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監督:アレン・ヒューズ
出演:デンゼル・ワシントン/ゲイリー・オールドマン/ミラ・クニス
2010年/米/118分/林完治/☆☆☆

批評 ピリっ!が無い

 核戦争で崩壊した世界を、一冊の本を持ち、西に向けて旅する男の物語。
 東から来た賢者のお告げで始まる基督の物語を知っていれば、それだけでピンとくるものがあるし、原題が「THE BOOK OF ELI」(イーライは聖書に出てくる預言者の名と合致) では、劇中で一生懸命隠している“本”の正体は隠しようも無い。

 無法者が支配する町に凄腕の旅人がやってきて、悪人を一掃し去ってゆくという基本骨格は、西部劇そのもの。

 終末物に聖書のモチーフと西部劇を組み込んだ部分こそ新しかったが、その上を積むことができなかった映画だと思う。
 アクションシーンは多いが、斬新さは無い。
 米国人の、強烈とも言えるキリスト教への愛情にも斬新さはない。
 主人公のキャラクタも、ん〜、なんか、あるよね、というレベル。

 最後に明らかになる主人公の設定から思い出される某日本映画のように、シニカルと言っても良いような笑いがあれば、印象は違ったかもしれん。
 悪い出来だとは思わないが、そうした突き抜けた部分や、この映画ならではっ!!という部分が欲しかったな。

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