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新日記

2021年 3月

 
 1日 [「よつばと」購入]

 会社帰りに本屋へ。
 あずまきよひこ「よつばと」15巻(電撃/漫画)購入
 前の巻が出たのは、何年前だおい・・・

 感想は、正直難しい。
 いや、親の立場の話が後半に出てくるわけで、なんというか、私のような生き方の人間に、こういう作品に対する感想ってのはどうしてもね。
 あのカットバックは、“親”にはグっと来るんだろうなぁ。
 ジャンボの台詞のほうに、感情移入しちまうよ。

 ・・・いかん、思考が悪いほうに進んでいる。



 
 5日 [ためしにぐぐったら転売ヤーが跋扈していて嫌な気分になった]

 どうせ当たらねぇだろ、と気楽な気持ちで「Switch モンスターハンターライズ スペシャルエディション」の抽選に申し込んだら当選した

 マジか。

 モンハンはプレイしたことがないので、特になんの理由もなく、なんとなく「そーいやなー」くらいの気軽な気持ちで申し込んだのだが。。。
 まぁ良い。
 当たったんだ、シリーズが続いているということは、面白いのだろう。
 合う、合わないはあるにせよ、そんなものはプレイしてから決めればよいのだ。

 到着は月末予定。
 さぁ、楽しみが増えたっ!!!



 
10日 [「アポロ管制センターの英雄たち」見了]

 デイビット・フェアヘッド「アポロ管制センターの英雄たち」Netflixにて鑑賞

 アポロ13号のミッションを中心に、当時の管制官たちのインタビューを通して描くドキュメンタリ映画。ミッションコントロールがどう作られ、成長し、アポロ13号の“成功”に行きついたかを描いている。
 今の宇宙開発にも生きる、アポロ時代に作られた手法など、中々に興味深いのだが、アポロ13号の話をもっと短くまとめて、「そこに至るまで」こそ見たかった気もする。
 そもそも、101分と短めということもあって、中身が駆け足気味に感じてしまった。

 面白いんだけど物足りなくもあった。



 
13日 [「世界で一番しあわせな食堂」「シン・エヴァ」劇場にて鑑賞]

 久しぶりに映画館へ。

 ミカ・カウリスマキ「世界で一番しあわせな食堂」☆☆☆☆
 フィンランドの片田舎のレストランに、誰かを探しにやってきた中国人の父と息子と、地元の人との物語。
 内容のわりに、ちょっとファンタジー過ぎないかい?という部分はあるものの、喪失からの再生と新たな人間関係の構築と理解を、のんびりと、暖かく描いた良い映画であった。

 庵野秀明「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」☆☆☆
 四半世紀の時を超えてシリーズようやく完結。
 本当に終わった!?
 という衝撃が一番強い。


 以下、若干のネタばれ


 分からないと言われる事に業を煮やした制作側がブチ切れたのか、「何でもかんでも全部台詞で説明する」に舵を切った脚本は、「知っているキャラが、知らないキャラに説明する」だけで進めることができなくなり、「知っているキャラ同士が、知っていることを説明する」という、恐ろしくわざとらしい展開のオンパレードと化した。
 いやまぁ、確かにこの方法ならいままでの伏線の大半を短時間で回収できますわなー。
 伏線回収が物語の手段ではなく目的になっちゃったのねー。
 という気分になる。
 まぁ、無事に終わったからいいか。と、生暖かい気持ちになる。

 参本目も行けなくはないが、まぁやめとくか。
 撤収。



 
14日 [「1917」BD盤特典映像鑑賞]

 サム・メンデス「1917」をロジャー・ディーキンス撮影監督の副音声にて鑑賞
 これで、BDの特典映像はすべて終わりだ。

 とはいえ。
 メイキング動画は、公式が宣伝の為にYoutubeで流したものと同じじゃないかなぁ?
 見た記憶がある。

 その意味で、本編副音声こそが特典の本命であったといえよう。
 本編副音声は、サム・メンデス監督のも入っており、そちらは以前鑑賞済み。

 作品の理解、という意味ではサム・メンデスの音声解説だけで十分だろう。
 ロジャー・ディーキンスの音声解説は、完全に撮影技術に関する解説。
 作品のキモとなる、そうとは認識されることなくカットを割る方法はもちろんだが、アングルや絞り、照明を、どういう狙いでやっているのか、といったことをかなり細かく説明している。
 すげぇ情報量であった。
 “制作の裏側”をこういう形で知ることができるのは、副音声の良いところだな。



 
18日 [「機動警察パトレイバー」16巻購入]

 ゆうきまさみ「機動警察パトレイバー」愛蔵版16巻(漫画/小学館)購入
 愛蔵版はこれにて完結。

 パトレイバーは、SSC(少年サンデーコミック)、ワイド版、電子版(底本はSSC)と買ってきて、4セット目。
 当時は、アクションSF漫画の完結、という捉え方しか出来ていなかったが、今読むと、“お仕事漫画”としての着地も見えて、より多面的な最後だったんだなぁと思える。

 「性能の良い機体が、常にベストであるとは限らない」という描写も、第一小隊の機種転換訓練の話を受けてなんだろうなぁ。

 ん~。
 良い作品であった。
 アニメ新作も楽しみに待とう。
 ・・・動いているんだよね!?



 
20日 [「レンブラントは誰の手に」劇場にて鑑賞]

 今日も映画館へ。

 ウケ・ホーヘンダイク「レンブラントは誰の手に」☆☆☆

 レンブラントの画を保有するスコットランドの大富豪。
 レンブラント作かもしれない絵画を発見した画商の物語。
 レンブラントの画を相続税の為に手放した大富豪。

 この三つの物語を描く映画。
 特に前半は、この描き方の狙いが分からず、散漫な印象を受けるのだが、後半、一気に物語が面白くなる。
 美術品の価値とは何か?
 結局名誉欲と金が全てなのか?
 そこまでの狂乱を生み出すレンブラントの作品とは?
 残念ながら、こうした、はっきりした結論のある問題を描いているわけではなく、作品も結論を出すことを目的にしていない。
 そのため、作品の狙いがちょっと弱く感じるのが残念。
 何か一本、映画としての「軸」が欲しかった。

 他に用事があるので、これにて撤収。





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