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新日記

2009年 1月

 
 1日 [あけましておめでとう御座います]

あけまして
おめでとう御座います

今年は
我が人生の
デカイ変化が起きる
(たぶん)

だからきっと、忙しいに違いない
だがしかし
この Web は
その管理人である私は
「混乱」
「錯乱」
「暴走」
「狂気」
と共にあるっ!!

皆々様は
終わらない
この Web への挑戦を
遊びの時間への挑戦を
果敢に
試みていただきたいっ!!!



 
 2日 [「地球が静止する日」劇場にて鑑賞]

 月曜日には日常に完全復帰せねばならない。
 そろそろ、日常に復帰する準備を始めよう。
 と、いうことで映画館に行く。

 映画は日常の一部なのである。

 今年一発目だ。

 スコット・デリクソン「地球が静止する日」☆

 ロバート・ワイズほどの高いテーマ性は期待していなかったが、それにしても酷すぎる。
 宇宙人が人類に干渉する意味が説明されないのはまぁしかたないとしても、"地球が静止する日"というタイトルの意味が消失しているし、地球も救済する気ないでしょあんたらという「地球救済手段」で脱力の極みに達する。

 いやはや、勘弁してほしかったぜよ。
 もう一本見たいが、待ち時間が長すぎる。
 撤収するとしよう。



 
 3日 [なにもしない贅沢]

 月曜日から仕事なので、髭を剃る。
 私は長期休暇中、人と会わないと髭を剃らない。
 そしてこの正月休み中、人と会う用事を作らなかったので髭を剃っていなかったのでね。日常に戻るための“儀式”として、髭を剃る。

 そんなこんなで、正月は今日で終わり。
 来週予定している旅行について、いろいろと検討をし、再来週に予定しているアレについては、明日にも連絡する状態にまでは持ってゆく。

 あぁ、いい加減メールの返答もせねばならん。

 などと思いながら、映画館には行かず、ひたすら DVD や録画していた映画を見て、一日が終わる。



 
 4日 [物欲]

 楽しい休みの日も終わり、明日からは日常だ。仕事だ。
 なにはともあれ、お買いもののために電器屋へ。

 ELECOM「U2H-TAP3420SBK」(セルフパワーUSB ハブ) と、投げ売りしていたLaCie「301831J」(320GByte の Portable HDD) と、Nikon「MC-DC1」(「D70s」用のリモートコード)を購入する

 LaCie「301831J」は、まったく買うつもりはなかったのだが、データ母艦として「彩雲」を使う場合、HDD 容量不足は一目瞭然なので購入した。
 なにせ、安かったしな。
 もっとも、これで「彩雲」のメモリー増強計画は遅れることになろうが。

 本日の主目的は、リモートコード「MC-DC1」。
 リモートレリーズという奴だな。

 本来、「D70s」は姉のものであるが、今回の 500mm レンズ購入で、事実上私のものと化した。
 ということで、オプション品をそろえてことしにしたのである。(姉は、レンズセット品に含まれない、レンズフィルター以外の装備を一切持っていない)

 さてと。
 新装備の実験でもするか。



 
 5日 [「劒岳―点の記」読み始め]

 本日より日常に復帰。すなわち仕事に行かねばならんということだな。

 電車の中で、新田次郎「劒岳―点の記」(小説/文芸春秋)を読み始める

 昔々読んだはずだが、記憶が全くない。

 読んだが理解できていなかったのか、文章が分からなくて実は全部は読んでいないのか・・・

 映画化されるのに合わせて、再販された (絶版状態だった) のをこれ幸いと買って、そのまま積んであった本だ。
 年末の書籍大処分作戦 (実はまだ終了していないのだが) のおかげで、積まれていた本が探しやすくなった成果である。

 さて、去年後半はあまり本を読んでいなかったが、今年は読むぞ。
 そのために本棚を開けたのだからっ!!



