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新日記
2003年 1月
−31日−
 ヴィンチェンゾ・ナタリ「カンパニー・マン」☆☆

 「キューブ」の衝撃よ再び!!とは行かなかった模様。

 脚本家がヒッチコックの「北北西に進路を取れ」のファンらしいがそのまんまのキーワードが出てくるスパイを見破る方法等に「ブレード・ランナー」の影響が見られるし美術にテリー・ギリアムの影響も見られる
 たしかにそれらの組み合わせは斬新だが、肝心の物語もそのあたりを融合させれば先の先まで見えてしまう。
 この映画の作り方だと、これはほとんど致命的な欠点ですな。




−30日−
 一日早いが、来月期待する映画だ!!

 問答無用で最も期待している映画。言うまでも無かろうが、あえて言う。
 ピーター・ジャクソン「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」
 我々は一年待った!!期待してるぜピージャック!!

 ロマン・ポランスキー「戦場のピアニスト」
 ゲットーから脱出した一人の天才ピアニストの実話を元にした映画。なんでも、ポランスキーも先の大戦ではゲットー生活を送ったことがあるそうな。

 フィリップ・ノイス「裸足の1500マイル」
 数十年前まで行われていた、オーストラリアの人種差別を背景に、収容所に入れられた子供が脱走、歩いてオーストラリアを横断した実話に基づく物語。

 ブレット・ラトナー「レッド・ドラゴン」
 流行の“エピソード1”は、ついにハンニバル・レクターのリメイクにまで手が伸びた!問題は、「ハンニバル」のおかげで、レクターが理解不能の狂人から、単なる食人変体野郎になりさがってることだよな。怖さが薄れるよ。

 長澤雅彦「13階段」
 喧嘩相手を殺してしまった男と、死刑執行を行った過去を持つ刑務官が自らの贖罪のため、無実の死刑囚を救うべく奔走する話。原作は面白かった、になりそうな気もするんだけどね。

 内容をチェックしていないが、予告編の画が綺麗だった「船を下りたら彼女の島」も見たいし、今月末に公開の始まった「壬生義士伝」「呪怨」「猟奇的な彼女」「ボーリング・フォー・コロンバイン」「カンパニーマン」等、まだ見たい作品は山のようにあったりする。
 う〜む。やはり昨年末の不況 (とかいいつつ見落としも少なくなかったようだが) は、は一時的なものだったらしい。
 嬉しい悲鳴をあげろ!!




−29日−
 帰りの電車の中でガキが騒いでいる
 隣に座ってる、弟 (?) とおぼしきヤツとでかい声で話している。





 五月蝿い





 注意せねばならない。
 「回りに迷惑になるから、静かにしてくれるかなぁ?」





 まったくもって私の話し方ではない。
 しかし、意外なところから意外な攻撃が来た。
 ロングシートの電車。向かい側 (繰り返すがボックスシートではない) から声がした。


 「ウチの子供にモンクあるの!?」


 攻撃目標変更。目標12時の方向!!


 「ある!!公共の場所で騒ぐなど言語道断。回りに迷惑をかけること甚だしい」

 「子供なんだから仕方ないでしょ!!」

 「ならば親が注意せよ。親が注意せぬから私が注意している。放置しておけば回りに迷惑をかけるように育つ可能性高し教育は幼少より行うことは常識!

 なにか騒いでおるが、気になどせぬ。
 文句を言われたくなければ貴様が注意せよこの馬鹿親がぁぁぁぁぁぁ!!!!




−28日−
 コンビニに行くと、出てるじゃぁありませんか「WORLD TANK MUSEUM Series3」が!!






 問答無用で買う






 三つ買ってあたったのは「シュトルヒ(冬迷彩)」「T34/76(41年冬迷彩)」「パンターG型(三色迷彩)」。

 このサイズとしては非常によく出来ていると思うがさすがにシュトルヒの翼は甘いね。サイズと価格を考えれば、これが限界だろうとは思うし、模型のデフォルメとしては十分にアリだとも思う。
 けど海洋堂の社長は模型的デフォルメを否定してる本人これで納得してるのか?




