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映画批評・弐

最低映画への
有罪判決

その小屋
どうだった?

徒 然 草

掲 示 板

16ブロック
監督:リチャード・ドナー
出演:ブルース・ウィリス/モス・デフ/デヴィッド・モース
2006年/米/101分//☆☆☆☆

批評 漢のドラマ

 警察署から裁判所まで。移動距離、わずか16ブロック (約1600m)。
 その距離を、証言台に立つ犯罪者を移送することになったアル中ぎみの警察官は、しかし仲間の警察官に追われることになる。
 証人の証言内容は、警察官告発の物であったがために・・・

 テーマは、人間は変われるか。
 罪を犯したものは、悔悛し、新たな一歩を踏み出すことが出来るのか。

 これまで幾度も取り上げられてきたこのテーマを、バディ物としてはさして珍しくも無い、警察官と犯罪者の組み合わせで描く。
 が、極めて短い距離であるが故に、実時間に近い速度で、濃い密度の物語を展開するこの映画は、実に面白い。

 やや強引な部分はあるし、追いかける汚職警察官も、知能指数が低いんじゃないかと思われる場所が多数ある。(屋上で目標を発見した狙撃主が、いきなり発砲するのが良い例だ。周辺に多数の味方がいるんだから、建物を包囲、封鎖してから発砲するべきだろうに)
 それでも、本編最後の裁判所ロビーのシーンは盛り上がるし、エピローグ部分とも言うべき、最後の1〜2分はテーマを反映した、上手いシーンに仕上がっている。

 さすがはリチャード・ドナー。無骨なドラマでこそ、彼の実力は発揮される。

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