貴殿は
1999年5月2日以来
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映画批評・弐

最低映画への
有罪判決

その小屋
どうだった?

徒 然 草

掲 示 板

最低映画への有罪判決
〜復活篇〜

第十五回「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」を斬る


 平成ガメラシリーズ。その第一弾、それは怪獣映画への、円谷英二へのオマージュに満ちあふれた怪獣映画だった。
 第二作、それは怪獣映画ではなくなっていた。戦争映画だった。初代「エイリアン」が恐怖映画、「エイリアン2」が戦争映画であったのと同じように、同じシリーズでも、内容は全く違ったのだ。
 そして、恐怖が来た。
 「エイリアン3」でスタッフは言った。「今度は初代の怖さを目指す」と。
 「ガメラ3」でスタッフは言った。「今度のガメラは怖いです」と。

 呪われた言葉は、我々の前に鉄槌となって襲いかかった

 第三弾。そう、脚本の名前が二つに分かれ、メイキングビデオでスタッフが「この作品には反対なんだ」という暴言を吐き、あまつさえイリスの造形がピーであっても、我々は期待した。

 今思えば、ネットでの絶賛は信者たちの発言だったのだろう。視野狭窄に陥り、すべてを肯定しだしてしまった信者たち。その発言を鵜呑みにしてしまった自分。

 そのころ、私は知らなかった。
 状況は、公開日というハルマゲドンにむかっていたのだ。

 そして、私は劇場で見た。
 第三作。それはあまりにひどい、腐った意味不明映画だった。

 このたび、改めてビデオで見た。些末的なことは、もう言うまい。
 ただ言えるのは、非効果的に張り巡らされた伏線と、非論理的に導き出された自分の意見を「理論」と称してかってに駆使する愚かなキャラと、前後のつながりを全く考えずに、ただのご都合主義的なつなげかたをしたとしか思えない物語の展開が、見ている観客の意識ををグイグイと外にむかわせる、すんばらしい映画であった。とだけ言っておこう。

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