−27日−
 完全にネタが無いのは実に久しぶりである

 夏に復活する「西部警察」ネタも、来月から復活する「ひょうたん島」「サンダーバード」ネタも、掲示板で使っちゃったからねぇ...
 最近製作を開始した映画で「これだぁぁぁぁぁぁぁ!!」という映画も無いし。

 つーことで、なに?
 今日はネタが無いからこれでおしまい




−26日−
 本棚の整理続行。
 ハードカヴァーの整理を無事終了した。

 残るは最大の量を誇る = 最強の敵である文庫本のみ。

 これは、気長にやってゆくしかあるまい。

 一段落ついたので、友人より「いいから馬鹿にせず見ろ!!」と進められていた「劇場版クレヨンしんちゃん」を見ることにする
 私はたかがアニメとは思わん人間だが「所詮クレヨンしんちゃんだろ?」とは思うぞ。










 原恵一「映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」DVD 鑑賞















 全面謝罪
 こりゃぁ面白い!!





 妙に評判が良かったのは知っていたが、たしかにこれなら誉めたくなろうという出来。
 いや本当に、小馬鹿にしていたことを誤る。
 次は、とりあえず昨年の「クレヨンしんちゃん アッパレ戦国大合戦」でも見るか。それによっては、今年のも見に行くかを検討せねばなるまい。




−25日−
 先週から続く本棚の整理を続行
 中間が抜けていた「マスターキートン」や「究極超人あ〜る」は全部発見出来たんだが、「モンスター」の最終巻が発見できない。
 それ以外は...コミックの整理は終了。





 それにしてもこんなにコミック持ってたんだなぁ...





 自分が思っていた以上に、コミックが多いことに驚く。
 ハードカヴァーが多いのは予想していたんだがコミックがこんなに多いとは思なかったなぁ自分の本棚なのに自分で驚く今日この頃である
 コミック整理のため、ハードカヴァーを引っ張り出しまくってしまった。明日もこの調子で本棚の整理をせねばならない。
 そうでないと、控えめにいっても部屋に足の踏み場がないぞ。




−24日−
 平日でないと見せてもらえぬ施設があると言う。

 だったら平日行きゃぁ良いんだろうがぁぁぁぁ!!無事休みの確保できた FENNEK とともに、宇宙開発事業団筑波宇宙センターに三度訪れる

 休みの取れなかった方々に、合掌。

 本日始めてみることとなったのは「無重量環境試験棟」
 ウェイトを調整し、無重量状態に近い環境を作り上げる巨大なプール。

 試験中のビデオは興味深かったがプール本体はカバーがかかっており直接見ることが出来ない!!
 非常に透明度が高いというので、ぜひ見てみたかったのだが。

 なお、NASA の長巨大な無重量環境試験プールは、マイケル・ベイ「アルマゲドン」、クリント・イーストウッド「スペースカウボーイ」で見ることが出来る。
 あの規模からすると、筑波のはとてもとても小さいが、目的は同じだ。




−23日−
 ポール・アンダーソン「バイオ・ハザード」の DVD 購入
 発売元は東芝で3800円。
 メイキングにマリリン・マンソンによるサントラ解説。オーディオコメンタリーは非常に嬉しい。ついでに日本版を含む予告編と来日インタビューというあたりは、発売元が日本の会社ならではだろう。
 価格は標準的だが内容は充実している。つくづく東宝にも見習って欲しい。


 残念なのは英語字幕がついてないこと


 英語の字幕がついていると、印象的な、あるいはカッコ良い台詞の言い回しを覚えるのが楽だし、なにげに聞き取りの勉強にもなる。たぶん。




−22日−
 先日「T.R.Y.」を見に行った時に、製作途中で亡くなった深作欣二の映画「バトルロワイヤル2」予告編が流れておった

 さすがに撮影始まって間もないということで、使える画が無いのだろう。内容はほとんどタイトルを見せるだけの、いわゆる特報である。
 んが、予告編のラスト、新宿新都心の空撮。
 夕焼けにたたずむ高層ビル群が爆破されて沈んでいって幕を閉じる

