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新日記
2005年10月

 1日 [映画館襲撃]


 毎月1日は、「映画サービスデイ」。
 入場料金1000円で入れます。

 と、都内の劇場では放送中。
 混雑が予想されるこの日、通常ならば出撃などせぬ。
 だが、通常ではない事態の前に、出撃決定。
 無理して出撃しなくても良かったのだがな。

 まずは一発目。
 竹中直人「サヨナラCOLOR」☆☆☆☆

 好き嫌いの分かれそうな所も含めて。竹中直人の映画だと思う。
 学生時代のエピソードが、竹中直人の実話 (とされている) になっているのはファン向けか。
 それにしても、夜に、外から大声で「好きだぁ!大好きだぁ!!!」と叫んだ男を、叫ばれた女性はそう簡単に忘れられるものかね。

 本屋に寄ったり電気屋に寄ったりしつつ、時間調整。
 さぁ次の映画だ。

 ツイ・ハーク「セブンソード」☆☆☆
 ツイ・ハークの武侠映画であるから、リアリズムって、なに?という言葉の聞こえてきそうな内容であり、物語といえるほど立派な物もない。
 日本の TV 時代劇にも物語なんかないでしょ?

 それでも最後の、レオン・ライ & ドニー・イェンの格闘戦はスゲェ!!!
 レオン・ライってこんなに"動ける"役者だったのか!!!

 さすがに時間調整をいいかげんにやると一日参本は片付かんな。
 帰ろう。明日は、引きこもりだ。




 2日 [PC 環境整備もせねばならんのよね、本当は]


 一昨日の夜あたりからいまいちだった体調が、ついに炸裂。
 気合いで乗り切れるかと思ったのだが、昨日今日の気温の高さでとどめを刺されたようだ。

 暑いのはイヤダっつってんだろっ!!

 と、怒りを空にぶつけつつ、友人から借りていた「野口江里子の日記」(講談社/映画関連)読了
 1時間も持たねぇよ、この本。

 全体の展開そのものは、サナトリウム文学を日記で構築している (映画本編が横山秀夫だった事からすると、その落差は面白いんだが) だけで、特に目新しさはない。内容も薄い。
 また、紙は厚く、文字は大きく、行間は大きい。
 片山恭一「世界の中心で、愛をさけぶ」に続く破壊力だ。

 この本で唯一共感できたのはヒロイン野口江里子の口から「松島に行ったカップルは分かれる」という都市伝説を聞いた室井慎次がその理由分析を始めた部分
 野口は大変不機嫌になるが、室井お前の行動は圧倒的に正しい (私でも確実にやる。そして私の場合は嫌われるのだ)。


 室井よその分析結果を教えてくれ


 ところで、「五能線っていう、海岸沿いを走る電車」という文章は吹き出す所?
 それとも室井は、電車とディーゼル車の区別が付いてない!?それとも野口の聞き間違い!?
 ま、まままままさか、踊るワールドでは五能線電化済み!?




 3日 [襲撃!襲撃!毎日襲撃!]


 上野駅構内の某本屋を襲撃。
 買っていなかった原作:綾辻行人/画:佐々木倫子「月館の殺人」上巻(小学館/漫画)を購入

 内輪ネタ満載の恐ろしい漫画だ。

 「寝台特急に乗ると、起きていたいが寝なきゃもったいないっ!!」

 と騒ぐって、Mrテツこと、横見浩彦か!?

 同じ雑誌とは言え、菊池直恵「鉄子の旅」(小学館/漫画) のネタを持ってくるとはっ!!と驚いていると、協力に「I love switchback」の名前が。
 協力も何も、編集長の運営する Web じゃんかっ!!!!

 という、細部にいたるマニアな笑いの中に(マニアではない笑いもある)、比較的真っ当なミステリーとしての仕掛け (おかげで、上巻最後のオチが途中で分かってしまうという欠点があるわけだが) があり、今後の展開が気になるところだ。




 4日 [メディア購入]


 昨日から調子がおかしかったのだが、本日になり、炸裂。


 風邪である。


 喉が痛く、鼻水が止まらない。


 間違いなく風邪である。


 症状は軽度であるからして行動に支障は無い。
 会社帰り、気にせず有楽町ビックカメラを襲撃DVD-R の生メディアを購入
 先日の調査によって、その優位性が確定した太陽誘電製メディアの50枚スピンドルだ。これで二ヶ月持つ、かな?分からんなぁ。

 作業停止中に、焼かねばならぬデータが、かなりの量で溜まっているので (おかげで HDD がギチギチ言っている)、もしかすると一ヶ月しか持たぬか!?





