貴殿は
1999年5月2日以来
Counter
人目の挑戦者だ

表  紙

更新履歴

新 日 記

全映画批評

映画批評・壱
2015年版
2014年  2013年
2012年  2011年
2010年  2009年
2008年  2007年
2006年  2005年
2004年  2003年
2002年  2001年
2000年  1999年

映画批評・弐

最低映画への
有罪判決

その小屋
どうだった?

徒 然 草

掲 示 板

虹の女神 Rainbow Song
監督:熊澤尚人
出演:市原隼人/上野樹里/蒼井優
2006年/日/118分/☆☆☆☆

批評 岩井俊二、監督作品!?

 ずっとそばにいた。
 だからこそ、言い出せなかった。
 失って気が付いた、彼女のことに・・・

 という、比較的良くある話を、カットバックで、男女の距離に的を絞って画いた作品。
 作品としては、格別「何か」がある話ではない。
 学生自主制作映画に始まって、社会人になるまでの「思い出話」だ。最大級のイベントは、冒頭にしかない。
 その、分かっている事実に向かって物語が進む。

 この物語も、男女の「距離」を淡々と画きつづけているだけの話だ。

 これは本当に上手い。
 とは言え、作品全体からは、監督というよりも、プロデューサーの岩井俊二の匂いがする。
 演出、カメラ、編集等のスタッフが、思いっきり岩井組なので、仕方ないのかもしれない。
 これは映画の出来とはまったく別に言うのだが、今後、この監督独自色が出てどうなるか、興味がある。

 そんな分けで、作品は、好き嫌いのが激しいと言われる岩井俊二のそれである。
 私はあの雰囲気が好きなので誉めているが、嫌いな人は決してみてはいけない映画だと言えるだろう。

戻る