貴殿は
1999年5月2日以来
Counter
人目の挑戦者だ

表  紙

更新履歴

新 日 記

全映画批評

映画批評・壱
2015年版
2014年  2013年
2012年  2011年
2010年  2009年
2008年  2007年
2006年  2005年
2004年  2003年
2002年  2001年
2000年  1999年

映画批評・弐

最低映画への
有罪判決

その小屋
どうだった?

徒 然 草

掲 示 板

うさぎドロップ
監督:SABU
出演:松山ケンイチ/香里奈/芦田愛菜
2011年/日/114分/☆☆☆

批評 なにか、こう、もう一歩

 息を引き取った祖父の隠し子を預かることになった主人公の子育て物語。

 ある程度意思の疎通ができるようになった子供を、突然預かることになった男の物語という視点は、なかなか面白い。
 子育てってよいな、というところではなく「良いところも、大変なところもある」という描写になっているのは、綺麗事だけではない部分を描こうという製作者の意気込みを感じる。(それでも十分綺麗事なんだろうが。やたらと子供が大人びているし)

 後半、やや冗長な展開で、思わせぶりにやりすぎじゃねぇかなぁと思っていると (後で原作を読んだところ)、ここは原作から離れた独自展開だそうで。
 映画的に、なんらかの“決着”が必要だったのだろうが、この展開はもうちょっと考えたほうがよかったと思う。
 思わせぶりに出てくる登場人物の配置もだが、職場の面子が、仕事が忙しいといいながら全員仕事を放ってしまうのも、リアリティの面からいえばちょっとおかしい。
 親があわてるのはともかく、他の全員が放り出してしまうのは、なんとも。

 それと、漫画の途中まで、という側面があるのだろうが、もうちょっと、「子育て」という側面で、なんらかのケリがほしかった。
 物語的な決着があやふやで終わってしまうので、見了後、ちょっと物足りない気分になった。
 決して、出来が悪いとは思わんのだが、なんか、な?

戻る