 5日 [DVD 購入しまくり録]


 「イトカワ」への小型探査ロボット「ミネルバ」投下をもくろむ探査機「はやぶさ」だが、ついに静止位置を7km地点にまで移動。
 画像解像度が、飛躍的に上がっているっ!!
 姿勢制御装置の弐基目が停止 (残り壱基) というのは不安だが、なんとか成功してもらいたいものだ。

 詳細はココだ(別 Window 展開)。

 と、燃え上がりつつ、会社帰りに秋葉原のヤマギワソフトを襲撃。

 その DVD、壱枚目は2000円だという。
 弐枚同時購入で、合計3000円だという。
 参枚同時購入で、合計3500円だという。
 四枚目は、割り引かれないで最初に戻るという。

 買うのを後回しにしていた物も、安ければお笑いで買うのもよかろうというのも、見るつもりのもの、やや、ニガイセイシュンノオモイデってな映画もあるような気がするが、この際だ、まとめて行くぞ。

 ジョナサン・デミ「フィラデルフィア」
 エロール・モリス「フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白」
 ジョン・マクティアナン「ラスト・アクション・ヒーロー」
 ジョン・カーペンター「ゴースト・オブ・マーズ」
 ジョゼフ・ラズナック「13F」
 フィリップ・ノイス「ブラインド・フューリー」

 以上六本購入
 私が方向性のない映画ファンだと言われる原因がよく分かる買い方であると言えるだろう。
 ジョナサン・デミ「フィラデルフィア」は社会派の、かなり重たい映画 (AIDS で不当解雇された男の法廷闘争劇) だが、フィリップ・ノイス「ブラインド・フューリー」は馬鹿映画の極み(ベトナム戦争従軍中に負傷し失明した男が、現地の村人に助けられ、なぜか居合いを教わって達人になり20年後に帰国-以下想像通りという座頭市の無理矢理なパクリっぷりが笑える)。
 気長に一本ずつ片付けて行こう。

 ちなみにスタンリー・クブリック「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を・愛する・ようになったか」の本編は見了。だが、映像特典が手つかず。
 来週あたりから、ポータブルプレーヤーで見始めるとするか。




 6日 [無知で悪いか!?]


 勘違いしている人がいたので書いておくが、この Web は自前の Web Server ではなく、Rental Server で公開されている。
 いくらなんでも、自鯖は運用に手間がかかりすぎるのでね。

 さて、今日は特にネタがない。
 ので、TV の話でもしよう。

 私は普段地上波の TV 番組を「ほとんど」見ない
 結果、記憶に残る映画に出た記憶に残る役を演演じた俳優しか知らないし (反面、記憶に残る映画で記憶に残る役を演じていれば、TV で知られていなくとも知っている)、お笑いやアイドルは、某かの偶然か、よほどの事態がなければ知らない。

 本日それが、職場で炸裂した。


小倉優子
松浦亜弥

 この二人、名前だけでも知っていただけでもマシだ。


レイザーラモンHG


 って、ダレ?
 おそらく、会社での反応を見ていると、これを信じてくれない人が続出しそうだ。だがしかし、これは実話なのだ。

 だが私はきっと、これからも知らぬままであろう。
 記憶に残る映画に、記憶に残る役で出ない限りはなっ!!!




 7日 [上野駅構内の某本屋襲撃]


 毎日のように襲撃する上野駅構内の某本屋を、今日も襲撃。
 原作:七月鏡一/画:藤原芳秀「闇のイージス」21巻(小学館/漫画)購入

 そのうち連載打ち切り攻撃を喰らうんじゃないかと心配になる漫画の一つではある、んが、よりによって今回はチェチェン情勢を背景にしたテロですか。そーですか。

 「うみほたる篇」で、火山理事官が"机上の人"であることが分かっていたが、今回はその対比で、渋いオッサンの弐連発。

 ジョバンニのその身を呈するシーンはもちろんだが、やはり同僚の守渡が撃たれ、感情的になった葛原だろう。


 「警官だから護るんじゃない。護るから警官なんだ」


 あぁ、日本の警察もこれくらい立派な心がけの人間"ばかり"で構成されていれば、もっとまともな組織になるだろうに。




 8日 [体調、現在90%くらい?]