 
 6日 [8G CF 購入]

 これまで主力で使用してきたデジタル一眼レフカメラ、Pentax「K100D」のメモリは、SD であった。
 問題は、今後主力になるであろうデジタル一眼レフカメラ、Nikon「D70s」のメモリは、CF であるという点だ。

 CF は、1G の CF を一枚持っているが、後は 256Mbyte のものしかないのである。

 週末の旅行中に足りなくなったら大惨事だっ!!
 ということで、Transcend 製 8G CF 購入
 安さ爆発だが、はたして相性問題は大丈夫か!?(けっこう大丈夫だと聞くから買ったんだが)
 帰宅後、祈るような気持ちでカメラに接続。

 無事に認識。

 4.4k という枚数表示は、なかなか強烈だ。
 そんなに撮ったら、あとの処理が大変そうだという意味でも。
 なにはともあれ、これで、三連休の旅行に向けてカメラの準備は整った。



 
 7日 [「劒岳―点の記」読了]

 新田次郎「劒岳―点の記」(小説/文芸春秋)読了

 金曜日に読み終わる予定だったのだが、あまりの面白さに一気にさいごまで行ってしまった。
 おかげで昼休みも起きていたぜ。(普段、食後は寝ている)

 明治時代。立山連峰、剣岳一帯は、日本地図最後の空白地帯だった。
 陸地測量部は、最後の空白を埋めるため、「誰も登ってはならない」と言われた山、劒岳に挑む。

 歴史を紐解くと、どうも「地図作り」というのは人を魅了するらしい。
 地図を作るという仕事に、多くの人が命を賭して挑んだことがよく分かる。

 とは言え、題名の「剱岳」から登山小説を期待して読むと、肩透かしを食らうかも。
 「点の記」としても、四等だからねぇ。(読めば意味が分かる)

 明日からは、また別の本に手を出す。
 発掘書籍はまだまだある。



 
 8日 [「客室乗務員の内緒話」読了]

 伊集院憲弘「客室乗務員の内緒話」(エッセー/新潮文庫)読了

 元客室乗務員だった作者による、業務にまつわる様々な話。
 作者以外の客室乗務員が経験した話が大半を占めるのだが、それがショートショートのような形式の"お話"として書かれている。
 それは良いのだが、個々の話に起伏がなく、内容は面白いが文章として面白いかというと、正直いまいち。

 総じて、つまらない本だとは思わなかったが、それ以上でもなかったと思う。

 明日からは、また別の本。



 
 9日 [「街角のオジギビト」読み始め]

 とり・みき「街角のオジギビト」(雑学/筑摩書房)読み始め

 “オジギビト”とは、工事現場の立看に描かれている、お辞儀をしていると思しき人物のことである。らしい。
 その系統を説明する本・・・などではなく、基本的に「こんなオジギビトがいる」という紹介本になっている。

 今まで注意したことは無かったが、いやはや、かくも様々な種類があるのかと驚くこと驚くこと。

 面白い。
 実に面白いぞっ!!



 
10日 [大井川鉄道攻略─壱日目─]

 大井川鉄道攻略作戦発動中

 と、いうことで、我が友 FENNEK と共に現在静岡県に来ている。
 大井川鉄道本線、ならびに井川線の全線乗り潰しと、写真撮りの旅だ。


C11-227 号機

撮影K100D : C11-227 号機

 塩郷駅でバックパックをベンチ脇に忘れるという大ミスを犯し、あわててとりに戻り、全線乗り潰しに失敗する。
 ま、明日井川線に乗るために全線乗るので被害は最小限ではあるのだが。

 だが、しかし。

 SL での完乗失敗 (途中からは乗った) は精神的に被害甚大であった。



 
11日 [大井川鉄道攻略─弐日目─]

 昨日に続き大井川鐵道攻略中。
 昨日は本線に乗り、本日はその先の井川線に乗車。

 行ったり来たりしつつ (言うほどやっていないが)、全線制覇。


 だが、しかし。


 全然時間が足りないっ!!
 あまりにも魅力的な路線であるが故に、たかが一日ではまったく満足できないっ!!

 再戦せねばなるまいっ!!

