さらに過去の日記
2008年
 5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月
2009年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月


新日記

2009年 5月

 
 1日 [「チェイサー」劇場にて鑑賞]

 映画館に行こう!

 と思っていたのだが、定時近くになるとどうもその勢いが無くなる。
 なんだこれは。
 体調が悪いわけではないのだが。


 だが、しかし。


 さすがは私と言うべきか。
 会社から駅に向かう途中、映画館を見ると映画力を補充せよと脳が語った。

 さぁ、行くぞっ!!
 映画館にっ!!


 脳内に鳴り響くイーサン・コーエン「バーン・アフター・リーディング」の予告編で流れた曲を無視し (行けない時間ではなかったのだが)、本日はこれだっ!!


 ナ・ホンジン「チェイサー」☆☆☆☆

 よくぞこんな映画を作り上げたっ!

 追われるのは連続殺人犯、追うのはデリヘル斡旋の元刑事。
 12時間という期限を持ち込み、力ずくで最後まで一気に持ってゆくのは見事というほかない。
 所々、ジョナサン・デミ「羊たちの沈黙」や、クリント・イーストウッド「ミスティック・リバー」、それにパク・チャヌク「オールド・ボーイ」等、影響を受けた作品が露骨に出てくるのが残念だが、全体としては十分に面白かった。

 大満足のまま、撤収。



 
 2日 [「バーン・アフター・リーディング」「おっぱいバレー」「レッドクリフ Part II」劇場にて鑑賞]

 正式公開から十周年。
 ん〜、時がたつのは早いものだ。

 法的な年齢は加算された。
 あまり経験したくない人生経験もいろいろと積んだ。

 二度とごめんだという経験も少なくない。
 アレとか、ソレとかコレとか。


 ・・・やめよう。
 セーレン・キルケゴールも言っている。
 「人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向きにしか生きられない」のだっ!!


 とは言え、精神年齢はあまり変わっていない。
 いや、むしろ退化している危険さえあっる。

 人としてはかなり終わっているな。
 うん。

 良いことだ。
 素晴らしいね。

 ということで、映画館へ行く。


 イーサン・コーエン「バーン・アフター・リーディング」☆☆☆☆

 馬鹿な登場人物が次々に馬鹿な事態を巻き起こしてゆく映画。
 恐るべきはコーエン兄弟。なんと悪意にまみれた映画だろう。
 ブラッド・ピットの凶悪笑顔が強烈すぎる。スクリーンであの顔を見ると、しばらくはあの笑顔が思い浮かんでしまいそうだ。


 羽住英一郎「おっぱいバレー」☆☆☆☆

 かつて少年だったすべての成人男性が見るべき映画だ。
 全体としては存分に面白いのだが、所々、編集が荒くなるのが残念。
 それにしても、まさかこの映画にまで「逆境ナイン」ネタを仕込むとは思わなかった。
 周りが静か (これは仕方ない) なのに思いっきり吹き出したぞ。


 ジョン・ウー「レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―」☆☆☆

 まず、間抜けな副題をどうにかしてくれ。
 次に、無駄に長い前半戦をどうにかしてくれ。人間ドラマ撮れる監督じゃないんだからさ。
 そして、今度も最強は趙雲子龍。一番役に立っていないのが劉備玄徳ってのはどうよ。

 まぁまぁの満足度だな。
 撤収。



 
 3日 [「GOEMON」劇場にて鑑賞]

 用事を済ませた後、映画館へ。

 紀里谷和明「GOEMON」☆

 ・・・いや、もう、これをどう言えと?

 と、スタッフロール終了後、愕然としながら思っていたら、後席に座っておられた、70歳を超えておられるであろうかというご老人は、立ち上がりながら仰った。

 「くだらない」

 ご老人。本当にありがとう御座います。
 私ごとき若輩者ではこんなに簡単簡潔明瞭な言葉は思いつきませなんだ。

 まっこと、くだらない映画であった。

 明日はとても早い。
 撤収。



 
 4日 [SUPER GT Series Rd.3 富士]

 2009 SUPER GT Series Rd.3 富士 GT400km レース観戦のため静岡県は富士スピードウェイに行く

SUPER GT MRd.3 富士 No.24 HIS ADVAN KONDO GT-R
20090504 撮影:Nikon D70s + SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM
SUPER GT MRd.3 富士 / GT-500 No.24 HIS ADVAN KONDO GT-R

