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新日記

2017年 7月

 
 1日 [白暮のクロニクル]

 ゆうきまさみ「白暮のクロニクル」11巻(小学館/漫画)購入&読了

 これにてシリーズ完結。

 10巻末の時点で、一人“どこに消えたのか明かされていない人”がいたので、その話だろうなぁ。
 というのは予想していたが、なるほど、そういう展開か。
 11巻のけっこう早い段階で読者(と、雪村魁)にはその正体がおぼろげながら分かるが、その結末の悲しさと空虚さ。
 しかも、事件の“真相”は、読者にも、登場人物にも明かされない(竹之内唯一は手紙で、その真相を知った可能性が高いのだが)。

 警察を含むオキナガ狩りの話は、中盤まで、あれだけ展開しておいてこのオチは、正直、弱いと感じたが、そこくらいかなぁ、気になったのは。

 最後の、繋がる命と、続く命の対比で、なんかもうそれで良いかって気になった。

 面白い作品であった。



 
 3日 [この完成度の低いソフトウェアは、カタログにも載って宣伝になっている]

 使用中のHDD-BDレコーダー、Panasonic「DMR-BRG2020」には、専用ソフトを使う事で、外出先からでも予約ができるのだという。
 知ってはいたが、特に必要ないかなぁ。

 ということで放置していたのだが、先日、設定してみた。
 そして本日、仕事に向かう最中に見かけた番組の予約をやってみる。


 今日の放送じゃないから、特に、電車の中でやる必要はないんだけどねー。


 ・・・って、なんじゃこりゃ?

 「Panasonic media access」という専用ソフトを使えばできるということなのだが、このソフトが使いにくい。
 というか、破滅的に遅い。
 そして頻繁に止まる。クラッシュもする。


 ただ番組表を表示しているだけなのに、なんでこんなに遅いの!?思いの!?不安定なの!?


 開発者は、これを使ったことあるのか!?
 実験環境じゃなくて、実環境で!!

 頑張って工夫することも出来ない低い完成度。
 そういうソフトは、久しぶりだ。本当に、酷いな。



 
 4日 [佐藤勝音楽祭]

 何とかなりそうだ。
 ということで、オーケストラ・トリプティーク、7月の演奏会、「佐藤勝音楽祭」のチケット確保。

 映画サントラ作曲家として知られる佐藤勝なのだから、当然、映画サントラ音楽のコンサート。
 山田洋次、岡本喜八、黒澤明、ゴジラシリーズ・・・
 五社英雄は含まれないかぁ。
 岡本喜八も、「大誘拐」とかじゃないんだなぁ。「独立愚連隊」とか「肉弾」の方が出来も良いし、評価も高いの分かってるけどね。

 なにはともあれ、これで7月30日はオケコン、と。



 
 6日 [「ザ・ラストシップ」鑑賞開始]

 CS放送はAXNで放送の始まった・・・というか、国内初放送時には見落としていた米ドラマ「ザ・ラストシップ」鑑賞開始
 北極海で世界規模の大規模ウィルス感染から逃れた(逃された)イージス艦の話。

 「復活の日」か!?
 あっちは南極だったけど、「復活の日」なのかぁ!?
 と思っていたら、第一話前半で核攻撃まで始まったぞ!?
 ウィルスは人為的に作られたものだという情報が出てくるとか、とにかく展開が早い。


 なにせここまでで、まだ第一話っ!!


 米ドラマということで、無事に着地できるのかどうか含めて色々と不安はあるが、とりあえず、このまま見続けようかね。



 
 8日 [「パイレーツ・オブ・カリビアン」「22年目の告白」劇場にて鑑賞]

 今日は朝から映画館へ。

 ヨアヒム・ローニング/エスペン・サンドベリ「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」☆☆☆
 シリーズ5本目。
 前作で失った勢いを回復し、最後まで一気に見せてくれるようになった。
 相変わらず、一回見たら終わりという軽い、ノリと勢い重視の物語ではあるけど、その範囲では十分だろう。
 前作は、制作スタジオの予算縮小のあおりを受けて海上シーン大縮小。海賊映画なのに?海賊映画なのに!みたいなことになっていたが、本作では無事に海上シーンが増え、海賊映画っぽくなっているのも良いなっ!!

