スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
監督:三池崇史
出演:伊藤英明/佐藤浩市/伊勢谷友介
2007年/日/121分/☆☆☆☆
批評 笑う!?怒る!?
二つのヤクザが激突する田舎の村、根畑 (ネバダ)。
そこに現れた流しの凄腕ガンマン。
などと書く必要は無かろう。
たいていの映画ファンには、西部劇を模倣した黒澤明「用心棒」を模倣した、ボブ・ロバートソン「荒野の用心棒」から始まるマカロニウェスタンを、現代日本翻訳した映画であり、それらのパターンをぶち込めるだけぶち込んだ上に、正気を失わせたような内容だと言えば分かる
そう、「細かいことは気にするな、そのシーンが面白ければそれで良し」のノリだ。
それが許せる人にとってはとてつもなく面白く、しかし許せない人には「殺意を抱くほど」につまらない映画だと言えるだろう。
私は大爆笑したけどね。
細かい笑いがやたらと入っているのも良い。
こういう日本映画が出てくるのは、ちょっと予想していなかったなぁ。