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新日記

2018年 4月

 
 2日 [「ヒューゴの不思議な発明」TVにて鑑賞]

 帰宅すると、マーティン・スコセッシ「ヒューゴの不思議な発明」をNHKBSで放送していたので見る
 先日、盤で見た「メリエスの素晴らしき映画魔術」で描かれた、メリエスを描いた作品だ。

 BD持っている(つか、机の脇、目に見えるところに置かれている)しねぇ。
 正直、見るつもりはなかったんだがなぁ。


 ついつい最後まで見てしまう。


 映画史に興味をもって調べたときにたどり着いたのがメリエスだったこともあり、この映画は、すごく胸に刺さるのよね。



 
 7日 [「ペンタゴン・ペーパーズ」「トレイン・ミッション」「シェイプ・オブ・ウォーター」劇場にて鑑賞]

 今日は昼から映画館へ。
 時間的に、うむ。
 参本つながった。行くぜっ!!

 スティーブン・スピルバーグ「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」☆☆☆☆☆
 ウォーターゲート事件直前。
 ベトナム戦争にまつわる国防総省の機密文書う報道を巡るワシントンポスト紙の実話をベースにした映画。
 新聞を、記者や編集者ではなく、“編集者”と“経営者”という視点で捕らえ、その上で「報道とは?」を描いた作品。
 さぞや無骨な仕上がりになっているかと思っていると、娯楽性を失わず、「報道とは?」というテーマもまるでぶれることなく描く。流石スピルバーグ。恐ろしい映像作家だ。

 ジャウム・コレット=セラ「トレイン・ミッション」☆☆☆
 顔見知りばかりの通勤電車の中で起きる脅迫事件。
 密室で謎の脅迫者からの指示で、というと、同じ監督、主演のフライト・ゲームを思い出させるが、あれよりもさらに単純で、しかも物語はツッコミ禁止の適当さ。
 予想通り、ともいえるだろう。それにしても最後、複線ドリフトで吹き出すのを止められないのは仕方なかろうて!?

 ギレルモ・デル・トロ「シェイプ・オブ・ウォーター」☆☆☆☆☆
 「パシフィックリム」で、“メジャーになったなぁ”と思っていると「クリムゾン・ピーク」で、“デル・トロは変わらないっ!!”と感じる。そしてアカデミー賞受賞。
 どんな内容だろうか?と思っていると、心配無用のデル・トロ作品だった。
 エロスとタナトス。
 生々しいというには余りにファンタジー。
 ファンタジーというには、あまりに血生臭い。
 デル・トロが描く異形の者たちの物語は、いつも切なく、悲しく、そして美しい。

 映画の出来はともかく、城内のマナーが悪くて疲弊した壱日であった。
 撤収っ!!



 
 9日 [新装備]

 約半年にわたり、スタビライザTiffen「Steadicam Volt」を使ってきた。
 操作にかなり癖があるものの、なるほど、カメラスタビは面白い。
 ということはよく分かった。

 が、しかし。

 やはり二軸ではなく三軸スタビが欲しいなぁ。
 とはいえ、「Steadicam Volt」の使い方を極めるのが先かなぁ。

 と思っていると、あれま。
 DJIの新型出ますか。しかも期限ぎりぎりの商品券で買えるお値段ですか。

 ということで、DJI「OSMO MOBILE 2」購入
 振り子による物理的な手振れ補正をモーターで補助する、という、ある意味クラシックな構造の「Steadicam Volt」とはまるで違うらしい。
 さぁて、どうなるか。

 まずは、充電。
 実際に試すのは・・・週末になっちゃうかな?



 
11日 [本の山、崩壊]

 それは、深夜二時くらいであった。
 頭上の、標高50~60cm程度の書籍連山で、大規模書籍流が発生。


 寝ていた私の頭を直撃した


 大規模書籍竜の面倒なところは、止まるまで連続して頭に当たるのでけっこう痛い。
 というところではなく、その後、片づけなければ再度寝るための空間が存在しない、ということではなかろうか。

 自分が悪いんだけどさっ!!!
 眠さい中、片づけるのは、正直、きつい・・・



 
23日 [「バッタを倒しにアフリカへ」読了]

 前野ウルド浩太郎「バッタを倒しにアフリカへ」(光文社新書/光文社)読了
 Kindleで買うだけ買って、放置されたいた一冊。

 ファーブルに憧れ、昆虫学者(作者は、昆虫研究を職業とし、食べて行ける者、という意味で使用)になるべく、世界で大きな被害を出しているサバクトビバッタの研究をすべく、単身アフリカに渉った作者の話。


 大量の成果があったが、論文執筆中ということで、実際の研究の話は薄い。


 なので、人によっては物足りないのかもしれない。
 が。
 昆虫の知識の薄い私には、十分以上に面白い。

 バッタの研究。その被害を止めたいという思い。
 しかし、共同研究している研究所にも、筆者にも、金が足りないという極めて現実的な問題。

 あらゆる意味で“死闘”と呼ぶほかない。

 だが、作者の軽妙な文体で悲壮感は薄い。
 後半、いよいよ追い込まれて行く下りはグッと来る部分もあったが、そこから“努力の結実する流れ”につながるのは、「創作ではなかろうか」と思えるほどの展開。
 いやぁ、面白かった。

 検索すると、作者はもう一冊本を出しているらしい。
 そちらはより学術的な内容らしい。
 挑戦するだけ挑戦してみるか?いや、その前に読まねばならぬ本が多数あるか・・・



 
25日 [「Raspberry P」起動]

 先日土曜日に購入し、そのまま放置していた「Raspberry Pi 3 Model B」へのOS Install作業完了

 Raspberry Piってのは、教育用に開発された、比較的低性能な小型コンピュータだ。
 基板一枚で完結している、シングルボードコンピュータと呼ばれる種類のものだな。
 OSはLinuxベースの専用OSが用意されているが、Ubuntuベースのものも動くらしい。

 とはいえ、Raspberry Piは“Linux系のシステムを使ってみる”ことを目的に購入した代物だ。
 ディストリビューション云々は後回しだな。

 いかんせん、これまでの経歴(公私共)では、ほっとんどLinux(UNIX)系のシステムを触っていないものでな。
 ほんじゃ、勉強がてらいろいろやってみっかね。



 
28日 [車のタイヤを調整せよ]

 無事に、豪華な休みに突入した。
 ・・・ちょっと、危なかった。

 車で、けっこう移動するんだよなー。

 ということで、本日はAUTOBACKSへ。
 ちょっと減りぎみだったタイヤの空気圧調整。

 タイヤには空気ではなく、窒素を入れているので、窒素を無料で入れてくれるところに行く必要がある。
 ここは、ちょっとめんどくさい。

 とはいえ。
 これで準備は完了だ。

 まずは明日。
 長距離運転祭り、開始。



 
30日 [「キングスマン:ゴールデン・サークル」BDにて見了]

 マシュー・ヴォーン「キングスマン:ゴールデン・サークル」BDにて見了
 もろもろの事情により、劇場鑑賞できなかった映画の壱本。
 配信ではなく、レンタルショップ利用。


 前作ほどのお洒落さは感じないが、十分に楽しめる。


 品の無さや、無駄な暴力性が前作以上なので、嫌いな人も出るだろうなぁ。
 個人的には、演技できる人が、総がかりで馬鹿なことをやっているのは、それだけで楽しいと感じる。
 一番の怪演を見せるのは(役者ではない)エルトン・ジョンだった気もするが、それも含めて、楽しんだ。





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