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監督:西谷弘
出演:福山雅治/吉高由里子/北村一輝
2013年/日/129分/☆☆☆☆

批評 動機部分を、もそっと丁寧にだな

 映画になると、とたんに物理とかどうでも良くなるのがガリレオシリーズなのか?
 という、ガリレオ映画第二段。
 無警告のネタバレは以上。

 出来はそこそこだと思うのだが、いまいち「原因」が分からないので、物語に乗り切れない。
 最初の殺人は「なぜ追いかけて刺殺する必要があったの?」という謎は解明されない。
 湯川先生は「なぜあの子供と仲良くなろうと行動するの?」という謎は解明されない。
 分からない中でも、この二つは物語の原動力となる部分なので、明らかにすることは必要だったと思う。
 「罪を背負う」という部分に関しては、前作「容疑者 X の献身」と同じ構造 (無関係の人を意図的に巻き込み、かつ巻き込んだ人物に対する直接の謝罪は無いという意味では、今回の犯人は前作より悪質だと思うが) である事を考えると、もうちょっと工夫したほうが良かったように感じる。


 ついでに言うと、(この作品単体での話ではなくなるが)「都合の悪いことは隠すという行為は悪いことだ」と言う話だった「麒麟の翼」と同じ原作者で、この展開は有なんだ。


 という気持ちにもなる。
 と、細かい部分で「?」となる部分はあるが、「主人公補正」「物語展開の都合」という補正をかけてやれば、そこそこ楽しめる作品であった。

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