 用事で出撃。
 通常なら、ついでに映画館も襲撃するのだが (いかにギリギリであろうと、可能であるなら実行するのが私だ)、本日は体調がいまいちなので離脱。

 eBookoff(古本屋として著名な Bookoff のネット通販部門。MINISTOP 等で受け取り & 支払いが可能) で注文していた本 (当然だが、版元品切れ & 再販不明という「事実上絶版」という本だ) を受け取り、帰宅。

 7 and Yといい、eBookoff といい、コンビニでの受け取り &(現金)支払いが可能なネット通販は実に便利だ




 9日 [俺は今地獄にいる。愛という名の地獄に]


 後々、意味不明になること必至なタイトルだなぁ。

 朝から腹を抱えて笑いまくってから映画館へ。

 原作は購入しているが、未読人間の評価である。
 豊田利晃「空中庭園」☆☆☆

 劇場の前に立ち、思わず「うっわ〜、本当に公開されてるよ〜」と思ったのはただの事実だ。

 肝心の内容だが、正直「あっそ」としか言いようが無い
 編集がもうちっと上手ければ、もうちょっと評価が上がったのだが。


 続いて映画館へ。
 これも原作を読んどらん (峠の走り屋漫画ってことしか知らん)。
 アンドリュー・ラウ/アラン・マック「頭文字D」☆☆☆☆

 香港映画制作陣はどっかいかれてやがるっ!(最上の褒め言葉)

 峠下りのレースシーンは、本当にやったという高橋レーシングはもちろんだが、よく撮ったっ!!ていうか、どうやって撮ったっ!?
 手段はともかく、ジェラール・ピレス「TAXi」(ジェラール・クラヴジック「TAXi2」「TAXi3」でも良いが) の不満が綺麗に吹っ飛んだ。

 メイキングのためだけに DVD 購入しちゃおうかと考えるほどにっ!!

 なお、レースに直接的に関係無い青春ドラマパートは、こっぱずかしい香港恋愛青春映画そのもので、温度差の激しい仕上がりになっている。ここは大減点だな。


 昨日の分も取り戻さねばならぬ。
 次も映画館だ。

 こいつは本日唯一、原作無しの映画だ
 ヴィンチェンゾ・ナタリ「ナッシング」☆☆☆

 ナタリの映画だねぇ、相変わらず。
 ということで、シチュエーションに対する登場人物の反応にしか興味が無いのが見え見えの作品
 そういう意味では、「カンパニー・マン」よりも「CUBE」に近いように思うが、極小空間で人間社会の縮図を描くのではなく、個人そのものを極大空間で描いているので、かなり毛色の違う作品になっている。

 どりゃぁ、もう一本っ!!!
 という精神状態ではあるが、時間的に不可能。

 帰路につくぞっ!!!!




10日 [改造作戦第?弾]


 本日も出撃。
 とは言え、タイミング的に映画館襲撃は見送る。
 やれん事は無かったのだがな。

 帰宅後、blog の改造作戦を実施する。
 主に CSS の書き換え。というか、CSS の勉強。
 いやそんな大したものじゃないな。


 「強制実用実験」というのが正しそうだ。


 なんとなく分かってきたので、来月あたりからは「新日記」を blog に全面移行することが出来そうだ。




11日 [RSS は便利だが、管理者としてはやや悲しい]


 主力 PC「疾風」のMozilla「Firefox」でこれまで使用していなかった RSS リーダー機能を自分の blog & 掲示板で実験してみる

 なるほどこれは便利だ

 支援 PC「天山」で動作している Opera software「Opera」の RSS リーダー機能は今ひとつであるが(設定を変えれば、違う評価になるやもしれぬ)、「Firefox」版は実に使いやすい。
 巡回ルートの blog や掲示板、さらにニュース系 Web を登録。

 使ってみると、RSS リーダーの利用者が急速に増えている理由が分かるというものだ。
 実際便利だもの。

 しかし、これでアクセスされると挑戦者カウンタが回らないのは悲しいな。
 この Web は映画批評 (週一本以上のペースで追加している) や掲示板もあるので、ぜひ RSS リーダーではなく、表から入っていただきたいっ!




12日 [錯乱した文章だなぁ]


 長期的ビジョンを持たなかった日本の宇宙開発を尻目に、中国は宇宙に進出し続けている現状に嘆き悲しんでいるうちにネタが無い事に気が付いたぞ!?


 がんばれ我らの野田指令っ!!!
 一人乗り超小型宇宙船「スニーカー」& 専用打上げロケット「ピッコロ」が最後の希望だっ!!


 と、宇宙開発とはじぇんじぇん関係ない職場で、じぇんじぇん関係ない仕事して帰り道に思った。
 明日はどっちだ!?




13日 [捜し物は何ですか?]


 かの有名な曲に対し、私はかねてより突っ込みどころ満載だと思っていた。

 見つけにくいから、見つからないのだと。
 今、諦めずに探していると言うことは、つまり、(少なくともその時点において)まだまだ探すつもりなのだと。


 踊っている暇など無く、ただひたすら探すのだとっ!!!!


