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最低映画への
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徒 然 草

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252 生存者あり
監督:水田伸生
出演:伊藤英明/内野聖陽/山田孝之
2008年/日/128分/☆

批評 よくある駄目邦画大作

 巨大台風が日本を直撃、というから壊滅した東京からの大サバイバルかと思っていたら、巨大低風で壊滅した東京の、地下鉄新橋駅構内に閉じ込められた人たちの物語という、デッカイ舞台にチッチャイ物語という内容。

 新橋駅に閉じ込められた面が、都合よく重たい事情を抱えているのは、作劇上、ある程度仕方ないかと妥協しても良い。
 あまりにも露骨に伏線が張られているのも、娯楽映画ではそう珍しいことではない。
 わけありの連中がどんどん更正してゆくのも、見ている最中は気になるが見終わって冷静になると霞んでいる。

 霞ませているのは何だろう?
 どこから飛んできたのか分からないヘリコプター?
 決して電源の落ちない地下鉄構内?
 行き止まりになっている地下鉄旧新橋駅?
 物語の進行に合わせ、必要に応じて出たり止まったりする水?
 どこに消えたのか分からない鉄砲水?
 無理のありすぎる幾多の自然現象?

 いやいや、霞ませているのは、やたらと感情的なレスキュー隊員の面々だ。
 感情論で救助を語り、やたらと怒鳴り、口論しまくる。判断はやたらと遅く、指揮系統も乱れまくっている。
 この人たちのどこがプロフェッショナルなのだろうか?
 災害があっても、こんな連中には決して現場には出てきてもらいたくない。要救助者にたどり着く前に、要救助者の群れになりかねない連中だからだ。

 脚本がガタガタで、吼えているだけの「ぷろふぇっしょなる」集団が大活躍。
 いやはや、よくある「駄目邦画大作」であった。

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