 一度は首位を取りながらの、その後ずるずると三位まで後退。
 No.8 ARTA NSX、No.6 ENEOS SC430 との激しい戦いを展開してみせた HIS ADVAN KONDO GT-R。
 結果的に表彰台は逃してしまったものの、面白いレースを見せてくれた車だ。

 手前に移っているのは、GT300 No.7 M7 MULTIARA MOTORS 雨宮 SGC 7 RX-7(FD3S)。

 それにしても、富士スピードウェイは、ツインリンクもてぎと比べると、観戦者の事を考えていないサーキットであると言わざるをえん。
 観戦席の設置方法から動線確保。果てはペットボトルや弁当の値段に至るまで。

 ん〜、2年前、F1 で悲劇が起きたのは必然だな。
 SUPER GT で場内から出るのに1時間以上かかるとは思わなかった。

 ま、其の後の高速大渋滞の方が破壊力としては遙かに上だったわけだが。
 疲れた・・・



 
 5日 [にんじん Loves you yeah!!]

 当初は映画に行こう!と思っていたのだが、悪夢の富士スピードウェイ撤退戦 (ストレスフルな富士スピードウェイからの撤退と、覚悟を決めていたとは言え遭遇した高速道路大渋滞のダブルパンチ) で体力はほぼ残っていない。

 今日は一日寝ていよう。

 ということで、グダグダになりながらひたすら横になる。
 横になりながら DVD は見る。

 宮崎駿「天空の城ラピュタ」
 二週間くらい前から猛烈に見たくなっていたので久しぶりに見る。
 作品構造に欠点があるのだが (映像的に一番ハデなテディス要塞戦が真ん中にある等) 勢いですべてを吹っ切るおもしろさにあふれた作品。
 勢いだけで突っ走りすぎている部分もあるのだが。

 マイケル・デイヴィス「シューテム・アップ」
 米国の銃規制を皮肉っている物語ではあるが、基本的に物語はどうでもよく、ひたすら銃撃戦しているだけの映画。
 完全に、確信犯でそれをやっている。
 大爆笑しながら鑑賞。

 「ニンジン」の圧倒的な強さは、見ていると次第に史上最強の兵器はニンジンなのか!?「にんじん Loves you yeah!!」(作品違う) なのか!?という気分にさせられるし、驚異の「濡れ場 + 銃撃戦」シーンなど、まさに「打ち尽くした」感が溢れていて、もう、疲れた脳みそに対する何かのいやがらせかというくらい笑いまくる。

 いやぁ、悪趣味 (褒めている) で馬鹿馬鹿しくて (褒めている) 見る人を極端に選ぶ (褒めている) 映画だったなぁ。
 しかし、レンタルで良かった。二回も見る映画じゃないだろう、これは。

 明日は「ロッケットまつり」か。
 その前に映画は・・・微妙。



 
 6日 [ロケットまつり32]

 富士スピードウェイ撤退戦の疲れは、まだ体に残っている。

 が、しかし。

 新宿ロフトプラスワンにて開催の、「ロケットまつり32「衛星まつり7」」に参加
 衛星まつりも、7回目か。早いものだ。
 今度こそ最終回か!?と思いきや、今回は朝鮮民主主義人民共和国特別編第二回。
 結局テポドン2号ってどうなんよ。と言う内容。

 液体燃料であんだけ手間がかかるミサイルなんかあるわけ無い = あれはロケットだという、極普通の分析に始まって、飛行プロファイルの解析や、衛星写真からの状況分析と盛り沢山な内容になった。

 時間も大幅に超過し、終電が気になる時間になって終了。
 実に楽しい時間であった。問題は、明日は仕事だと言うことだな。
 体力、持つのか?