 そう、映画の前売り券の入った封筒を紛失した今、まさに必死になって探すしかないっ!!!!

 どこだ!?
 日曜には確実にあった。あの時読んでいた本の間か!?
 雑誌の間に挟まってしまったか!?あの時読んでいた雑誌はなんだ!?
 まさか先日、資源ゴミとして出してしまった雑誌の中にある (可能性としては否定しきれない) んじゃなかろうな!?
 映画のパンフレットの間は!?
 入手したチラシの間は!?


 どぉこぉだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!


 はっきり言って、これは非常事態だ。
 落ち着こう。


 そして私は、あの歌が正しかったことを思い知った。


 探すのをやめ、いったん心落ち着け、部屋から出て、戻ってきたときに、それは視界に入った。
 まさか本棚の脇に積んである、請求書や領収書の封筒の、その束の中に紛れ込んでいたとはっ!!
 探すのをやめたとき、見つかることはよくある話なのですね!?
 一回り大きい「Hogwarts School of Witchcraft」と書かれている封筒 (「賢者の石」のプレミアムチケット付属の封筒。数が余っていたらしく、都内某所のチケット屋では何の映画だろうがこれに入れてくれる) に入れておいて本当に良かった。
 なんでこんな所に置いたのか定かではないが、とにかく発見には成功したのだ。


 私は今、全力で安心している。




14日 [半年待ったんだ、この映画を!!!!]


 危険は承知。
 ただこの一枚にすべてをかけるっ!!!
 と、チケットを確保。

 スケジュールは (面倒だったが) 確保した。
 さぁ、突撃だっ!!!!!

 プラッチャヤー・ピンゲーオ「トム・ヤン・クン」☆☆☆☆☆


 あの傑作、プラッチャヤー・ピンゲーオ「マッハ!!!!!!!!」のスタッフ & キャストによる新作映画だ。




 まさにトニィィィィィィィィ・ジャァァァァァァァァ!!!!!!!!




 ということしか言いようがない映画であり、すばらしく燃える映画であった。

 帰り際、座席から立ち上がった瞬間、座席にガムが三つも仕掛けられていて、ズボンの尻がエライ事になっていることが判明。
 劇場側の対応 (ある程度仕方ないとは言え、座席にチェックが甘いのは事実。だが、フォローは上質だった) で、ズボンはほぼ元通りに。
 ん〜、最近のガム取りはレモンの香りがするのね〜。

 この一件に関し、非常に迷惑をおかけした人物に、百万の感謝を。




15日 [オカエリナサイ]


 今日は通常通り、映画館襲撃。

 本日狙うは、ティム・バートン「チャーリーとチョコレート工場」☆☆☆☆☆



 オカエリナサイ
 (“イ”が反転しないのがやや悲しいか!?)



 おかえりなさい、ティム・バートン。
 「ビック・フィッシュ」ですっかり大人になってしまい「あぁ、良い映画だけど、遠くにいっちゃったぁ〜」(「猿の惑星」で、アッチの世界にブッ飛んでっちまったか!?と心配になったのは、あえて忘れる) と思ったのもなんのその、おもちゃばこをひっくり返したような映画に復帰。

 前作に続き、「父親との和解」を背景に持ってきたため、最後がややしつこくなっているが、全体から見れば小さな傷と言って良いと思う。

 今日は、これ一本で帰還。




16日 [開戦準備開始 & イベント消滅!?]


 2006年日本 SF 大会への申し込みを完了。
 二ヶ月分ほどたまっていた映画の半券のファイリングもする。

 作業が終わってから、DVD を見る気分でもないので、ダラダラと近所の本屋まで出かけ、月刊「ゲームラボ」(三才ブックス/謎)購入

 案内は、やはり無い。
 別ルートで仕入れていた情報を真実と判断する。

 今年ジャンクフリマは無い模様

 ん〜、年末のイベントがないなら己で作るしかないか。

 オフ会、やっとく!?




