貴殿は
1999年5月2日以来
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最低映画への
有罪判決

その小屋
どうだった?

徒 然 草

掲 示 板

手紙
監督:生野慈朗
出演:山田孝之/玉山鉄二/沢尻エリカ
2006年/日/121分/☆☆☆☆☆

批評 予想外の名作

 強盗殺人の罪で服役する兄を持つ主人公。
 彼は、それ故に、周囲から迫害を受けていた。

 作中で描かれるのは、兄弟愛であり、友情であり、男女の愛情であり、子供を思う親の気持ちだ。
 作品は、そうした愛情と相対する形で、犯罪加害者の家族が直面する差別を描き、しかもその差別を、ほぼ全面的に「肯定」してしまう。
 すぐに「人権」を口走り、過剰に差別しないようにすることで、逆に差別を成立させてしまうような悪徳としての偽善を、心理的に行うことが出来ない善を (私は、批判されてしかるべき正義があり、実行できない正義があり、批判されてしかるべき偽善があり、同時に、肯定され

 「差別の無いところを探すんじゃない、差別のあるここから始めなければならない」という台詞の出てくる一連のシークエンスが、作品テーマの「手紙」を、犯罪被害者の家族が読むシーンが、見るものの感情を激しく揺さぶる、今年の邦画ベストランキングに間違いなく食い込む

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