 
 7日 [「キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか」読了]

 GW は終わった。今日から日常復帰だ。
 ・・・て、電車、相変わらず空いているなぁ。

 北尾トロ「キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか」(幻冬舎文庫/ルポ)購入 & 読了

 2006年の本らしいが、なぜか本屋に平積みされていたので購入してみた。
 「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」(文春文庫/ルポ)、「裁判長!これで執行猶予は甘くないすか」(文春文庫/ルポ) で、作者を知っていたのも大きい。

 題名のように、実行するのにちょっとした勇気が必要な、日常の些細なことを実行し、その行動結果や、前後における著者自身の心理をありのままに綴った本。

 電車の中での説教は実行してしまっているので、その部分は「はよ言うてしまえ」と思ってしまったが、他は大いに楽しむ。

 抜群に興味深いが、他のものとはあまりにも“重たさ”が違う最後の一編を含めてな。



 
 8日 [「黒澤明から聞いたこと」読了]

 まだ電車の中は空いている。
 これも今日までで、月曜からは完全に人が戻ってくるのだろう。

 川村蘭太「黒澤明から聞いたこと」(新潮社/回想録)読了

 偶然から黒澤家と親しくなった映像プロデューサーが描いた「黒澤明と、その家族」。
 本は、「影武者」から始まり、亡くなるまでの間について書かれている。なぜなら作者に訪れた「偶然」がその期間だからだ。

 「ロッキー」を誉める黒澤明の言葉や、夫人の通夜の最中、「明日はビュッフェ形式にしなさい」と、その場で気持ちが沈んでいるみんなに向かって言う (しかも実行してしまう) 下りなど、まさに「人間・黒澤明」を伝える話だろう。

 残念ながら、映画については、制作準備段階と完成披露の話がほとんどで、制作中の話はあまり無い。
 後年の作品で、重要な立場にいた多くのスタッフの話や、黒澤明の盟友、本多猪四郎も登場しない。
 作者が関わった範囲の事しか描かれていないので、これは当然であり、同時に物足りない部分でもあるが、同時に筆者の真面目さを表しているように思う。

 伝聞の部分が無く、ひたすらに自分の主観を貫き通すからだ。

 語られる内容はもちろん、その「ごく側にいた第三者」からという視点を含め、なかなかに面白い本であった。



 
 9日 [「ダウト」「スラムドッグ$ミリオネア」劇場にて鑑賞]

 ちょっとだるいが、映画館に行くとしよう。
 とりあえず一本。

 というつもりだったのだが、映画館に着くと恐るべき勢いで「俺は見るぜっ!!」という気分になる。
 おっしゃっ!!上手い具合に、二本は綺麗につながるぜっ!!

 ジョン・パトリック・シャンリー「ダウト 〜あるカトリック学校で〜」☆☆☆☆

 伝統にガチガチの校長が持った、フランクな神父に対する疑念。
 元々舞台だったという事で、極めて限定された空間の中で進行するも、その狭さが緊張感を盛り上げているのは見事というほかない。
 メリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンの演技合戦を含め、満足度は非常に高い。

 んが、しかし。やはり、なんだ。
 はっきりと“真実”を知りたい所だな。この作りだと。いや、それだとテーマが弱くなるのは分かっているのだが。


 ダニー・ボイル「スラムドッグ$ミリオネア」☆☆☆☆

 いかようにでも解釈の成立する映画だとは思うが、乱暴に短くまとめると、初恋の人を追いかけまくる男の物語。
 妙に世界が狭いのも、狙っているんだろうなぁ。
 面白い事は面白いのだが、冒頭に物語を転がす原動力となっている、司会者が主人公に抱く敵愾心が分からない。なぜあそこまで?
 どうせなら番組ディレクターが「優勝賞金を払いたくないから」と思って行動している方が良いと思うのだが。

 三本目は、良い映画がないな。
 ま、けっこう満足出来る映画が二本だったので十分と言えば十分。
 撤収。



 
10日 [ダラダラと一日]

 撮りためた TV 番組をまとめて一気に見る。
 「怪しい伝説」とか「大惨事の瞬間」とか「天地人」とか「大都会」とか。

 HDD を圧迫していたものがどんどん減る。
 さらに、映画の前売り半券整理も実施。

 そんなこんなで、雑務を片付けているうちに一日が終わる。

 これで憂いは減った。
 戦いの準備完了!?



 
11日 [「理系クン」購入]

 電車までちと時間があった。
 ちょいと本屋へ。

 特に欲しい本はないのだが、なにか軽く読めるヤツは無かろうか・・・

 高世えり子「理系クン」(文藝春秋/漫画)購入 & 読了

 本に向かって土下座したくなる。


 思い当たる節が多すぎてっ!!(私はこんなにキヨラカではないが)


 しかし、だが、しかし。
 本当に肩身が狭いのは、女性が洋服を選んでいる間に、店員に「大変だねぇ」と同情されることだと力説したいっ!!

