2012
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ジョン・キューザック/キウェテル・イジョフォー/アマンダ・ピート
2009年/米/158分/松崎広幸/☆☆☆
批評 さすがに同じ手使いすぎ
今度は世界が終わるっ!
デザスタームービーの旗手、と言われて久しいローランド・エメリッヒの新作。
強烈、というより凶悪というほうがより近い無理やりな脚本と、非科学的というより確信犯的強引な脚本で最後までいっきに持ってゆく。
映像先行企画なんだろうなぁと思うが、デザスタームービーにさり気無く、しかし平然とブラックな政治ネタを持ち込むエメリッヒ節も健在で、「あぁ、やっぱり」と安心してみていることができる。
とは言え、「インディペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」でやってきたことと、政治ネタは時事的なので切り替わり、映像が派手になった他は、本質的に変わっていない。
二本目までだぜ、これを楽しめるのは。
さすがに同じ事を繰り返し繰り返しやられてもねぇ。
なにか新機軸がほしいものだ。