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源氏物語 千年の謎
監督:鶴橋康夫
出演:生田斗真/中谷美紀/窪塚洋介
2011年/日/136分/☆

批評 監督の得意な濡れ場さえ、だるい

 物語と現実が交差する中で描かれる、源氏物語執筆の謎に挑む物語。
 と、予告編ではなっていたが、実際には、物語と現実を中途半端に交差させた意味不明の物語に仕上がっている。

 道長=式部愛人説を基にし、式部の道長への嫉妬が作中に反映されている、という解釈 (たぶん) のようだが、現実の道長は政治的な野望を抱いた (抱いているだけで、腹黒の行動に出るわけでもない) 男としてしか描写されず、その色男っぷりが描写されない。
 反対に、物語側の光の君は政治的野望をまったく抱かず、「源氏物語」で描かれたマザコン描写を大幅に削ってしまっているので、ただの好色に成り果てている。
 そのため、現実と物語のリンクが弱く、必然的に、次々に愛人と正妻を呪い殺す嫉妬も理解できない。

 「好きで好きで大好きだけど自らのものにならないから、殺すっ!!」という鬱屈した感情を持たない理由が分からないというのは、脚本の大きな欠点だといえよう。

 いったいこの映画、何がやりたかったんだろう・・・
 最後までそれがわからず、どこを見ていいのかも良く分からんが故、いような眠気と戦わせられる映画であった。

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