 壊れた理工学系の人間は、本当に壊れているからねぇ。
 身の回りでもイロイロと、この本よりも遙かに壊れた話がいくつか・・・



 
12日 [「アオイホノオ」2巻購入]

 帰ろうとすると、電車が止まっていた。
 悲しかった。

 そんな事もあって、本屋を襲撃。

 島本和彦「アオイホノオ」2巻(小学館/漫画)購入

 燃える男が、特に根拠もなく自信にあふれる男が、漫画家になりたいが漫画を書く気になれないと、毎日アニメと特撮番組を見続ける日常を描いた話。

 島本和彦が、その若いころを元にした漫画の一つで、「燃えペン」「吼えペン」に比べると実話度が高い・・・らしい。本当かどうか知らんが。

 庵野秀明の飛んだエピソードなど、面白い部分も多い。


 だが、しかしっ!!


 これだけは言わせてもらおう。
 「イデオン」の時、“富野由悠季”は、まだ“富野喜幸”だっ!!

 ・・・はい、実にどうでも良い突っ込みでした。



 
13日 [月刊「サンデー」は、購読しなさそう]

 Windows Update で Graphic Driver の Versionup が入り、編集中の動画が、その作業内容を抹殺された今日この頃。

 マスタになるファイルはあるからやり直せば良いんだけどさ。
 めんどくせぇなぁおい。

 などという事とは関係なく、新たに創刊された月刊「サンデー」(小学館/漫画)を買ってみる

 島本和彦の連載って何?と思ったら「アオイホノオ」が移転したものだった。
 あずまきよひこの連載って何?と思ったら「あずまんが大王」の復活だった。

 出版社変わったのね〜。
 絵柄変わっちゃってて違和感あるね〜。

 来月号は、きっと買わないことだろう。



 
14日 [不幸襲来]

 いろいろと混乱中。
 混乱解消のため、定時で上がった物の涙を流しながら映画館を断念。

 しようと思ったら強風で電車が遅れている。
 しかも中途半端に。

 いろいろと覚悟を決めて映画館に逃げようかとも思ったが、時間が絶妙すぎてそれも許されない。
 やっときた電車は、しかし乗り継ぎも遅れている参上。

 なにかの嫌がらせか!?

 まさに踏んだり蹴ったりの一日であった。



 
15日 [「さよなら絶望先生」17巻購入]

 混乱は続く。
 まさかヤツがインフルエンザで“落ちる”とは。
 ちなみに豚ではない。らしい。

 なお、会社では「海外旅行するな令」が出た。
 感染国へ行った場合、10日間の強制自宅待機 (もちろん、有給休暇) だそうな。

 感染国往復日帰り旅行もありか!?

 そんあ事とは関係なく本屋襲撃。
 久米田康治「さよなら絶望先生」17巻(講談社/漫画)購入

 折り返しのパロディネタが「カサブランカ」なのに笑う。
 こういういじり方をしてきたか。

 ところで、アニメのシーズン3はいつ放送なのだろう?



 
16日 [狂気セヨ]

 10周年記念呑み会開催。

 だが、しかし。

 開催直前になって n_2 がインフルエンザで倒れたため、急遽呑み会の趣旨を「n_2 インフルエンザ感染記念呑み会」に変更。
 (生きているけど) 追悼の乾杯 (ツッコミ禁止) に始まる、まいどの大暴走状態を生み出す。

 結論矩形掘削スゲェ・・・

 次回は、いつだろう。
 いろいろあって、八月か、それが流れれば一気に年末か年明けかも。



 
17日 [掃除]

 本当は映画館に行くつもりだったのだが、天気が悪すぎて出かける気になれない。
 良けりゃ良いで、この頃の気温だとついついどこかに放浪したくなるんだけどね。

 今日は一日かけて部屋の掃除と HDD の掃除を実施。
 HDD はあまり空かなかったが、部屋の方はまったく片付いていない。
 むしろ棚から物を出してしまった分だけ散らかったと言える。


 ゴミ袋二袋分のゴミを出したのにこの惨状って、どういう事だ!?