 そう、強く思う。

 写真は、井川線の見所のひとつ。
 尋常でない角度で上って行くアプト区間を横から撮影。

アプトで上れっ!
20090111 撮影:K100D「アプトで上れっ!」



 
12日 [大井川鉄道攻略─参日目─]

 一昨日より行った大井川鉄道攻略も、本日で最終日。
 前二日間が「乗る」事だったので、本日最終日は趣向を変え、車で、大井川鉄道井川線を外から見ることにする。


 だが、しかし。


 そう簡単に事は進まない。
 凄まじい勢いで変わりまくる天候に振り回される。

晴の奥大井湖上駅
20090112 撮影:K100D「晴の奥大井湖上駅」

雪の奥大井湖上駅
20090112 撮影:K100D「雪の奥大井湖上駅」


 この二枚の写真。撮影時間差、僅か10分。
 関の沢鉄橋を外から見るなんて、無理じゃっ!!!
 雪に恐れをなして撤収を決定。

 そして本当の悲劇が始まった。

 地図を見て、「ははん、これで良いじゃん」と思い、国道362号線に突入。
 私も、そして同行の FENNEK も、ダイハツ「コペン」が、軽スポーツカーなどという特殊ジャンル車である事を、本気で感謝する事となる酷道である事を知らずに・・・


 本旅行の教訓。
 山では天気予報と地図の国道表記を信じるなっ!!



 
13日 [体力回復中]

 昨日までの旅行から体力を回復させねばならない。
 ということで、本日は有給休暇。

 次回「大井川鐵道井川線攻略」に向けた作戦を練りつつ、今回の写真整理。
 今回は、あまり写真を撮っていないので、あまり時間はかからない。

 予想以上につかれているのが恐ろしいが、明日からは再び日常に復帰だ。
 大丈夫か!?



 
14日 [「街角のオジギビト」読了]

 とり・みき「街角のオジギビト」(雑学/筑摩書房)読了

 路上観察学会の考え方による、工事現場の看板に書かれたお辞儀をしているオジサン「オジギビト」の研究。

 雑学とは?
 系統だっていない知識の事だ。
 研究とは?
 調べ、考える事だ。

 情報を収集し、いかなる視点に基づき分析するか。
 独自研究とはこうやるんだという手法が、よく分かる。
 そしてその研究結果から導かれる事実の面白い事面白い事。


 オジギビトってのは、こんなに沢山の種類がいるのかっ!!


 種類分析しか出てこないので、確かに「研究」としては物足りない。
 しかし、雑学の行きつく先が、確かにこの本にはある。

 いやはや、面白かった。



 
16日 [「ファイナルシーカー」読了]

 小川一水「ファイナルシーカー レスキューウイングス」(小説/メディアファクトリー)読了

 あ、最後まで崩れずに行ききった。

 いかがなものかと思った主人公の特殊設定は、最後まで違和感があったのが残念だ。
 リアリズムで押しまくった方が面白かったと思うが、MF 文庫というライトノベルレーベルでそれは難しかったのだろうなぁ。
 ライトノベルっぽくいれてみた女性整備兵の話も、なんだか中途半端。

 全体的に、まぁ「こんなもんか」という出来であった。
 次は・・・未読漫画に手を出すかな。



 
17日 [「007 / 慰めの報酬」「ザ・ムーン」劇場にて鑑賞]

 今月、なんといまだに一本しか映画館で映画を見ていない。
 おかしい。
 あらゆる意味でおかしいっ!!

 ということで、映画館へ向かう。

 マーク・フォースター「007 / 慰めの報酬」☆☆☆

 アクションチームが、「マイケル・ボーン」シリーズのチームに切り替わったためか、生身の戦いが増え、役者は走りまくることとなった。
 007 シリーズ映画における「007 は致命打を受けない」というお約束と、この生身のアクションは、上手くなじんでいるとは言いがたい。
 アクションシーンと物語、個々で見るとそれなりに面白いんだけどね。

 なお、今回でも終わらない。
 次回に続くのがダニエル・クレイブのシリーズなのか!?


 デイヴィッド・シントン「ザ・ムーン」☆☆☆☆

 アポロ計画を、宇宙飛行士の始点で追ったドキュメンタリ映画。軸になっているのはアポロ11号。
 アポロ計画の流れが、最低限頭に入っていないと厳しいかも。それと、映像的にはともかく、内容はそのほとんどがアンドルー・チェイキン「人類、月に立つ」(ドキュメント/日本放送出版協会) と同じで、あまり新しい発見は無いのも物足りない。

 三本目、どころか四本目も行けるが次の用事があるので次に向かう。
 仲間内の新年会へ。

 面白かったが、しかし・・・詳しくは語るまい。
 撤収。



 
18日 [「チェ 28歳の革命」「感染列島」劇場にて鑑賞]