 入江悠「22年目の告白 私が殺人犯です」☆☆☆☆
 元になったチョン・ビョンギル「殺人の告白」は未見。なんでも途中からは独自展開らしいが、その真偽も分からない。
 思った以上に、最初から最後まで見せてくれる仕上がり。所々「え?そりゃねぇだろ」という部分もあるし、キャスティングと展開上の都合から真犯人が分かってしまうという、角川金田一シリーズのごとき面があるのが残念。

 時間はまだまだ余裕があるが、明日は早い。
 速やかに撤収っ!!



 
11日 [「あるとしか言えない」読了]

 糸井重里「あるとしか言えない―赤城山徳川埋蔵金発掘と激闘の記録」(集英社/実録)読了
 先日、図書館で見つけて借り読んでいた本。

 本のタイトルを見て「懐かしい・・・」と思ってしまうのは、30代後半以上ではなかろうか。
 20年以上前に繰り広げられた、糸井重里率いる集団の、徳川埋蔵金発掘を目的とした、赤城山のふもとをひたすらほじくり返したTV番組のまとめ本だ。

 多くの埋蔵金探しが、結局何も発見できないで終わるのに対し、この番組は、大規模な掘り返しの結果、正体不明の洞窟群を発見している。

 おかげで番組が引けなくなって掘りまくることになる。
 TV放送時、埋蔵金はさておきこの洞窟群の正体は気になっていたのだが、記憶にある限り、最後まで“正体不明の洞窟群”だった。
 この本で正体のヒントでも出てくるかな?と、思ったが、結局正体不明のままだった。

 何だったんだろうね、あの洞窟群。

 本は、読みやすくまとまっているが、正直、懐かしさの上で、という出来でもある。
 1993年出版のTV番組記録本を今読んでいるんだから・・・まぁ、そんなもんか。



 
14日 [深海]

 代休を取得し、朝から映画館へ。
 なんてこった。
 映写機トラブルで上映中止と来たか。

 朝イチの回のみで、本日最終日だったというのに・・・

 しかたねぇ。
 文句言ったところで映写機が治るわけで無し、前売り券を押さえておかなかったのは正解だったな。
 午後から予定だった別件に行こう。

 東京は上野の国立科学博物館へ
 特別展「深海2017~最深研究でせまる“生命”と“地球”~」

 深海生命の展示について、映像展示と標本展示を同時に行っている(映像を展示しているその下に標本を展示)のは、すごく良いね。
 サイズ感が伝わらない、という映像展示の欠点を、標本展示と組み合わせることで伝わるようになっている。

 前半は深海の生命で、後半はJAMSTECの調査方法の説明。
 後半は、正直、知っていることが多かったが(JAMSTECの施設や、JAMSTECの所属船舶の一般公開で展示している内容とあまり変わらなかった為)、それでも、十分以上に楽しめた。

 それにしても。
 夏休み前の平日に行けてよかった。
 ゆっくり、じっくり見ることが出来た。

 これ、混み始めると、見るの大変かもなぁ。



 
15日 [眼鏡]

 裸眼での車の運転に支障はない。
 それだけの視力は有している。

 が、眼鏡を使うと、夜間の運転では明らかに楽だ。
 疲労が少ない。

 ということで運転中、暗くなってきたので眼鏡をかけようと信号停止の隙に眼鏡ケースを開けたら中身が空だった。


 ・・・何故に!?


 眼鏡を使うのは映画館か夜間の運転のみ。いったいどこで忘れた!?
 映画館か?
 いや、しかし、全開使ったのはおそらく先週のSUPER FORMULA現地観戦時。


 ・・・あんれぇ!?


