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グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札
監督:オリヴィエ・ダアン
出演:ニコール・キッドマン/ティム・ロス/フランク・ランジェラ
2014年/仏・米・白・伊/103分/古田由紀子/☆☆☆

批評 話題の割に、普通

 アカデミー賞を受賞し、クールビューティーとして人気のあったグレース・ケリーは、そのキャリアを捨ててモナコの公妃となってからの物語。
 グレース・ケリーに、あまり思い入れがない (= よく知らん) 上、モナコに対する私の知識の大半は、世界三大レースの一つの開催地 (F1 モナコ GP) としてのものだ。

 ということで、モナコの史実やグレース・ケリーの実像との比較は不可能。(もっとも、知っていたところで可能な限り忘却してから見るが)

 簡単にまとめてしまうと、政治ドラマと、グレース・ケリー (演じるのはニコール・キッドマン) の心理変化が上手く連動できていないと思う。

 グレース・ケリーが、モナコの危機の中、自分で「公妃を演じきる」道を選ぶわけだが、政治が「彼女を“使って”政治的困難を打破しようとする流れ」とは無関係に、その選択をする。(少なくとも劇中で、彼女がそれを察知するシーンは無い)
 どうせなら、「使われる」可能性を知った上で、政治的に自分の能力を活かすために“自分の意思で”「演じる」道を選んだ方が、公妃として生きる決意の現われとしてはよかったように思う。

 以下、映画の内容と無関係な雑記。

 それにしても、アルフレッド・ヒッチコック。
 すげぇいいやつ。
 ヒッチコックというと、「人づきあいが苦手で、皮肉屋で、俳優の扱いが酷くて、ブロンド美女好き」という印象が強いので、この心配性のキャラクターは・・・って、グレース・ケリーはブロンド美女だからこうなったのかヒッチコック!!

 それと、比較的に酷い扱いなのがフランス大統領のド・ゴール。
 完全な悪役。
 モナコ王室が怒るより前に、フランス政府 (ド・ゴール主義者!?) が怒るんじゃなかろうか。

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