるだろう。そう、部屋の掃除をしようとして読書で一日つぶした
 掃除の途中、というのは往々にして掃除前よりも散らかっているわけだ。その状況で読書していたわけだ。
 そして今、この文章を打っているわけだ。
 なにを言わんとしているか納得していただけているだろうが、今、私の部屋は超絶大混乱状況
 ただでさえ入っていなかった本が床から天に向けて塔を成し、発掘された未整理のビデオがあたかも前衛芸術のような形で詰まれているこの状況。

 せめてドア前だけでも空間を形成せねば地震があったら確実に私は部屋から出られない

 く、明日は映画に行こうと思っていたのにっ!!


− 6日−
 さすがに三日連続で劇場に行くほどの体力は無いので、本日は自宅で体力チャージ。
 Windows「colin mcrae rally2.0」の Championship モード、Novice は実にあっけなくクリア。ちょっと拍子抜け〜とか思いつつ、上位レベルである Intermediate に挑戦

 なんじゃこりゃぁぁぁぁ!!

 いや、勝てるけど。ギリギリ。
 その上 Stage 数が増えているため、最後の方の Stage になると車ボロボロ。バンパーとウィングと窓はほぼ間違い無く消失している。
 う〜む、最上位の Expert モードはどういうことになるのだろうか?不安だ。


− 5日−
 「ホワット・ライズ・ビニーズ」を見に行く。ちなみに私は 8日まで休み。
 評価☆☆☆。小物の使い方と複線の張り方がヘタ。それともう一つ、男性諸君はこの映画を見て思うだろう。女は怖いと。私も各方面から色々言われているが、この映画の女ほどには怖くない自信がある!
 なお全編ヒッチコックファンであればニヤニヤ間違い無しの演出。一部キューブリックの“シャイニング”の疑いもあるがな。

 さて、PC に DVD ドライブを搭載し PS2 の DVD 簡易再生から脱却し、高画質にウハウハ状態に突入した私は、もはや DVD ばんずわい!!な状態になっている。
 その DVD だが東宝の“円谷英二”関連作品のラインナップがとても愉快だ。
 「ゴジラ(初代)」「地球防衛軍」「日本誕生」。そしてついに「ハワイ・マレー沖海戦」が出るっっっっ!!ついでに「太平洋の嵐」も出るっっっっ!!
 いやぁ〜、これを気に「太平洋の鷹」「太平洋の鷲」の、通称“太平洋三部作”が DVD 化されないもんかねぇ。
 他にも愉快なラインナップが多くて、私にとって2001年は DVD ブレイク決定!!


− 4日−
 おしい、脚本と演出のミスが目立ってしまい、それぞれがマイナス1。結果「オーロラの彼方へ」☆☆☆
 けどこの監督の今までを見ると、後一歩は絶対に届かないあと一歩になりそうだね。

 「ゴジラxメガギラス」☆。崩壊した脚本と、カットごとにやたらと出来不出来が激しい特撮が、見ている人間を果てしない脱力の世界へと誘う
 心の底から思う、「ゴジラ vs ビオランテ」の時みたいに、シナリオを公募しないかなぁと。その方が面白い映画になると思うよ、少なくとも現状の脚本よりマシだと思うね。

 引退したはずの宮崎駿最新作「千と千鶴の神隠し」の予告編が始まっていた演出が戻っている!!あの壊滅的完成度だった「もののけ姫」から、「となりのトトロ」くらいの演出に戻っている!!ひょっとしたら面白いかも。まだ分からんけど。


− 3日−
 本日見た映画、「恋に落ちたシェークスピア」☆☆☆☆☆
 「恋に落ちたシェークスピア」は劇場に行けば良かったと前にも思った記憶がチラホラ
 ちなみに WOWOW で昨日やったのを撮ったヤツ。

 「ターミネーター2」☆☆☆☆☆。初代の方が完成度は高いと思ってるけどね。
 DVD の、いわゆる完全版なんだが、どうせなら「インディペンデンスデイ」の DVD みたいに、プログラム再生を使って劇場版も一緒に入れてくれれば良かったのに。
 本編以外の映像特典いまいちせめて予告編くらい入れてくれてもバチはあたるまい。LD には入っていたんだしさ。
 そういや、OP の“CAROLCO”マークが懐かしい。つぶれた会社じゃないのさ。


− 2日−
 寝て起きて飯食ってビデオで映画を見て本を読んでという、ある意味欲望の赴くままに生活している昨日今日。皆様はいかがして所詮昨日の続きに過ぎない21世紀をお過ごしでしょうか?

 映画の合間にひょこひょこと進めている PS「高機動幻想ガンパレードマーチ」がなかなか面白い。あとは Windows「colin mcrae rally2.0」しかやってねぇ。

 なんと言おうか、そんなこんなで怠惰な一日だったのでネタがねぇ。


− 1日−
 あけましておめでとうございます
 今年も全力で狂気の日記を更新する予定なのでぜひお付き合いいただきたい

 昨日より年越しの映画イベントに突入していた。
 「2001年宇宙の旅【ニューマスタプリント版】」☆☆☆☆☆。(つーか☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆くらいあげたい)
 さすがキューブリックの傑作。40年近く前の作品とはとても思えぬ完成度。圧倒的な映像の完成度と、あまりにも哲学的な内容はあまりにもすさまじい

 これだけ去年 (200012/31) に見て、後は今年 (2001/1/1) に入って見た。

 「ザ・ウォッチャー」☆☆
 キアヌ・リーブスの最新作。今回はサイコな連続殺人鬼に挑戦。
 方通りの脚本を方通りに料理。定型通りに料理したため、結末まで完全に見えるというミステリーの欠点を負う。しかもキアヌが怖くない。だめじゃんか!!

 「ペイ・フォワード 可能の王国」☆☆☆☆☆
 「ピースメーカー」「ディープインパクト」に続くミミ・レダ最新作。前二本と打って変わってファンタスティックなヒューマンドラマ。
 芸達者な役者で足元を固め、ファンタスティックな脚本にリアリティーを持たせることに成功。
 今年一発目の満点はこいつに決定!!ただし最後の最後で好き嫌いがクリアに出るかも