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新幹線大爆破
監督:佐藤純弥
出演:高倉健/千葉真一/宇津井健
1975年/日本/152分/☆☆☆☆

批評

 日本の正当派アクションには珍しく、犯人グループに変な哲学が存在しません。
 だいたい変な哲学持たせることで、変な風に説明的になったり、説教臭くなって崩壊している作品が多い(「皇帝のいない八月」とか)中、けっこうな異色作と言って良いのではないでしょうか?
 犯人の目的は単純に“金”。しかしそのために誰も殺さない。
 警察は、いかにして犯人を捕らえるかを主眼に、マスコミへの対応、新幹線運行室への要求を出す。
 新幹線運行室長(国鉄、と言っていいと思う)は、乗客を無事助けるかを最優先で動く。
 それぞれの立場、それぞれの考えを前面に押し出し、最新テクノロジーで守られた新幹線が、しかし、それであるが故に直面する問題(駅の通過速度、ポイントの通過速度etc)を矢継ぎ早に出してくることで緊張感を演出していると言えます。
 欠点はただ一つ。当時の国鉄に協力を依頼したところ、「実際に発生したら困る」という理由で実物の貸し出しを拒否されたため、新幹線の走行外観のほとんどが模型のため、駅の通過シーンなどでいまいち迫力がないこと。
 それさえなければ、傑作になっていたと思うんだけど...まぁこれは映画制作側の問題じゃないような気がするな。

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