17日 [TYPE THE END は次の巻までお預けですか、そーですか]


 上野駅構内の某本屋襲撃。

 原作 : BONES/画 : 片岡人生・近藤 一馬漫画「交響詩篇エウレカセブン」2巻(角川書店/漫画)購入

 2巻では、いよいよ TV 版とは違う展開になってきた。
 漫画版の方が、やや軽めの内容のように思えるが、これはこれで面白いので良し。


 方向概念のない男ドミニク・ソレルも登場したしな。


 TV では、「ところで、北ってどっちだ?」や「西って、箸を持つほうか?」等の笑撃発言をカマしてくれたが、漫画では出てこない。

 残念だ。

 巻末のオマケ漫画で、「資料室」にたどり着けないギャグをやってはいたが、これではただの方向音痴。
 笑撃力という意味で、まだまだだ。





18日 [無線 LAN に手を入れる準備をする]


 「ロッキー」に「ランボー」の新作とは...スタローンも落ちたな。

 と、最近のニュースを読みながら思った今日この頃。
 もっとも、「ランボー」の新作話は出ては消えての繰り返しだから、本当に出来るんだか分かったもんじゃないが。

 などという事を思いつつ、帰り際に有楽町ビックカメラを襲撃
 現在、1階と2階を結ぶ無線 LAN は、Ping で平均 3% をロスしている悲惨な状況。こいつをどうにかして、ネット接続時の快適性を回復する作戦準備を整える。
 IM が切れる!!とか、FTP で DL する時にタイムアウトしまくる!!(最初からやり直しにさせるサイトもまだあるため、非常にめんどくさい)とか、ストリーミングでコマ落ちする!!とか、不満はイロイロとあるのだ。

 もっとも、実際にやるのはそう難しいことではない。
 「階段の上と下に外付けアンテナを持ってくれば見通し線が確保できるから、状況は回復する」ことが推測されるので、そのために必要なLAN ケーブルと天井にケーブルを貼り付けるためのフック(じゃぁないな、なんて言えば良いのだ!?はっ!?これも加齢現象!?)を購入
 外付けアンテナはすでに持っているので、それを流用するとしよう。

 実際の作業は、上手く行けば明日だが、実際には週末か!?
 とかいいつつダラダラと延びる予感がしなくもないぞっ!!!





19日 [その時、地面が動いた]


 それは会社帰りのことだった。
 毎度のごとく、駅から車を運転して帰っている最中だった。
 赤信号で停車、ライトをスモールに切り替え、ギアをニュートラルに。そしてサイドブレーキを引いて、信号に目をやる。


 その時、車が大きく揺れた。


 もしや、間違ってクラッチ繋いじまったか!?
 ギアを確認するも、それは間違いなくニュートラルの位置。

 エンジンの異常に、車両が共振している!?
 アクセルを軽くふかすも、問題はない。


 というか、エンジン音に問題がない。


 ふと顔を上げると前に止まっていたスパシオが豪快に左右に揺れていた


 ...路上駐車している車が上下に揺れているのを見たことはあったが、こうも豪快に左右に揺れている車は初めて見たな。
 などというエラく下品な発想が頭をとらえた瞬間、地震であることを認識
 よかった車の異常じゃない


 じゃぁなくてこうも豪快に揺れるってどうよ!?


 音楽を停止しラジオをチェック。
 震度を聞いた瞬間、私は悟った。

 部屋の惨状を。


 揺れが収まるのを待ったかのように、信号が青に変わる。

 帰宅し、私は見た。

 本棚は無事だった、が、枕元が絨毯爆撃の後のようなすさまじい状態になっているのを。
 これを、寝る前に片付けないといかんのか。





20日 [無線通信網?やっぱ有線通信網だ!]


 無線 lan 環境改造計画完了
 どこをどう間違ったんだか、階段の上と下で、見通し線を確保するようにアンテナを配置する作戦は崩壊。
 全面的に有線で接続するに至った

 結果、私の部屋から adsl ルーターまでは完全に有線で接続。


 ぬわははははははははははは!!!!!
 圧倒的な安定感じゃないかっ!!!!!


 現在、いろいろと試しているが、まさに圧倒的な通信性能だ。
 やはり無線 lan は解放空間でのみ使用可能なシステムなのだな。一般家屋で使っちゃいかんのだな。

 とかいいつつ、二階の各部屋へは、私の部屋を起点とした無線 lan 網を使っていたりするのだが。





21日 [あがれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!]


 10月29日(土)新宿ロフトプラスワンで「ロケットまつり8」が行われるそうな
 内容を平たく言うと、宇宙開発の話で盛り上がるトークイベント。

 今回のゲストは、林紀幸、垣見恒男。

 ラムダロケット (日本初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げたロケット。先日脱力してしまったので言っておくが、打ち上げは種子島ではなく内之浦である。h2 よりも前に作られた純国産ロケットである) 開発に携わった方だな。

 聞き手は浅利義遠、笹本祐一、松浦晋也。
 前回は諸般の事情により参加できなかったが (翌日を考えるとつらい、日曜夜の開催だった)、今回は参加するぞっ!!





