バイオハザード III
監督:ラッセル・マルケイ
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ/オデッド・フェール/アリ・ラーター
2007年/米/94分//☆☆☆
批評 で、北に逃げた連中は?
マッドマックスな世界で、エレン・リプリー (「エイリアン4」仕様) がドラゴンボールな戦闘をする話。
「マトリックス レボリューションズ」「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」で証明されたように、肉弾線 + 超常能力戦闘の行き着くはては「ドラゴンボール」なのだろうし、最強生物のクローンを使って云々という話を胸クソ悪いように撮ると「エイリアン4」になるのだと思わ
脚本も、正直、あまり脚本家としての腕が良くないポール・アンダーソン (シチュエーションを組み立てて、アクションシーンを見せる能力はあるのだが) が書いていることもあって、弱い。
だが本当の問題は、ゾンビ描写を含め、これぞ「バイオ3」というほどの映像がない事だろう。
脚本の弱さを、独特の映像で圧倒してみせた初代と比べると、著しい質低下といわざるを得ない。
ラストカットからすると続編も撮るようだが、正直、期待はできそうにないな。
まぁ、「夜空雪風」駅 (そーゆーのが出てくる) からスーパーシルフが飛んでくるような衝撃的な展開だと、それはそれで面白そうだけどね。