 ハリウッドが貿易センタービルをデジタル処理で消すというどういう意味があるのかさっぱり理解できない行動に走っている横で真正面から画にしている
 私は、深作欣二という監督にはあまり思い入れは無いのだが、この予告編には感動した。


 肝心の内容だが、「生き残った二人がテロリストになって日本政府と抗争劇を繰り広げるなら見に行っても良い」と、私が笑い話にしていたそのままの内容らしいので、期待はしていない。しかし、見には行くだろう。




−21日−
 映画批評誌「プレミア」今月号を買う。もちろんだが購入したのは上野駅構内の某本屋だ。
 今月の特集は「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」主要キャスト & 主要スタッフのインタビューが載っている。こういうのを読むのは大好きだ。


 内容だが、すでに原作を読んでいる人なら、買って読んでも問題ない。
 致命的なネタバレは無いが、読んでいない人は映画を見るまで読むべきではない。んが、見るまで封印していられるのであれば、買っておくと面白いだろう。

 個人的には映画の内容とは全然関係なくバーナード・ヒル(「旅の仲間」には出ていない)のコメントに大笑いした


 「(ピーター・ジャクソンは)ジェームズ・キャメロンみたいに怒ったりしない」



 ところで今月の裏表紙だが、電車の中で広げて読んでいると、勘違いされそうだと思うのは私だけだろうか?
 それとも私が意識しすぎなんだろうか?




−20日−
 友人連中からは「貴様、まだ!?」と言われるが、我が家のインターネット接続はいまだに ISDN 回線である
 しかし。しかしだ。
 いいかげん、その遅さに嫌気が差してきた。

 私は ADSL への切り替えを決意した(決意は大分前にしていたんだが、ほら。ね?先立つものがいろいろあるじゃん?)。
 その直後のことだった。

 NTT はついに、私の住む、地平線まで田んぼの続く田舎にも、12M 回線を引っ張ってくるというじゃないですか!!
 二ヵ月後の 3月末に!!

 切り替えが遅くなっても良い。いまさら一ヶ月や二ヶ月耐えることになんの苦痛を感じようか!?

 工事予約登録!!
 高速回線切り替えまであと二ヶ月
 あと二ヶ月で映画の予告編をストリーミングで見られるぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!




−19日−
 本棚の整理をする必要が出てきたので整理作業をする
 壁一面本棚にした結果、まだまだ余裕があるのだが、それ故に隙が出来た。本を適当に並べすぎてなにがどこにあるのかさっぱり把握できぬ
 おかげで読もうとする本は出てこない、調べようとする資料は出てこないという、非常に困った事態になっている。



 せめてコミックと小説とドキュメンタリー系列くらいの大雑把な分け方くらいはせねばならない



 そして、整理を始めて私は気がついてしまった。
 全巻そろっているはずのシリーズモノの本やコミックがところどころかけている!!
 私の予想を超えて、本棚の中身はゴチャゴチャになっているようだ。
 コミックは寝ながら読んで適当に突っ込んでしまったのだろうが、「ProjectX」や「その時、歴史がうごいた」はどこに突っ込んだんだろうか?
 ハードカヴァーの並びも、予想を越えてグチャグチャなのだろうか?

 一日二日では終わらぬ。とりあえず、手にとって並べやすかった雑誌類だけでも並べてしまおう
 SF-マガジンやゲームラボ、ナショナルジオグラフィックにそれぞれ一段使うという、いままででは考えられなかった贅沢な環境は、なんだか妙に嬉しい。




−18日−
 大森一樹「T.R.Y.」☆
 なんじゃこりゃ。
 処理されない伏線衣装にしか見えない衣装一人で「がんばってます」雰囲気を撒き散らす織田裕二
 コンゲームなのに場所移動と時間を把握し難いのが最大の欠点だな。
 東京から上海に戻るのなんて一瞬だもんな。

