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監督:ロン・ハワード
出演:カート・ラッセル/ウィリアム・ボールドウィン/ロバート・デ・ニーロ/スコット・グレン
1991年(1991/7)/米国/136分//☆☆

批評 ロン・ハワード的詰めの甘さ・壱

 火災映画と言えば「タワーリングインフェルノ」。
 名優スティーブン・マックイーンとポール・ニューマンの共演はいろんな意味で話題になった。
 そんでもって今回は、名優とは言えないウィリアム・ボールドウィンと、名脇役スコット・グレン。B級アクションは俺に任せろ!なカート・ラッセル。ちょい役でロバート・デ・ニーロという布陣。
 ロン・ハワードにしては珍しく配役がすでにおかしい。

 要するに消防士の映画。連続放火魔と、それを消す消防士。謎を追う放火魔を追う行政官やらなんやら...

 原作はけっこう複雑なミステリー (?) 小説。これを大幅に簡略化して映像化。
 脚本はなかなかよく出来ているね。なかなか丁寧に骨格部分だけを抜き出すことに成功している。なによりも、バックドラフト現象の説明を、ギリギリ映画的と言えるレベルまで誇張して映像でやってのけたのは見事だ。

 しかし、あぁなんたることか。
 やっぱりロン・ハワード。相変わらず画の見せ方が下手糞。そもそも火の中を走りまわる消防士の取り方がなってない。
 燃えている部屋の中で役者を撮る場合は、ちょっと引いて画の手前に火を入れ、そこあら役者の間に物を置いてそれらも次々にぶっ壊す。当然屋根からガンガン物が降ってくるというふうにした方がより迫力があるのに、ただそこら中でものが燃えているだけ。
 これじゃ迫力もクソもあったもんじゃない。

 ついでに CG で作られた炎の美しさよ。
 美しいだけで恐くない!!ついでに役者も炎にあぶられて熱さを感じているように見えない!!
 炎ってのはさ、もっと恐ろしいものだと思うんだよね。これは消防士を画いているんだから、そう書くのが当然だとさえ思う。
 けどそう撮れてないもの。これじゃぁ本末転倒でさぁね。

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