 
18日 [星雲賞ノ、投票ヲセヨ]

 SF 大会も、1997年 Akicon (広島大会) 以降初めて参加不能に陥るかと思ったが、なんとかなってひと安心。
 していたら、あら大変。

 締め切りだっ!!
 ということで、慌てて星雲賞の投票を行う

 昔なら間に合わなかったが、今は Web から投票できるおかげで大変便利だ。

 今年一番迷ったのは、メディア部門。
 クリストファー・ノーラン「ダークナイト」は傑作だが、あれは果たして SF なのかと。

 逆に一番迷わなかったのは、日本短編部門。
 ネギ振れっ!!ってことで。



 
19日 [定額給付金の使い方]

 定額給付金で、HD Capture カードを買う予定だった。
 そのためもあって、HDD 増強も実施していた。

 だが、しかし。

 今月は、自動車税を納めねばならなかった。

 と、いうことで、振り込まれた定額給付金という名前の税金キャッシュバックはその大半がそのまま税金として戻っていった
 切ない・・・
 これほどまでに切ない使い方をする事になろうとは。



 
20日 [「サンデーGX」購入]

 会社帰り、地元駅側の本屋にて、月刊「サンデーGX」(小学館/漫画)購入

 広江礼威「BLACK LAGOON」
 あぁこう来たか。これで CIA が横殴りに入るのか。
 チャンが何を考えて、どう動いているのかが見えないのが気になるな。

 宮下裕樹「正義警官モンジュ」
 一番恐ろしいのは神谷だという話だな。うん。
 暗躍する葉月も、直球すぎる里緒も恐ろしいには違いないのだが。

 他はこれから。



 
21日 [「ハッピーフライト」BD 版購入]

 矢口史靖「ハッピーフライト」ファーストクラス・エディション BD 購入

 したものが Amazon より届く。
 特典 DISC を含め、すべて BD というのは邦画では始めてなんだそうな。
 それが本当かどうかは知らんが、私が買った BD では間違いなく初めてだ。
 ついでに、私が購入した BD では、初めてのデジパック仕様。

 BD のトールケースは DVD より一回り小さいが、デジパックもトールサイズに合わせて一回り小さくなっている。
 DVD との区別はしやすいが、ブックレットも一回り小さいのはなんとかならんか。

 LD の時代から、一貫して小さくなり続けているのが悲しい。

 等という事を思いながら、本編を見てしまう。

 やはり、最後の着陸シーンが不満だ。
 なんでフルリバースかけた所で、寄りで撮るかなぁ。
 あの角度で、全体が入るように引けば、壮大な水煙で機体後部が隠れる姿を写せたはずだ。そうすりゃかなり豪快な画になっただろうに。
 緊急着陸を、もっと印象づけられたぜ!?
 実際には、緊急着陸じゃなくとも、通常着陸でも、滑走路の濡れ方によってはそうなるわけだが、映画的に、より印象的なシーンになっただろうに。
 返す返すも残念だ。



 
22日 [ハッピーフライト」BD 版鑑賞中]

 昨日に引き続いて、矢口史靖「ハッピーフライト」の BD を見る

 特典ディスクを見始めたが、TV 放送したやつがほとんどだな。
 CS 放送で使っていた「ハッピーフライト」のサイドストーリーが収録されているのは予想通りだったが、フジテレビ「映画の達人」を (音楽差し替えだが) 収録しているのは想像していなかったな。

 さぁて、そろそろ本編を音声解説で見直すか。



 
23日 [「ブッシュ」「デュプリシティ」「ウォーロード」劇場にて鑑賞]

 今日は朝から映画館へ。
 とっとと終わりそうで、かつ前売り券をもっている映画を一気に見るとしよう。

 オリヴァー・ストーン「ブッシュ」☆☆☆
 オリバー・ストーンが、かくもブッシュに対して同情的な映画を作ってくるとは、正直、思わなかったな。
 J.W.ブッシュの描写よりも、その閣僚。特にドナルド・ラムズフェルドとコンドリーザ・ライス、そしてディック・チェイニーは狂っているとしか思えないほど酷い描かれ方であったのが印象的であった。
 ま、コリン・パウエル以外の閣僚は、みんな酷い事になっているのだが。

