貴殿は
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うた魂♪
監督:田中誠
出演:夏帆/ゴリ/石黒英雄
2008年/日/120分/☆☆☆

批評 尾崎・・・好きじゃないんだよねぇ

 己に酔いしれながら歌う自己陶酔型勘違い女子高生が、好きな人に「歌っている時は変な顔」と言われて大ショック。
 歌っている己に疑問を抱く彼女の、明日はどっちだ!?

 TV 撮影スタッフが撮影中のガンマイクの脇で私語を交わしていたり、他校が合唱中に舞台裾で大きい声で話していたり、カメラが見るからに性能不足だったりという細部描写の甘さは、まぁ目をつぶろう。
 問題は、細部描写の甘さではなく、脚本の不備にある。

 自己陶酔している勘違い女が、合唱とは、ソロではなく、みんなで歌うものだと気が付き、真人間になる展開は、真人間になるに従ってコメディ要素が薄れて行く。
 ところが、物語的には、徐々に薄まるべきなのだが、この作品ではあるきっかけを元に一気に切り替わってしまう。
 そのため、切り替わりシーンの後、おもむろにコメディ要素が消失してしまう。
 いや、笑わせようと言う努力の跡が見えなくはないのだが、ぶつ切れで笑えない。むしろ寒い。

 肝心の切り替えシーンとなる砂浜でのシーンで、上にマイクが写っているのも興ざめだ。
 気が付かなければどうという事はないのだろうが、残念ながら気が付いてしまった。

 ついでにいうと、私は尾崎豊に共感を得ることが出来なかった。
 THE BLUE HEARTS に衝撃を受けていたからかもしれないが (思えば、ヒロトとマーシーなのだろうが)、とにかく尾崎豊に共感や衝動というものをもらってはいない。
 そんな人間が、「尾崎最高」という思想が根底に流れるこの映画を見ても、登場人物が得ているほどの

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