 ジョン・リー・ハンコック「オールド・ルーキー」☆☆☆
 メジャーリーグの史上最年長ルーキー、ジム・モリスの半生を描く実話ベースの映画。
 さまざまな人に支えられ、己の夢をかなえる話なんだが、「タイタンズを忘れない」と言い、ディズニーはこういうアメリカン・ドリームを映画にするの好きだね。




−17日−
 某カメラ屋 (けど今や大手家電屋だよな) のポイントが溜まりまくっていたので、前々から欲しかった MP3 対応のポータブル CD プレイヤーを買う
 貰う

 貰ったのは TDK の MOJO シルバーモデル。使ったことは無いし、これからも使うことはないであろう WMA にも対応している。
 個人的には、WMA よりも MP3 Pro に完全対応している方が嬉しいのだが、普及してないからそんな製品はないだろう。PC でだってエンコード・デコードの環境を持っている人がそう多くないのに。

 日本語で ID3 Tag を表示できるのと、付属の充電池で連続再生8時間というのが貰う決定打だな。SONY 製は連続再生時間が短かったから却下。
 MP3 を再生したところ立ち上がりに若干時間がかかるのはしかたないとしても音が妙に軽いなイコライザがついていてよかった




−16日−
 テクノブレイン「ぼくは航空管制官2 成田ゲート・オブ・ジャパン」(PC ゲーム) 購入。
 名前から分かるとおり、空港での航空管制を行うゲームだ。

 成田空港は、国際空港としては世界的に見てもかなり変わった空港 (横風対策の滑走路が無い、二本の滑走路の長さが極端に違う、地上走路が曲がってる等) だ。
 変わった空港の完成が一筋縄で行くとは思えない。実際、マニュアルに航空評論家の志賀優(スタッフロールではスペシャルサンクスになっている)


 「ぼく管」にしては辛口の作品かもしれない
 ユーザーは航空関係者の日ごろの苦労を思い知ることになるであろう



 と寄稿している。期待できそうだ。
 ま、プレイするのは明日以降だな。




−15日−
 「ぼくは航空管制官2 成田ゲート・オブ・ジャパン」の予約表を握り締めて店に行くも「入荷してない」と言われる
 これまでの国内空港 (羽田空港は国際空港だが、ゲーム中では国内線しか出てこない) と違い、国際線があるということで楽しみにしていたのだが。残念だ。

 まぁ入荷して無いんじゃぁ仕方ない。
 気を取り直してオリバー・ヒルシュビーゲル「es」の DVD 購入。こっちも予約してあったのはただの事実だ。
 発売はポニーキャニオン。「ブラック・ホーク・ダウン」もだが、販売価格3800円というのは良いね。買う気になる値段だ。

 中身はまだ全然見ていないが、同封のブックレットは、ベースデザインこそ同じだが、内容は映画のパンフレットのただの焼き直しではない (「アメリ」のアメリ缶に同封されていたブックレットは、映画のパンフレットと同じ文章を使いまわしていた) あたりに好感が持てる。
 特典映像も予告編と未公開シーンメイキングにオーディオコメンタリー(映像特典ではが)が入っている良心的な内容だと言えよう




−14日−
 スティーブ・ベック「ゴースト・シップ」☆☆☆
 雰囲気で言うと「昼間に TV つけたらいかにも B 級なホラー映画やってたんで最後まで見てみたらあんがい面白かったなぁ」という感じだろうか。
 関東圏ローカルになってしまうが、そのうちテレビ東京の平日昼間にかかりそう、と言えば分かりやすいか?

