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徒 然 草

掲 示 板

ブタがいた教室
監督:前田哲
出演:妻夫木聡/大杉漣/田畑智子
2008年/日/109分/☆☆☆

批評 動物性タンパク質は、死体を食しているという事実を考えよ

 一年間豚を育て、それを食べるかどうか問う授業を行う新任の先生と子供たち、そして豚の物語。
 監督は、TV ドキュメンタリ番組を見て、これを作りたいと思ったんだとか。

 制作動機が制作動機だからなのだろうか。
 子供たちに白紙の脚本を渡し、迫真のディベート (映画終了後、「わたしも小学校でリベートやった事がある」という意味不明の発言をしていた後席の女性がいたのは、完全にどうでも良い笑い話である) を撮るという方式を取ったためだろうか?

 あるいは、映画のほとんどを、この方法のディベートで組み立てたからだろうか?

 はっきり言って、映像が映画的ではない。

 TV のドラマスペシャルとしては破格の完成度だし、そのテーマ性は、「食事とは、他の生命の犠牲にしか成り立たん」という忘れかけられているもので、かつ、深いものだとは思うのだが、映像がなぁ。
 面白いのだが、映画なのか!?と聞きたいこと必至だ。

 なお、食肉センターに送られるブタを満載したトラック (養豚場も食肉センターも近所にある) を見ると、ついつい「おいしくなって帰ってこいよ〜」とか思ってしまう私だからいまいち感化されなかっただけの危険性は、否定しきれない。

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