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THE LAST MESSAGE 海猿
監督:羽住英一郎
出演:伊藤英明/加藤あい/佐藤隆太
2010年/日/129分/☆

批評 なんじゃこりゃ、と口にすることになっちゃったなぁ

 対馬海峡に浮かぶ、日本韓国露西亜が出資する天然ガスプラントで事故が発生。
 台風接近のため、対比できなかった数名が施設内に取り残された。
 彼らは無事に脱出できるのか!?

 対馬海峡にそんなもの作ることが本当に可能なのか (主に政治的に) という指摘は無視するとして、物語が大きく破綻していると思う。

 たとえば、プラントに激突した掘削船 (事故発端らしいが、作中では激突後、避難中からの描写しかないため詳細は不明) のブローアウトを止めるための作業。
 この時点では、地上の司令室との連絡が確保され、情報的には支援を受けられる状態であるにもかかわらず、なぜか現場のあやふやな情報だけで動き始めてしまう。
 まったくプロフェッショナル的ではない。
 全編こんな状況が、ひたすら続いてしまう。

 船内も、隔壁で区切られているはずの洋上施設とは思えない構造で、露骨に陸上施設で、海上施設というリアリティは無い。
 このあたり「どうやって掘ってるの?」という疑問のあったジェームズ・キャメロン「アビス」の海底油田掘削機地のほうがリアリティはあった。

 海上天然ガスプラントが日本に存在しないから、徹底した取材が出来なかったのだろうか?施設にも、発生する状況にも、ついでに、必然的に類似事故が日本にないためだろう。
 「脚本家が想像して書いちゃったんだなぁ」という部分が出ていると感じた。

 また、途中で時間経過が分かり難いので、最後にタイムクライムアクションに突入してからも盛り上がりに欠ける。
 とどめに「このままだと爆発」という状況で、施設を自沈させることをためらう描写も失笑物。
 ほっといても勝手に爆発して消え失せるっつーのっ!!

 なんなんだ、この頭の悪さは。

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