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監督:フィリダ・ロイド
出演:メリル・ストリープ/ジュリー・ウォルターズ/ステラン・スカルスガルド
2008年/英・米/108分/石田泰子/☆☆

批評 歌を“見せ”ろっ!

 父親後方の三人を母親に内緒で呼び寄せた花嫁の、結婚前日から当日までの物語。

 ABBA の曲を、歌って踊るキャストが見られればそれで幸せ、というのであればともかく、そうでない人にはかなり厳しいと思う。

 物語の展開が最初から「ぶっ飛ばし」まくりで展開し、最後に至っては、伏線のカケラを使って強行決着させているという状況だからだ。
 最後。花嫁がぶちあげた後、母親が取る行動は"超展開"と呼ばれても仕方ないと思う。伏線などというほどのものがほとんど無かったからね。

 では、曲の"見せ方"はどうだっただろう?
 これは完全にカメラと編集が失敗している。
 もともと舞台だったからなのか、主要スタッフが舞台の人だからなのかは知らんが、歌の途中で感情の流れが切れる切れる。
 たとえば、舞台では役者が下座に走って消えて、上座から走って出てくれば「移動した」という表現になるが、映画ではその間をつなげなければならない。
 この映画では、その"つなぎ"を作れていない。

 しかも、歌の途中でそれをやってしまっている。
 "劇場の舞台"よりも大きな仕掛けを、どうやって撮れば良いのか分からないんじゃないかと思いたくなってしまうな。
 それじゃ映画は面白くならんよ。

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