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三本木農業高校、馬術部 〜盲目の馬と少女の実話〜
監督:佐々部清
出演:長渕文音/柳葉敏郎/奥村知史
2008年/日/117分/☆☆

批評 生煮え

 盲目の馬と少女の実話。
 まさしく、題名に偽りなしの話だ。

 馬と登場人物、あげくに物語の舞台となる農業高校を何の工夫もなく台詞で説明しまくる冒頭に不吉な予感を覚えていると、作品はその不吉な予感を現実のものにしながら進行する。

 この、親切のつもりで繰り広げられるお節介と、制作者が、伝えたいことを絞り切れていない脚本が、作品を冗長にしている原因だろう。
 描きたいことと、描けることと、観客に伝えられていること。
 これらをいったん洗いなおした方が良い。

 その上で、脚本を再整理しよう。
 劇中で投げ出される疑問に回答を用意しないまま、ごり押しで物語を進めてしまっている部分が多すぎるこの脚本を。

 子馬を親から引き離すのに納得していない主人公が、なんで手伝っている?
 失明しかけた、医者からも見放された馬を、なんで「俺なら治せる」と思った?
 主人公の父との確執は、どういう原因で用事たものだ?
 主人公の部屋に ゆうきまさみ「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」(小学館/漫画) がおいてあるが、なぜ彼女は、そこに記載されている程度の事実を知らない?(学校の授業は漫画以下か?)

 馬の動きを、映像でよくとらえているのが、せめてもの救いであった。

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