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トータル・リコール
監督:レン・ワイズマン
出演:コリン・ファレル/ケイト・ベッキンセイル/ジェシカ・ビール
2012年/米/118分//☆☆。

批評 ケイトベッキンセールがターミネーター化したっ!

 正体不明の夢を見る男。
 彼は、その夢を“体験”すべく、記憶を植えつける会社「リコール社」を訪れる。
 そこで記憶を植えつけようとしたとき、彼は突如覚醒する・・・。

 いくつもの失敗があるが、大きくは二つ。
 ひとつは、登場する“未来的側面”の波及効果が考慮されていないこと。
 未来的ガジェットは、「その道具を動かすのに必要な技術的バックボーン」「その道具があることで、社会がどう変化するか」を考慮する必要がある。
 高性能なヒューマノイドロボットが実用化されているのに、なぜ単純作業の工員が必要なの?
 磁気浮上式車両と、現在 (我々が目にする) タイヤ走行式車両がどう共存しているの?
 ガジェットだけではなく、世界設定もそうだ。
 化学汚染された世界というけど、食糧供給は?“街の外は汚染されている”と気軽にいうけど、その範囲は?境界はどうなっているの?等々。
 登場するガジェットが世界で「活きている」ようにも、物語で「活かされている」ようにも見えない。

 もうひとつは、主人公が知りえない情報を観客に提示してしまっている点。
 旧版(ポール・バーホーベン監督による同名映画) では、主人公が知りえない情報は登場しない。
 結果的に、「これは現実なのか、リコール社による模造記憶なのか」が、観客には分からなくなっている。
 しかしこの作品では、追跡する側の内情等「主人公が知りえない情報」が観客に提示されてしまう。
 その結果として、「主人公に植え付けられたリコール社による模造記憶」として考えると不自然な点が多く、原作 (ディックの短編小説) や旧版の持っていた「虚構と現実」という問題は薄い。
 別に薄く作ったのであれば、それで良い。
 だが、最後のカットが、実は製作者が意図して薄くしているわけではない (=単に脚本がミスっているだけ) と思わせるており、ただ失敗しただけなのかと、軽く悲しい気持ちになった。
 逆に言うと、あれがなければもうちょっと単純に楽しめたのかなぁ・・・

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