22日 [昭和の魂と平成の映像技術の結晶]


 当初はネタにする予定は無かったのだが、掲示板で出てきたので、ネタ化決定!!!
 ということで、本日は他のネタをほったらかしにして、来月期待する映画特別編をお届けする

 やはり来月期待するのはこれだろう。
 粟津順「惑星大怪獣ネガドン」

 一本のみなので、通常とは違う濃密な紹介をお届けしよう。
 まずは予告編を見ていただきたい。

特報1(mpeg 直リンク)

特報2(mpeg 直リンク)

予告編(mpeg 直リンク)

 昭和怪獣映画の匂いがする、強烈な作品であると言えよう?
 おっと、忘れていた、公式サイト(別windowで開くぞ)は


http://www.h2.dion.ne.jp/~magara/project.html


 短編映画と言うこともあってか、池袋で限定一週間の公開である。
 東京まではムリっす!!という人は CS 放送「日本映画チャンネル」で見ることも可能だ。
 放送予定は下記に記載。

http://www.nihon-eiga.com/prog/106340_000.html

 東京まで出られぬ、CS も無い、という人は、周りの CS ユーザーを説得するか、DVD が出るのを、祈るが良い!!!





23日 [いでぇぇぇぇぇよぉぉぉぉぉぉ]


 先日の、我が家の有線ネットワーク化作業は簡略的な物であり、壁のど真ん中を斜めにケーブルが走るという、かなり見栄えのよろしくない状況であった。
 それを、少しでも見えにくい場所、ようするに角に追いやる作業を実施。

 その時事故が起きた。

 階段で作業をしていた時、ちょいと足を滑らせた。

 頭は打たなかった。
 だが、弁慶の泣き所強打しかも両足共

 が...ぎ...ぐ...げ...ご...





24日 [歩け!歩け!歩け!]


 会社から駅まで、徒歩で約10分。

 それは帰り道のことだった。
 改札で定期を出そうと胸ポケットに手をやった瞬間、そこに入っていないことに気がついた。
 即時記憶を検索。

 ぐは。
 邪魔だったから出して机の引き出しに入れたままだ。

 会社に戻り、定期を手にし、ふたたび駅に戻る。

 通常10分の所を、30分かかる...
 むぅ。秋葉原に寄りたかったのだがこの20分のタイムロスは致命的だ。
 20時には閉店してしまう、秋葉原の店々の悲しさよ。
 行けんことはないが、時間が足りぬこと必然。

 悲しい帰り道であった。





25日 [携帯版稼動開始]


 掲示板でも指摘された。
 メールでも言われた。
 よっしゃ、やったろやないけ!!!

 ということで、土曜日に掲示板で告知した (あの時点では試験稼動のための実験稼働状態だったのだが) のでご存知の方もおられるだろうが、「欲望だけが人類を変える」携帯電話版の試験稼動を開始した。

 URL : http://www.yanac.jp/mobile/

 「新日記・改(仮)」と、「掲示板」のみ見ることが出来る。
 今後、他のコンテンツを追加する予定は無い。
 また、文章は PC 版とまるっきり同じ物なので、携帯電話で見る量じゃないだろ!?という文章が時々発生するやもしれぬし、Link を押すとエライことになるやもしれぬ。

 要するに、いろいろな制限がついているので、あくまでも「本文を読めるだけ」と割り切って接続していただきたい。
 なお、Blog を直接ブックマークしてしまうと、ある日突然「繋がらない」という事態になる危険があるのでご注意を。

 なお、現時点で動作確認の取れた携帯電話機器は下記の通り





26日 [Webブラウザ]


 全滅...栄光の縦縞が、わずか四試合で...
 えぇい千葉ロッテマリンズは化け物かっ!!!

 おめでとう、千葉ロッテマリンズ。


 Mozilla「Firefox」(主力 PC「疾風」)、Operasoftware「Opera」(補助 PC「天山」)に続き、Lunascape「Lunascape」を Install。

 Install するのは、無論、最新版の v3.1.0。
 PC は、HDD 録画 PC「紫電・改」。

 エンジンは、「Sleipnir」(使ったことないんだが) と同じく、GEKKO と IE を選択可能。
 ということは、HTML の文法解析性能は「Firefox」か「IE」と同等ってことですな。
 無論、我が Web も正常に表示できるはずだ。理論的には。

 理屈はどうあれ、実際に使ってみれば分かろう。


 起動!!

 させた瞬間、終了させたくなった。

 上部のツールバーがゴチャゴチャしていて見づらい。
 特に、アドレスバーの下に、横並びで「お気に入り」が表示されるデフォルトデザインってのはどうなんだろうか?
 この表示方法はツリー構造が破壊され、それ故に一覧性が損なわれるので、使い勝手が悪いと思うのだが?