 とにかく全編 B 級全快。

 資金的な理由からか、ジョエル・シルバー製作のわりに特殊効果での見せ場が少ないが、中盤。朽ち果てたホールがパーティー会場に変わるシーンはちょっと感動。

 残念なのはタネ明し。いきなり「サタン」とか言われてもねぇ。




−13日−
 クリアファイルは100円ショップで買うと一枚あたりの単価が一番安い。
 もっとも製造工程に問題があるのか、一枚一枚がきちんと離れていないという欠陥があるがな。無理にはがすと切れるし。

 と、まぁ問題はあるが対処方法は身についているので100円ショップでクリアファイルを大量購入。
 たまりまくりの映画のチラシをそれにぶち込みエクセルでデータベースを構築しネットで公開日を検索しつつチラシの大整理を行う

 ついでに前売り券の半券もファイリング
 こっちは A4 サイズのクリアファイルに白紙を入れ、チケットを上に載せてマーキングし、白紙にカッターで切込みを入れてファイリングする。
 手間はかかるが、見られるように保存するのはこの方法がベストだからな。
 こっちはデータベースを作ってないが、そのうち作ろうかなぁ。

 パンフレットの整理も終わったし、これで2002年の映画資料の保存作業はだいたい終了。次は2003年版の作業だ!!




−12日−
 マーティン・スコセッシ「ギャング・オブ・ニューヨーク」☆☆☆
 監督がやりたかったことはよく分かるが、やりたいことが多すぎて上手くまとまっていない。
 めちゃくちゃにパワーのある作品ではあるが出来としては今ひとつ
 予想された通りの出来っちゃぁその通りなんだがな。

 天願大介「AIKI」☆☆☆☆
 全然期待してなかったのだが、なかなかどうして。予想を越えてまともで面白い。
 ただ、徹底して主人公の視線が貫かれたためか無駄なエピソードや突然すぎるエピソードがいくつかあるのが惜しい
 もうちょっと脚本を整理すればあと一段面白くなっただろうに。

 もうひとつ、これは宿命的欠陥。
 劇中に出てくる合気道だが、あれは実際に見てもちょっと信じがたい武術である。つかんだ相手の手首をひねるだけで人間が吹っ飛ぶのだ。
 そんな超常現象的な武術を映画のスクリーンで見ると、技が誇張されているように見えてしまう。




−11日−
 本日は新年会であった
 hirolyn、n_2、Taisho、Torikara、VF-X、ブルース、りおん。
 猛烈に久しぶりに顔が若干一名いるが、後はいつもつるんでるメンバーと言えよう。

 まだ先の話なので、日が近くなったらまた書くが飲みの席で決定したことをここで端的に述べる





 「欲望だけが人類を変える」正式公開四年を記念し4月にオフ会を開く





 果たして二回目が開かれるのか誰も知らぬが、とりあえず第一回は飲み会である。
 場所は、おそらく東京上野になるだろう。
 一日30ヒット程度なので、あまり人が集まるとは思えぬのは確かだ。故に今日の面子は全員強制参加とか、そういう事態になると思う。
 いちおう、今日の面子であれば女性もいるので、もし女性が参加しても「一人だけ」という事態は避けられると思う。

 来月にも聞くだろう再来月末に聞くのが最後だそして今日も私は問う


 参加する!という人はどのくらいいる?
 掲示板かメールでお知らせいただけると嬉しい。




−10日−
 我が主力 PC「天山」の OS の入ったドライブの HDD が良い音を立ててエラーセクタを吐き出した
 幸いにして未使用領域であったため、被害は無い。
 あえて被害というと、音声圧縮用のキャッシュが無駄になったのと、12kbyte 分使用不能になったことくらいだろうか?
 あと、アクセスした瞬間あまりに良い音を出したので




 「ぐは!?死んだか!?」




 焦るはめになったことだろう。精神的被害というヤツだな。
 ちょっとくらいエラーセクタを吐いたからと言って HDD が使用不能になるわけではないし、まだしばらくは持つだろう。んが、やはり HDD を過信してはならん。
 近いうちに、システム用ドライブとして 40G byte くらいの HDD を買うかなぁ。
 あぁグラフィックカード購入計画がどんどん遠のいてゆく〜




− 9日−
 ハードボイルド小説を読みたい気分になった。
 原寮の小説で、買うだけ買って読んでいない本もあったはずなのだが、見つからない!!
 まぁ良い、藤原伊織「テロリストのパラソル」は発見された。これもハードボイルド小説だ。