 と思いながら帰宅。
 あれま。
 PCラックにひっかけてあったか。

 紛失じゃなくてよかった。



 
17日 [「メアリと魔女の花」「ジョン・ウィック2」劇場にて鑑賞]

 今日は昼から映画館へ。

 米林宏昌「メアリと魔女の花」☆☆
 モロにジブリ画の、スタジオポノック新作。元ジブリスタッフの会社なので、同じ画になるのは仕方ない、のかぁ?
 とにかく作りが良くない。
 物語が、展開速度優先でぽんぽん進むのはともかく、展開に必要が無い説明がやたらと多いし、その割に展開に必要な説明が、いかにも“説明しています”という代物。
 おかげで、世界観的にも人物的にも、厚みが感じられない。
 なんだかなぁ・・・

 チャド・スタエルスキ「ジョン・ウィック チャプター2」☆☆☆☆
 ノワール風ファンタジーアクション映画第二段。
 ロシアンマフィアに犬と車の復讐を果たしたら、今度はイタリアンマフィアに家を吹っ飛ばされて暴力の世界へ。
 一歩間違えるとコメディになる展開を、最後まで勢い良く魅せてくれるねぇ。
 参本目の製作がすでに話題に上がっているが、本作で復讐劇という物語の支えを失ったわけだが、さて、どうなるのかな?

 時間的には問題ないが、上手くつながる映画が無いな。
 なんでブライアン・フィー「カーズ クロスロード」とかディーン・イズラライト「パワーレンジャー」は吹替ばかりなんだっ!!

 しかたねぇ。
 弐本でやめておくか。
 撤収っ!!



 
18日 [ザ・ラストシップ]

 CS放送はAXNで放送中の「ザ・ラストシップ」Season1を見進める

 展開が早く勢いで押し込むのはさすがにマイケル・ベイ製作総指揮(爆発成分は高くないが。予算の壁か?)だが、見ていると、時々「む、いかにもマイケル・ベイ!」的な、リアリズムとかそういうのはさておく展開もまた面白い。

 第五話にして、艦長と副長が上陸作戦のため共に艦を離れ、なぜか艦の指揮を機関長が取っている!?
 この船の指揮系統が、ちょっと分からん・・・

 って、まぁ、あれだ。
 艦長と副長が艦を離れて陸戦したがるのは、「スター・トレック」でもそうだったから、きっとそれが米国のノリなのだろう。

 ワクチンは割と早い段階で完成しそうな勢いだが、この物語、どう続くんだ?
 Season5まで製作決まってたよね?
 まさかのワクチン完成を引っ張る展開だと、世界が壊滅してしまい、それこそ小松左京「復活の日」になってしまいそうだが、さて?



 
20日 [「キングコング:髑髏島の巨神」BD購入]

 ジョーダン・ヴォート=ロバーツ「キングコング:髑髏島の巨神」BD購入
 2D-BDのみのバージョンが欲しい・・・

 無いものは仕方ないがなっ!!

 2014年の映画、ギャレス・エドワーズ「GODZILLA ゴジラ」と世界観を同じくする怪獣映画。
 Marvel Cinematic Universeの成功以降、この手の、世界観を共有したシリーズ映画が増えているな。(DC Extended Universeや、Universal Monsters等)
 MarvelやDCだと、俳優の切替をどうするか、という問題があるが、怪獣映画だと、その手の問題は比較的簡単に乗り越えられる・・・のかな?
 実際、「ゴジラ」と「キングコング」は、“秘密機関モナーク”を軸とすることで同一世界であることを前に出しつつ、時代も場所も全然違うもんな。

 まぁ良いんだ、そんなことは。
 続編が出てくりゃ、そのうち色々分かるだろ。

 早速本編・・・は、あー、いつ見られるかな。
 特典映像から先に片づけるか?
 いや、その前にギャレス・エドワーズ「GODZILLA ゴジラ」を見直すところからか!?



