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グリーン・ゾーン
監督:ポール・グリーングラス
出演:マット・デイモン/グレッグ・キニア/ブレンダン・グリーソン
2010年/仏・米・西・英/114分/戸田奈津子/☆☆

批評 向こう側を描けていない

 イラク戦争後、その戦争の根拠となった大量破壊兵器を探す米軍特殊部隊。
 情報に基づき、いくら探しても、そこには何も無い。
 それはいったいなぜ?

 イラク戦争回線根拠となった、“イラクの大量破壊兵器”が実際には存在せず、開戦のためのでっち上げ情報だったことは全世界が知っている。

 この映画は、その上で成立しているはずなのに、なぜか「誰かが情報を隠している」「誰かが偽装情報を流している」という話を展開し、後半になってようやく「でっちあげなのか?」という話が出てきて、登場人物が驚く。
 そんな、誰もが知っていることを、今更驚かれても、いったいどうしろというのだろう?
 少なくともこの映画は、誰もが知っていることを、なんの面白みも無く、登場人物が驚いているだけの映画になってしまっている。
 その“向こう側”に、何を描くかが勝負になるはずだというのに。

 「ボーン・アイデンティティ」のポール・グリーングラスのおかげか、戦闘シーンにはそれなりに迫力があるが、それ以上のものはどこにも無い映画であった。

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