 アル中の主人公が新宿中央公園で遭遇した爆弾テロ事件。
 その被害者の中に、事件直前に偶然知り合った少女と、学生闘争時代の友人がいた。
 かつて、自分が当事者の一人だった爆弾事件と奇妙な一致を見せる爆弾事件。

 という内容。ネオ・ハードボイルドの王道の内容である
 これはハードボイルド小説の王道なんだが、主人公がかっこ悪いということが実にかっこ良い!!
 ん〜、たまにはハードボイルド小説も良いねぇ。




− 8日−
 大阪のナカムラと名乗る女から電話があった
 ナクムラという女など知らんなぁ。そもそも固定回線に、いや携帯であっても、平日に、私に電話で連絡しようなどという人間が私の知り合いであるとは思えぬ。

私「誰?何者?」
女「お友達に紹介されたんですぅ」


 また恋人商法か?
 たまには他のも来てくれねぇかなぁ。


私「んでそのお友達については、お友達の命により明かせない、と。
定番だねぇ。もっと別の言い訳考えれば?
名簿屋から買った名簿に片っ端から電話してますと真実を告げるのも、あるいは手だよ?」
女「今日は、あなたに (以下省略)」


 無視か!?無視なのか!?そうなのか!?
 いきなり商品説明!!恋人商法のような手間隙のかかる手段ではないよりストレートな売り方。ある意味、新しいタイプの敵だと言えよう。

 ...お、説明が終わった。
 こいつは私の年収や年齢を知っとるんだろうか?マンション転がしを進めているらしいがそんな金がどこにあるっちゅうねん!!
 しかもその話と友人の紹介がどう結びつくんだろう?分からねぇなぁ。


私「あなたの言うことは理解した」
女「では、」
私「必ず、絶対に、確実に、儲かるんだよね?」
女「もちろんです!!」


 真に嬉しそうな声だ。きっと今ごろ“ノルマ1つ!!”とか思ってるんだろうなぁ。
 まさかこんなところでネタにされることなど考えてもいないのだろう。


私「もちろんだけど、あなたも部屋を買ってるんだよね?
女「いえ、皆様のためをおもって...」
私「まぁ買ってるわけないだろうけどね、儲からないの確実なんだから。
一つ言えるのは、電話を録音してる私のような人間もいるから“確実に儲かる”などと言うのはやめたほうが良い
法的な証拠としては認められない可能性が高いけど、世論と裁判官の心象には、大きく影響するだろうからね」


 実際には録音などしていないが、詐欺師にはこの程度の嘘でちょうど良かろう。


私「そうそう電話をかける相手の収入状態を調べたほうが良い私の収入でマンションを買うのは無理だ


 あまり面白みのある展開にはならない、ただの詐欺電話であった。




− 7日−
 上野駅構内の某本屋を襲撃
 阿智太郎「僕にお月様を見せないで」10巻購入
 ついに完結である。

 展開的には、定番を積み重ねる阿智太郎のいつもの調子なんだが「完全無欠」とは言い切れないハッピーエンドがなかなかに良し。
 途中でばら撒いていた複線も、けっこう綺麗に消化してるしな。

 前作「僕の血を吸わないで」のような完全無欠のハッピーエンドになるかと思っておったのだがなかなかどうしてこういうエンディングも嫌いじゃない




− 6日−
 沖縄旅行では、当然のように世界遺産登録されているグスク群にも行った。
 首里城はもちろんだが、もっとも状態良く残っている (もちろんだが基礎だけである。上の建造物は先の沖縄戦で破壊された) 中城城跡 (誤字ではない、ナカグスクグスクと読む。中城 = ナカグスクが地名で、城 = グスクは城だ) にも行った

 そこには有名な廃墟がある
 幽霊が出るとか殺人事件があったとか米兵による暴行事件が合ったとか言われながら、実際には建設途中で放棄された「中城高原ホテル」のなれの果て。

 知ってはいた。

 しかし、今回は装備があまりにも貧弱 (鉄板入りブーツもヘルメットも軍手もマスクも懐中電灯でさえ持っていなかった) だったため進入はしなかったそれを私は今になって後悔している。






 本広克行「サトラレ」の中で、サトラレ零号とヒロインが出会うシーン。
 作中では無人島となっているあのシーン中城高原ホテルだっていうじゃないですか!!
 実際の映画のシーンと廃墟サイトや廃墟本から得られる情報からすると、中腹 (ホテルは丘の斜面沿い、麓から頂までの広大な面積を占めている。ホテルというより複合レジャー施設を作るつもりだったのではなかろうか?) から裾にかけてを使って撮影されているようだ。





 情報を調べ装備を準備し突入すべきだった!!