 タブの列の左側に RSS のニュースが表示されるのも鬱陶しい。文字が動くたびに目線がどうしてももって行かれる。
 無料版「Opera」(いまや無料版しかないが) のように、広告収入が必要なソフトなら分かるが、こいつはそうじゃないだろう?

 むぅ。起動させただけでこれかいと思いつつ、気を取り直して先に進もう。

 毎度のごとく、ニュース系のページに行き、ヘッドラインを基準にして、気になる記事をタブで開...くのは...新しいウィンドウで開くで、新しいタブで開くか。そーですか。
 本当に新しいウィンドウで開きたい場合は、別個起動させて URL 貼り付けろってか?

 めんどくせぇ操作系だなぁ。

 他にも、「これはちょっと、少なくとも私の使い方には合わない」という機能や挙動が多い。

 DL してから30分。
 常用にはかなり厳しい作りである事だけが判明した。
 「紫電・改」で Web ブラウズすることはほとんど無い (iEPG の予約くらい) ので Install はしておくがな。





27日 [懐中時計、絶不調]


 愛用している LUCIANO FORNERIS の懐中時計が不調である。
 96年3月から使い続けながら、一度もオーバーホールしとらんツケが、いよいよ来たか。

 思い入れがあるし、それ以上に、気に入っている時計だ。オーバーホールに出すとしよう
 だが、いったい幾らくらいかかるのか想像もつかん。

 と言う事で、会社帰りに上野のヨドバシカメラを襲撃。
 見積もりを頼む。
 実際にオーバーホールしてもらうかどうかは、見積もり金額が、鉄道時計未満がどうかで判断しよう。

 目下最大の問題は、代用の時計をどうするかだな。
 いかんせん、時間が分からねぇ。
 携帯電話の時計?私はアナログ時計好きなのだよ。





 

28日 [燃えるのだ、者共!!]


 いよいよ、小惑星探査機「はやぶさ」の、小惑星「イトカワ」に対する着陸日程が決定された。

 詳細 URL : http://www.isas.ac.jp/j/snews/2005/1027.shtml

 ちなみに最新情報は下記 URL。
 http://www.isas.ac.jp/j/enterp/missions/hayabusa/today.shtml

 ついでに、イトカワの自転アニメーション
 http://www.isas.ac.jp/j/snews/2005/1024.shtml
 (余談であるが、「モザイク無しの興奮動画」「ハァハァできる大興奮映像」と、シモネタスキーの知人が口走っていたのはただの事実だ)


 楽しみで仕方ない。上手く行くかどうかはともかく、楽しみで仕方ない。
 火星探査も、土星探査も楽しんでいるが、今回は格別だ。

 なるほど。
 中世欧州は大航海時代。
 自国の探検隊による新大陸発見や世界一周と言った冒険譚と数々の新発見に、世界が熱狂したのがよく分かる。

 ツォルコフスキーよ。
 ゆりかごの外はえらい面白そうな世界だぞ。

 そんな面白い宇宙への、日本独自の道を切り開いた男達のトークイベント、「ロケットまつり8」(参照) はいよいよ明日である。
 参加可能な方々は、参加するのであるっ!!
 難しいそうだと怖気づくことは無い。分からなければ、分からなかったことを調べれば良いのだ。

 少なくとも私はそうしている。

 学校の勉強も、こういう気分にさせてくれる内容なら、人生また違ったんだろうなぁ。





29日 [ロケットまつり8]


 東大の「Cubesat XI-V」の軌道投入が成功し、「イトカワ」の今後のワクワクする日程が確定した中、新宿ロフトプラスワンで行われた「ロケットまつり8」に参加。

 ちなみに、今朝方 04:00 まで狂ったように PC でゲームをやっていた関係で (そのうち、このゲームのネタは出す) 映画館襲撃作戦は崩壊。

 トークイベントであるが、これが素晴らしく濃い。恐ろしく濃い。
 打ち上げ実験から、ラムダ三号機にいたるまでの話を、あっちこっちに話を飛ばしながらする。
 そして五号機の話になると。


 「(ここから先の)成功した話は面白くない」


 と、終了。
 さすが技術屋。
 失敗した方がネタは多いんですな。

 詳細は、とても書ききれない (とっていたメモの量も、尋常な量ではなくなってしまっている。正直、IC レコーダーが欲しいと思った) ので、今回も割愛。
 皆々様、次回「ロケットまつり9」は12月2日(金) という事なので、ぜひ参加してみるが良ろし。