 午前中は用事をこなし、そのまま映画館へ。

 スティーヴン・ソダーバーグ「チェ 28歳の革命」☆☆☆

 ・・・あ〜、なんだ。
 チェ・ゲバラについて詳しければもっと面白いのかも。キューバ革命の功労者でカストロの右腕、くらいの認識しかない私のような人間には、説明が無いので理解できない部分が多すぎる。
 「39歳別れの手紙」も見に行くから(前売り券入手済)、それまでにもうちょっと知識を得ておかねばならんな。

 瀬々敬久「感染列島」☆
 予想通り、酷い映画であった。
 R・M.プレストン「ホット・ゾーン」(ドキュメント/飛鳥新社)、W・T.クローズ「エボラ―殺人ウイルスが初めて人類を襲った日」(ドキュメント/文藝春秋)。それにウォルフガング・ペーターゼン「アウトブレイク」あたりの話をつまみ食いしたような内容はともかく、結局、なぜ日本でだけ爆発感染が発生したのか分からないのが致命的。

 昨日の新年会で削られた体力が、まだ万全の状態にまで回復していない。
 もう一本、時間的には余裕で見られるがあきらめたほうが良かろう。

 撤収。



 
19日 [KAWASAKI は今年で撤退なんだよねぇ]

 本日は順調に残業であったため、本屋襲撃に失敗。
 故に、今だに月刊「サンデーGX」(漫画/小学館) は購入していない。

 残念だ。

 残念なので、購入していなかったMotoGP 第2戦 Japan GP のチケットを購入
 どこいらへんが残念なのかはよく分からないが、とにかく購入。

 4月24日〜26日と大分先ではあるし、日本での MotoGP の人気を考えるとそうそう売り切れるとも思えんが、忘れないうちにね。
 毎度同じく、ツインリンクもてぎのビクトリーコーナー寄り C 席で購入。
 実際には、1コーナー側 D 席と合わせてエリア指定らしいのだが、C 席に居座るだろう。



 
20日 [「サンデーGX」購入]

 月刊「サンデーGX」(小学館/漫画)購入

 島本和彦「アスカ@未来系」
 きましたね、島本和彦の新作がっ!!
 第一回だけでは、面白いとか面白くないとか表現し辛いのが正直な所。
 毎度の島本節が、これまでとはちょっと違う形で出ているのは確かだ。
 次回以降、さてどうなる!?

 広江礼威「BLACK LAGOON」
 これは、これまでひっぱて来ていた米軍特殊部隊の“過去”について。
 とは言え、これまで小出しにしてきたものをまとめただけで、あまり動きのある話ではなかった。
 「やっぱりね」という程度。
 次回以降、どうなることやら。

 宮下裕樹「正義警官モンジュ」
 ついにモンジュのブラックボックス解明に向けての動きか!?と思わされたのは最初だけ。
 バレンタインデーに向けて悶々とする■と、それを見て相変わらず狂っている神谷。そして「私は男なのか、女なのか?」と暴走するモンジュの話。
 「教えてください、愛とは、何ですか!?」
 『め・ん・ど・く・さ・い』
 ・・・神谷さん、今回も怖いです。



 
21日 [「宇宙兄弟」1巻読了]

 いろいろと混乱中。

 小山宙哉「宇宙兄弟」1巻(講談社/漫画)読了

 宇宙飛行士の弟と、務めていた会社のムカつく上司に頭突きをかまして懲戒免職になり、宇宙を目指す兄の物語。

 兄が、ヘタレなのはともかくあまりにも上手いこと進んでしまうのが物足りないかなぁ。
 面白いは面白いので、とりあえず2巻以降も買うとしよう。



 
22日 [「宇宙兄弟」2〜4巻購入]

 小山宙哉「宇宙兄弟」2〜4巻(講談社/漫画)購入
 そして読了

 務めていた会社のムカつく上司に頭突きをかまして懲戒免職になり、宇宙を目指す兄が直面する JAXA 宇宙飛行士選抜過程が描かれる。

 太田垣康男「MOONLIGHT MILE」も、石渡治「パスポート・ブルー」も、主人公は人類の限界を超えたような凄まじい努力の末に宇宙飛行士になるが (柳沼行「ふたつのスピカ」も人類限界を超えているが、あれはファンタジーだろうと思っているのでここでは無視する)、この主人公は、実力と、それを遥かに上回る強運で前に進んでゆくのが面白い。