 とは言うものの、中には浮浪者が、少なくとも一人住んでいるらしい。昼間は地元民がサバゲーしていることがあるらしい。入り口には「Welcome to GHOST HOTEL」と書かれていた。とどめに、夜は米兵が実包もって遊んどることがあるという情報もある。非常に危険だ。
 良識も振り回しておこう。立ち入り禁止である。入ることは止めておいたほうが良い。

 そうでも言っておかねぇとこの悲しさを紛らわせられねぇ!!




− 5日−
 実は旅行に行く、文字通り直前に購入していた「MSXマガジン[永久保存版]」。
 付録の CD から、公式 MSX エミュレーターを我が主力 PC「天山」にインストール!!

 (今となっては)へっぽこな音よ、(今となっては)へっぽこな画よ!!しかし誇り高きその 8bit 魂よ!!さぁ今こそ蘇るが良い!!

 BASIC で無意味にプログラムを組みたいが、プログラムを書かなくなってはやウン年が経過。BASIC のプログラムなんざそれよりさらに前から書いてねぇ。命令構造からなにから忘れておる。
 こうなったらゲームだ。
 旅行中、Taisho のノート PC で「テグザー」はプレイしまくっていたので、アクションパズルゲーム「ライズアウト」起動!!





 全20面を制覇だ!!何時間かかったかなんて聞くんじゃねぇ!!さぁ、次はパーフェクトクリアを目指すぜ!!




− 4日−
 リチャード・エア「アイリス」☆☆☆☆
 いまひとつ整理されてないように感じる。
 現代と過去の物語を平行に進める構成なのだが、過去と現在がシンクロしている部分とそうでない部分がある。それに切り替えが何箇所か雑に感じた。

 続いてマーティン・スコセッシ「ギャング・オブ・ニューヨーク」










 に行こうと思って映画館まで行ったのだが、異常に混んでるのでやめる。座れるだろうけど必要以上に前の方か脇になりそうだったのでね。

 この映画館は松竹系。松竹系...やはり挑戦するのが男の道なのだろう。
 すにで期待されているようだしな。
 ということで、ピーター・ジャクソン「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」特性ピンズ付き前売り券を全種類六枚購入!!





 まさに馬鹿炸裂!!





 どう考えても配給会社の罠にかかってるようにしか思えぬし、なんど考えても六回も行くとは思えぬが (前作は劇場で二回見ているがそれ以上は見ないだろ) それでもやるのが漢の道!!




− 3日−
 旅行に行っていた関係で若干遅れたが新年の挨拶から入ろう。



あけましておめでとう御座います

この狂喜に満ちた Web ページは
今年はさらに狂ってゆく予定である
映画館で良い映画に出会えれば
狂っても本望!!

皆々様も
今年一年が良い年でありますように
そしてこの狂いし管理人の Web を
しっかと見続けてもらえると嬉しい!



 朝起きると、もはや朝ではなかった。TV をつけるともう8区!?
 旅行先での正月も良いが、家での寝正月にこそ正月の醍醐味があると言うもの。これもまた正月であると言えよう。
 餅を食いながら箱根駅伝をゴールまで見届け、おもむろに映画鑑賞開始。

 黒澤明「乱」を見る

 やっぱりものすげぇ映画だよな。
 カラーになってからの黒澤映画はいまひとつ評判が良くないが、「乱」も「影武者」も嫌いな作品じゃない。
 ということで、今年一発目の映画は黒澤明。
 映画館一発目は、明日 (予定) だ!!
 なにを見ようかなぁ。



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