30日 [(劇)レインボウ城「平安膝栗毛 オジャる」鑑賞録]


 今日も映画館には行かず。
 上手い具合に時間がつながらんなぁ。

 ま、今週は四本くらい見られそうだから、先週今週の遅れは十分に取り返せるだろう。

 出遅れて、DVD 購入作戦に失敗しつつ、まぁ水曜あたりにでもアキバに行くかと開き直り、浦和までレイチェル出演の舞台をみるべく出撃。

 (劇)レインボウ城「平安膝栗毛 オジャる」☆☆☆☆

 時代考証をぶっ飛ばしたコメディ。
 難しいことは一切無い。完全なるエンターテイメント。

 好きだね、あたしゃこういう作品。大好きだね。

 少納言が恐ろしい性格設定になっていた (あれこそ、男を殺す"女は怖い"の典型例ですぜ) のが実に印象的だった。

 なお、案内にもらったハガキの地図にトラップが仕掛けられていた。
 可能な限り曲がる場所を少なくするべし。迷わないための鉄則。しかし、この地図でもっとも曲がりの少ないルートを取ると絶対にたどり着けない...
 大減点であるっ!!!!





31日 [月末恒例、来月期待する映画]


 “つなぎ”のために時計購入。
 大変安い腕時計をな。
 腕にはせずに、ズボンのポケットに放り込む。


 これで時間が分かるぜっ!!!


 時間が分かったところで、来月期待する映画だ。

 来月は、先月紹介してしまったが、実は今月公開だった「乱歩地獄」を始め、邦画に期待作が多い。

 最大期待作の竹内スグル/実相寺昭雄/佐藤寿保/カネコアツシ「乱歩地獄」(参照) に関しては先月の文章を読んでいただくとして、短編映画で一番期待の粟津順「大怪獣ネガドン」(参照) も先月の特別企画を読んでいただくとして、その他の期待の映画だ。

 山崎貴「ALWAYS 三丁目の夕日」
 当初は、原作とのあまりの違いにのけぞっていたが、予告編をみたらなかなかどうして。これはこれで面白そうな一本。
 山崎貴がこういう映画を撮ってくるとは思わなかったな。

 長石多可男「仮面ライダー THE FIRST」
 私はライダーのファンなのだよ。な?だから、言うなっ!!!!あの予告編の後で、夢見るなと、現実を見ろなんて言わないでくれっ!!!

 源孝志「大停電の夜に」
 プロデューサーが、これは「ファンタジー映画だ」と力説している一本。
 そりゃそうだよな。NY 大停電の一年後にベビーブームが起きたことから考えても、リアリズムでせめたらエライ事になっちゃうもんな(下品な文章ですまぬ)。

 亜細亜映画では、とりあえず一本だけかね。

 パク・チャヌク「親切なクムジャさん」
 「復讐者に憐れみを」「オールド・ボーイ」に続く復讐三部作の完結篇。らしい。
 「復讐者に憐れみを」はいまいちだったが、「オールド・ボーイ」は傑作。さぁ、三本目はどうなる!?

 続いて洋画。
 洋画も本気で期待している作品があるぞっ!

 テリー・ギリアム「ブラザーズ・グリム」
 「ラ・マンチャ」がスッこけた (事の顛末は「ロスト・イン・ラ・マンチャ」に詳しい) テリー・ギリアムが復活!!!!
 内容なんて知らぬ。だが、テリー・ギリアム作品だ。期待するなってほうが無理だっ!!

 ジェイ・ローチ「ミート・ザ・ペアレンツ2」
 超カタブツオヤジ vs その娘の婚約者という構図だった Part1 に続き、今度は超カタブツオヤジ vs その娘の婚約者の両親らしい。
 デ・ニーロと、ホフマンの漫才。なんと贅沢な!!!

 ウォルター・サレス「ダーク・ウォーター」
 最後がいまいちだった「仄暗い水の底から」の米リメイク版。
 ウォルター・サレスのジャパニーズホラー!?えぇ!?久しぶりに「どうなるか分からない融合」だ。

 マイク・ニューウェル「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」
 えっと。まぁ、気にするな?
 xxxが死ぬシーンと、ハリーとyyyが出会ってzzzになる過程が、まぁどう描かれるやら。
 マイク・ニューウェルかぁ。監督としては前作のアルフォンソ・キュアロンの方が好みだな。

 年末に向けて、ボチボチと大作映画が出てきとるな。
 気温は下がってきたが魂は燃えている。
 再来月の真打ち、ピーター・ジャクソン「キング・コング」に向けて、映画館は熱いぜっ!!!





 
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