 
21日 [「パワーレンジャー」劇場にて鑑賞]

 字幕版やってる劇場少なっ!!
 と、ぶちぶち文句を言いながら劇場と上映時間を調べた。

 結果。

 行けそうだ、ね。ということで、仕事を終えてから映画館へ。

 ディーン・イズラライト「パワーレンジャー」☆☆
 東映スーパー戦隊シリーズの北米版パワーレンジャー最新作映画版。

 ん~。
 あ~。

 もうちょっと、頑張りましょう。
 悩むのが正義とかじゃなくて、十代の抱える学校や家庭の悩みってのは、感情移入を考えているんだろうなぁとか、独自部分は結構楽しめてみられた。
 が、戦闘シーンが実質最後しかない。
 せめて前半に一回戦闘シーンを入れて、特訓へ突入する流れを作るべきだったのでは!?等、思う所は色々とある。
 頑張っているのは分かるんだけどね。
 これではシリーズ展開は、厳しいかなぁ。

 不完全燃焼だが、時間切れだ。
 帰ろう。



 
24日 [スーパーカブ最強]

 樋口尚文「実相寺昭雄 才気の伽藍 鬼才映画監督の生涯と作品」(アルファベータブックス/実録)は、ハードカバーで、この暑い中持ち歩きたくない。
 重量がかさみ、汗でベトつくからねぇ。

 ということで、安易に電子書籍に走る。

 トネ・コーケン「スーパーカブ」(角川スニーカー文庫/小説)Kindle版読了

 両親のいない高校生の女の子が、スーパーカブ50を手に入れて、世界が変わる話。
 史上最強のバンク、スーパーカブは素晴らしいっ!!
 そして、久しぶりにバイク欲しくなるなぁ。

 四輪だけで手いっぱいだから難しいけどね。



 
25日 [「タイムレス」見了]

 CS放送はAXNで放送していた「タイムレス Season1」全話見了

 基本一話完結形式で、その背景に全体を貫く物語がある、という構成だったが、最後の二話は直につながっている構成。

 おぉ、こう来たか。
 ずいぶん綺麗に、いや、ちょっと残っている部分があるけど、物語としてはわりと綺麗に閉じ・・・って、えぇ!?そういう展開!?
 最後3分の大どんでん返し。


 そうか、誰が味方で誰が敵かわからないってのはこういうことが出来るのかっ!!!


 Season2取り消しってなったら、そら、抗議活動起きるよ。
 納得だよ。
 そしてSeason2製作決定に歓喜だよ。

 Season2で終わるかどうかは知らんが、きっかり勢いを保持したままケジメを付けてほしいもんだ。
 「FRINGE」はしっかり“終わった”けど、途中で失速しちゃって、残念だったからね。



 
26日 [日本沈没]

 小松左京「日本沈没」決定版(文藝春秋/小説)購入

 電子書籍限定の模様。

 言わずと知れた、小松左京の名作「日本沈没」を上下巻合わせた上で、図解やら資料を追加した特別版らしい。

 むろん、本は持っているのだが、この追加資料やらなんやらが欲しくて購入。
 幸いにして(?)、電子書籍は場所を取らないからなっ!!

 本編はさておき、特典部分だけ先に読もうかな。



 
30日 [音楽家 佐藤勝]

 オーケストラ・トリプティーク「佐藤勝音楽祭」を聞くべく東京は渋谷区総合文化センター大和田へ

 “ゴジラ、黒澤、喜八、日本映画を音楽で支えた男。”という副題に反して、出だしが山田洋二「幸せの黄色いハンカチ」。
 ・・・副題のどこに!?

 というのはさておき。

 twitterを見ていても、反響はゴジラに集中しているが、個人的にはアンコールの、本当の最後の曲。


 「赤ひげ」のサントラから、予告編にも使われている楽曲がかかる。


 演奏の良さもあって、心が震えた。
 いやぁ。良い演奏会だった。

 ところで、伊福部昭も、渡辺宙明も、佐藤優もやったんだ。
 そろそろやりませんかね。
 羽田健太郎音楽祭をっ!!





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