 トニー・ギルロイ「デュプリシティ 〜スパイは、スパイに嘘をつく〜」☆☆☆
 CM 大嘘映画だが、内容が「いかに人をだますか」なので、あっていると言えばあっている。のか!?
 思ったより直線的な内容で、だまされる余地も少なかったというのが正直なところか。
 いや、もっと、複雑なだましあいを想像していたのでね。

 ピーター・チャン「ウォーロード/男たちの誓い」☆☆
 チャン・チェ「ブラッド・ブラザース/刺馬」のリメイクということだが、元映画は見ていない。
 三人の義兄弟を通して語られる、清朝末期の戦いの話だが、いかんせん内容に対して物語の展開速度が速すぎる。
 義兄弟の契りと、彼らの信頼関係をもと徹底的に、丁寧に描いておかないと、後半、彼らの間に発生する不協和音が胸に響かないぜよ。

 いまいちな三本であった。
 もう一本見られないことはないが・・・やめておこう。撤収。



 
24日 [怠惰なる日曜日]

 映画館に行くつもりだったのだが、酷く眠かったので昼寝してしまう。
 結果、何もしないうちに一日が終わる。

 いやはやびっくりだ。

 と、いうことで、本日は特に書くべき事、無し。
 いかんな、録画した TV 番組が、また溜まるぞ。



 
25日 [趣が・・・]

 映画館が私を呼んだ。

 だが、しかし。

 定時には帰れなかった。
 残念だ。

 会社帰り、ちょっと遅くまでやっている店に行き、DVD を確認。
 出ているはずの、マブルク・エル・メクリ「その男 ヴァン・ダム」の DVD は・・・置いていないようだ

 残念。
 趣が削がれた。
 海外では BD 版も出ているようなので、“待ち”に回すか。



 
26日 [怒りと平穏と「ラジオライフ」]

 怒り心頭な事態に直面した。
 映画館でココロを落ち着けようと思った。
 定時には帰れなかった。


 深呼吸だっ!!!
 深呼吸しろっ!!!


 深呼吸しながら本屋へ。
 衝動買いじゃっ!!

 という分けにも行かず、とりあえず月刊「ラジオライフ」(三才ブックス/??)購入

 CPRM と WindowsMediaDRM の突破方法って、もう何回目だ?
 いい加減、マンネリではなかろうか。
 受信機やアンテナの比較記事があるから買い続けるけどね。



 
27日 [栗本薫 死去]

 幾度目か分からんが、SF 大会参加に危険信号が点灯。
 最悪の場合、当日病気になってでも参加するがな。

 もう、いろいろあってヤケクソ。

 そんな、こんなで荒れ果てた気持ちの中、さらにとどめが降ってきた。

 栗本薫 死去。

 あぁ。
 なんてこった。

 ご冥福をお祈りいたします。



 
28日 [Vista SP2 Install]

 主力 PC「鍾馗」の Windows Vista に SP2 を Install

 Vista SP1 適応時のように、あからさまにパフォーマンスが改善した感じはしない (SP1 では、ネットワーク周りのパフォーマンス改善は圧倒的だった。それまでがあまりにも遅かったからなのだが) が、正直、そんなに遅いとは感じていないので不満は無い。

 今のところ、特に問題は出ていない。
 ま、使い続けねば分かるまい。



 
29日 [忘却の果て]

 朝。
 電車の中で、先日より放送の始まった「HEROES Season3」を見ようとバッグを開くと、iPod を忘れていた。

 ・・・あぁPC につなぎっぱなしだ

 無論、取りに帰る時間はない。


 夜。
 電車を待つホームの上で、「さぁて今日の世界情勢はっと」と、千葉繁の声を脳内再生しながら Willcom「Advanced W-ZERO3」を取り出そうとすると、首に掛かっていない事に気がつく。

 ・・・あぁデスクの中に放置してきた

 無論、取りに帰る時間はない。


 忘れもの弐連打であった。



 
30日 [「しらせ」見学、「スタートレック」劇場鑑賞]