 あまりにも強運すぎて、ちょっと「ご都合主義では!?」と思わせられる部分が多いのは気にあるが、まぁ漫画だからと納得出来る範囲。
 まだこの漫画の、全体的な方向性が見えないが (最初に明らかにされたように火星を目指すにしては展開が遅い。途中で大幅な時間短縮やるのか?)、とりあえず面白いのでこのまま読み進める予定。
 物語崩れないでね〜、と祈りながら。



 
23日 [H-IIA 15号機で打ち上げ成功]

 光学カメラが搭載されておらず、いまいち燃えん。
 その上、地球観測衛星「みどり」「みどり2号」(どちらも太陽電池パドル破損で打ち上げ一年も持たずに機能喪失) という“悪夢の二機”の後継。

 これでどう燃えろというのか。

 ということで、ここではネタにいていなかった温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」が、無事に H-IIA 15号機で打ち上げられた
 今のところ正常に状況は進行中だという事なので、一安心といった所だろうか。
 「みどり」の惨劇が再現されず、無事に運用されることを祈ろう。
 重要な衛星であるのは分かっているし、理学的にはとても面白そうなのでね。

 相乗り衛星では東大の「PRISM」(愛称は「ひとみ」だそうなので、以後「ひとみ」と記す) がどんな画を見せてくれるかは楽しみだ。
 小型衛星で、地上のどんな画を見せてくれるか。



 
24日 [無気力状態突入]

 久しぶりに無気力状態に突入。
 こんな時こそ、壁紙を燃やすような行為であったとしても、無理矢理前進するしかあるまいっ!!

 ということで、自転車に乗ろうかと思うも天候が悪化。
 ・・・雪降ってるし。
 雪は止んだけど、路面が水びたしで乗る気になれんし。(泥よけのないスポーツサイクルで走ると、そりゃぁもう凄い事になるのである)
 野外で体を動かしたいのだが。こうなれば仕方あるまい。

 ということで、ジムに行き体を動かす

 ひたすらに。
 弐時間ほど。

 疲れた。凄まじく・・・



 
25日 [「誰も守ってくれない」「大阪ハムレット」「ミーアキャット」劇場にて鑑賞]

 体は昨日の疲れが出ているが、頭は冴えわたっている。
 ふふふふふふ。
 これならば、なんの問題もない。

 出撃っ!!!

 君塚良一「誰も守ってくれない」☆☆☆

 犯罪加害者の妹を警護する、一人の刑事の物語。
 メディアに追いかけ回され、ネットに追いかけ回され、逃げ場を失う二人を描いているが、中盤以降、マスコミは存在感を失い、暴走するネットの正義感を描いている。
 後半に描かれるネット掲示板があまりにもリアリティが無いのはともかく、メディアはどこ行ったの?という疑問が頭から離れない。
 ついでにいうと、加害者妹もその刑事も、被害者の話をしないのは不自然。

 ところで、先月 NHK AM が日中にやっていた番組で、重大なネタバレしていたのは許せんな。
 はっきりいって、つまらなくなっているよ、あのネタバレで。
 ・・・ま、映画会社みずからが重大なネタバレをかましたアンドリュー・スタントン「ウォーリー」(あまりにも致命的だったため、ネタバレであったとう事を認識するのに数日かかったほどだ) よりマシなんだけどさ。


 光石富士朗「大阪ハムレット」☆☆☆☆

 好きだぜこういう映画っ!
 中身が特にあるわけではないが、なんか好きだぜっ!!
 ところで、劇中に出てくる袋のロゴをみただけで「あ、"BABY,THE STARS SHINE BRIGHT" だ」と想った自分が心底恐ろしいです。今日風に書くならば「背筋が凍ったぜ」。


 ジェームズ・ハニーボーン「ミーアキャット」☆☆☆

 これまでの BCC ネイチャー系映画 (「ディープ・ブルー」「アース」) の中で、一番純粋に楽しめた。
 視点をミーアキャットに固定しているため、狩る者 / 狩られる者の立場がはっきりし、偽善ぽさが薄いからだろう。
 ただ、ドキュメンタリと名乗りながらも、露骨にドキュメンタリではありえない映像が出てくる。別件の映像を編集でつなぎなおしているのだろうが、物語は「作り上げた」事がバレているね。

 まだ時間に余裕はあるが、さすがに明日、というか次の一週間に差し支えそうだ。
 撤収。



 
26日 [購入閉店考察愚痴]

 「感染列島」の批評は完成したが、書きなおすことに決定したので、週末まで待っていただきたい。
 ちょっと長すぎた。だからバッテン映画はっ!!

