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Dear Friends ディア フレンズ
監督:両沢和幸
出演:北川景子/本仮屋ユイカ/黄川田将也
2007年/日/115分/☆

批評 邦画はつくづくホンが弱い

 馬鹿女が癌にかかって馬鹿じゃなくなってゆく話。
 が、基本骨格。
 彼女を立ち直らせるのが、一人の少女と、一人の元同級生。

 主人公が馬鹿にもほどがあるというほど馬鹿 (癌治療中なのに遊びを優先させたり、病院内で携帯電話を使ってみたりする等。友達は利用するものだと思うのは勝手だが、一般的にそれは友達とは言わんと思う) なので感情移入は難しい。
 更正した後も、本質的に馬鹿であることに違いは無く、最期まで感情移入は難しい。

 彼女を立ち直らせる少女はともかく、友人の元同級生の描写もよく分からない。
 生活している感じが一切無いのも問題だが、病気の進行状況が映像としてまともに描写されていないのは、特に後半の展開において致命的だろう。
 見ている限り、病状の進行は、ある日ここまで悪くなり一週間はそれを維持、一週間後にまたここまで悪くなり次の一週間はそれを維持、というように、段階的に進んでいるようにしか見えない。

 映画内での時間経過が恐ろしくわかりにくいのが、病気の、この奇妙な症状に拍車をかける。

 また、冒頭から入るナレーションが、最期に「実は日記だった」と明かされるが、その日記を書いているシーンが一切無いのも欠点。
 この構造で、最期間際に日記云々という話をされても、だからなんなのだとしか思えない。まったく有効ではない、無駄な種明かしだ。

 御都合主義な展開といい、この無駄な設定や無駄にショッキングな映像を並べた構成といい、けっこう思いつきで物語を展開させ、思いつきで設定を追加しているんじゃないかと疑いたくなってしまった。
 つくづく、映画は脚本だと思わされる一本であった。

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