 さすがに午前様の翌日に5時起きするのは厳しい。

 出撃後、あまりの眠たさに乗り換え3分前に携帯電話が振動するようにタイマーをセットし、寝る。

 眠り、起き、眠り、起きを数回繰り返し、目的地、横須賀に到着。
 先代の砕氷艦「しらせ」(艦番5002) の後継である、「しらせ」(艦番5003) の一般公開

20090530 撮影:D70s「しらせ」
20090530 撮影:D70s「しらせ」

 「きりしま」(艦番174)、「いなづま」(艦番105)、「うみぎり」(艦番158) が邪魔だ。
 まだ、海上自衛隊に引き渡されたばかりということもあって、ペンキの臭いが残る艦内は、まっさら。
 使っていない各種装備がまぶしかった。

 さすがに、機関室まで見せてくれた昨年6月の「しらせ」(艦番5002) とは違い、通り一遍しか見せてくれなかったが、十分に楽しむ。
 なお、一般公開は31日(日) も実施される。興味のある方はぜひどうぞ。

 再び睡魔と闘いながら撤収。
 帰宅後、ひと眠りしてから、さぁ今度は映画館だっ!!


 「おまえは過労死するかもしれないが、それは遊びすぎでだ」
 という温かい姉からの言葉を受けつつ再出撃。

 J・J・エイブラムス「スター・トレック」☆☆☆☆

 トレッキーが何というかは知らんが(TOS には熱狂的なトレッキーが多いとも聞く)、私は存分に楽しんだ。
 細かいことは気にするなっ!!という強引な展開も、未来は分からんが、とりあえず頑張ろうっ!!という (けっこう脳天気な) 結末も含めてな。

 それにしてもスクリーンでは、本当に久しぶりに見たウィノナ・ ライダー。
 歳取ったねぇ。

 一席空いた席に座っていた外道が、ビニール袋ガサゴソ鳴らし物食う音パリパリ立て、あげくに携帯電話振動させ (さすがに鳴らさなかったが) てメール送信をおっぱじめた所でさすがにぶち切れ、一回目の注意。
 30分後には元の木阿弥で再度ブチ切れる羽目になる。
 これが無ければ、もっと気分よく、劇場を後に出来ただろうに。

 撤収。



 
31日 [FormulaNIPPON Rd.3]

 寝不足ではないが、疲れが取れていない。
 だが、しかし。

 迷うことなく出撃。

 2009全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦観戦のため、毎度毎度おなじみのツインリンク茂木へ。

 時折小雨がパラつくものの、コースのライン上はドライ。
 そのため各車ドライタイヤでコースイン。

 しかし、グリッドに着くと雨がだんだん強くなる。
 グリッド上で、各チームタイヤ交換の準備。チーム無線を受信していると、ギリギリまで待つという判断になっているのが分かる。

 その後、雨が降ったり止んだり目まぐるしく変わる天候に、全車翻弄される。
 タイヤ交換と天候に翻弄された末にセーフティーカーまで入る壮絶なサバイバルレースは、No.32 小暮卓史(NAKAJIMA RACING) が制した。

20090531 撮影:D70s「No.32 小暮卓史(NAKAJIMA RACING)」
20090531 撮影:D70s「No.32 小暮卓史(NAKAJIMA RACING)」

20090531 撮影:D70s「No.2 ブノワ・トレルイエ(LAWSON IMPUL)」
20090531 撮影:D70s「No.2 ブノワ・トレルイエ(LAWSON IMPUL)」

20090531 撮影:D70s「No.8 石浦宏明(Team LeMans)」
20090531 撮影:D70s「No.8 石浦宏明(Team LeMans)」

 実に面白い展開であった。
 NAKAJIMA RACING 応援席だったので、表彰台直下から祝勝会まで参加してから帰路に着く。

 レース中は、観戦には邪魔にならず、レース展開には邪魔になるという絶妙な雨具合だったのが、帰宅中にすさまじい豪雨に直撃。
 レース中にこれじゃ中断くらったかもね〜。

 などという事を思っている暇は無く、恐怖を感じつつ撤収。

 なんとか、無事に、帰還。
 あぁ、怖かった・・・

 なお、毎月恒例「来月期待する映画」は、明日以降に上げる。
 当初予定では29日(金)に上げる予定だったのだが、29日の新日記に書かれた理由により上げられないのである。



−過去の日記−
1999年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2000年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2001年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2002年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月  裏7月   8月  裏8月   9月  10月
11月  12月

2003年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2004年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2005年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2006年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2007年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2008年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月

2009年
 1月   2月   3月   4月   5月   6月
 7月   8月   9月  10月  11月  12月