 てなこととは関係なく、職場傍にある本屋襲撃。
 月刊「SF マガジン」(早川書房/文芸) と、月刊「ラジオライフ」(三才ブックス/無線)購入

 購入時、なにかが視界に入ったので周辺を索敵。


 2月15日で閉店ですと!?


 自宅から職場の間にある、もっとも時間的ロス少なく通える本屋として、遅くまで仕事をしてもやっている本屋として便利に使っていたのだが、閉店ですと!?
 定時に帰れれば、もっと効率的な場所でやっている本屋はあるが、そんな日ばかりではない。

 こうして人は本を読まなくなるのかもしれんなぁ・・・
 いや、読めなくなるの間違いか。

 Amazon 等のネット店舗を含む通販というのは、目的に合致した本を探すには適しているが、本棚を巡り歩いて「まったく知らなかった本に巡りあう」可能性は低い (オススメは履歴から探しているので、新分野に巡り合う可能性はものすごく低い) からね。

 高校卒業以来となるが、図書館通いを復活させるかなぁ。
 地元の図書館、ヘボ (司書がヘボヘボ。分類コード記憶していないなんて序ノ口。塩野七海の地中海三部作が「歴史書」と「小説」と「ドキュメンタリ」にそれぞれ分散していたときは本当にどうしようかと思ったもんだ) で行かなくなったんだよなぁ。
 マシになっているとは、思えんがなぁ。



 
27日 [外道は馬鹿だった]

 今朝、電車の乗り換えのため駅のホームで並んでいた。
 数名の列ができていた。
 私は先頭に並んでいた。

 列車が入ってくると脇からおっさん(指定年齢40歳)が乱入。私の前に割り込みをかけた。


 腐れ外道がっ!!!


 倫理的正義も道徳上の正義も法の正義 (軽犯罪法違反) も我にありっ!!

 ということで、説教。
 強制排除。

 しかしこのおっさん、ただでは起きなかった。
 一言の文句も言わずに、後ろにまわり、やっぱり列を割って来た。
 挙句に、走りだした電車の中で携帯電話で通話。

 こいつ、ただの馬鹿ってオチか。



 
28日 [Ades「Asyla」]

 Ades「Asyla」の CD 購入

 トマス・グルベ 「ベルリンフィル 最高のハーモニーを求めて」の中で演奏されていて、大変面白そうだと思って探していたのだが、国内版が存在していなくてなかなか購入できなかった CD の一つ。

 しかも。

 購入出来たのは、指揮は Sir Simon Rattle だが、演奏は City of Birmingham Symphony Orchestra。
 Berliner Philharmoniker 演奏のものは、店頭に無かった・・・

 ある程度の妥協は仕方なかろう。

 つか、サントラがなんで出ないかなぁ。この映画。
 出ればそれで終わりだったのに・・・



 
29日 [レンタル DVD]

 久しぶりにレンタルビデオ店で DVD を借りる。
 以前のように、狂ったペースで借りまくりはなりを潜め、借りるより、CS / BS で放送待ちが最近の基本なのである。

 本日借りたのは、TV ドラマ「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」1巻

 CS 放送の、AXN か SuperDrama TV あたりでやるかという淡い期待もあったのだが、望みは薄そうなので借りてきた。

 隅田靖「ワルボロ」もついでに借りてくる。
 主題歌がザ・クロマニヨンズだったので予告編は記憶している。だが、あまり面白そうだとは思わなかったので、劇場襲撃しなかった作品だ。

 どちらも、土曜か日曜に見ることになろう。



 
30日 [体力臨海突破]

本日の惨劇

機動 PC「彩雲」は

一昨日あたりから

動きのおかしかった

大容量バッテリーに

蓄電されなくなった

チーン


強い雨が降っている

寒い

ブルブル


本日の教訓

電車で寝ると

終点まで、

拉致される

ガーン


なんかもう

踏んだり蹴ったり

眠い・・・



 
31日 [来月期待の映画]

 さすがに体力臨界に達してしまうと、動く気になれんな。
 ということで、本日は引きこもり。

 なにはともあれ、来月期待の映画だ。

 クリント・イーストウッド「チェンジリング」
 これを最高の期待作を言わずして、何を期待作というべきなのか!?
 誘拐され、戻ってきた息子は別人だった。しかし、誰もそのことを信じてくれない。孤立無援、精神病院に入れられても子供を探し続けた母親の、驚愕の実話。

 エドワード・ズウィック「ディファイアンス」
 第二次大戦中、ナチスの追撃を振り切って1000人を超えるユダヤ人を救い出したユダヤ人兄弟の実話を映画化。
 007 ことダニエル・クレイブ主演だそうな。

 フローラン・エミリオ・シリ「いのちの戦場 -アルジェリア1959-」
 今もって良く分からないことだらけ (発表されていない事が多すぎる) の、仏によるアルジェリア戦争の映画らしい。

 バズ・ラーマン「オーストラリア」
 ニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマン出演で、バズ・ラーマンが撮ったがオーストラリアで繰り広げられる「風と共にさりぬ」らしい。
 あの、往年の大作映画風タイトルデザインは、そういう理由なのka
?

 デヴィッド・エアー「フェイク シティ ある男のルール」
 己の信じる正義遂行のためには、法を犯すこともやむを得ないというロス市警刑事の物語らしい。
 現代のダーティハリーか?あれはサンフランシスコ市警察だったが。

 デヴィッド・フィンチャー「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
 年老いて生まれ、若返って行く男の物語。面白そうではあるのだが、問題は監督がデヴィッド・フィンチャー。
 私には良い印象があまり無い監督なんだよね。世間の評判に反して。

 マーカス・ニスペル「13日の金曜日」
 気が付くとコメディになっていた (地下鉄でマスクしてチェーンソ−振り回しているなんてコメディでなきゃなんだ)「13日の金曜日」の初代をリメイク。
 きちんと怖くなっているか!?

 アンジェイ・バートコウィアク「ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」
 悪夢の完成度と言われた「ストリートファイター2」がまさかの再映画化!?と思いきや、チュンリー主役でゲームの設定を元にした映画だそうな。
 私は、スト2 ブームの時、一応チュンリー使いだったのである。

 キム・ギドク「悲夢」
 監督がキム・キドクで出演がオダギリジョー!?
 すごい組み合わせだね。内容は知らんけど。

 ダニエル・リー「三国志」
 「レッドクリフ」では無い。三国志演義を元にした、趙雲を主人公にした中国制作 (「レッドクリフ」は米国制作) の映画。演じるのはアンディ・ラウ。

 マキノ雅彦「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」
 日本中の動物園人気を回復させてしまった旭山動物園の再生譚を、実話をベースにした物語として映画化した模様。
 マキノ雅彦 (津川雅彦) の演出手腕は、さてどうなる?

 宮藤官九郎「少年メリケンサック」
 オヤジどもをデビューさせる事になる音楽会社のOL奮戦記、らしい。
 あの飛んでる予告編は、いったいなんなんだ。さすがは宮藤官九郎という事なのか!?

 ケラリーノ・サンドロヴィッチ「罪とか罰とか」
 売れないアイドルが一日警察署長をやらされる。彼女は、その中で発生した事件に振り回されまくるっ!というブラックコメディらしい。
 予告に出てくる、「助けてっ!」と言われ、「どうしようっかなぁ」と崩れた笑顔で対応する成海璃子のシーンが素敵すぎる。

 マイケル・アリアス「ヘブンズ・ドア」
 余命いくばくもない男女が海を目指して旅をする。
 予告編の画が、ちょっと好みだったのと、先日の大井川鐵道井川線長島ダムで撮影している (予告編で、長瀬智也が警察?にトンネルで両腕を捕まえられているシーンだと思われる) というので、見に行こうかと。

 他にも、中井庸友「カフーを待ちわびて」宮野雅之「ララピポ」北川悦吏子「ハルフウェイ」ベント・ハーメル「ホルテンさんのはじめての冒険」ガブリエレ・ムッチーノ「7つの贈り物」等、見たい映画は予想以上に多い。
 あれ?書く始めた時は「来月は、少ないかもなぁ」と思っていたのに。

 まぁ良い。
 きっとそんなもんだっ!!!



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