貴殿は
1999年5月2日以来
Counter
人目の挑戦者だ

表  紙

更新履歴

新 日 記

全映画批評

映画批評・壱
2015年版
2014年  2013年
2012年  2011年
2010年  2009年
2008年  2007年
2006年  2005年
2004年  2003年
2002年  2001年
2000年  1999年

映画批評・弐

最低映画への
有罪判決

その小屋
どうだった?

徒 然 草

掲 示 板

鉄人28号
監督:富樫森
出演:池松壮亮/蒼井優/香川照之
2005年/日/114分/☆

批評 顔を洗って出直せ

 ロボット漫画の傑作、横山光輝「鉄人28号」を豪快にアレンジして映画化した作品。

 第二次大戦中に開発された極秘兵器「鉄人28号」が発掘されたら、どこから現れたのかブラックオックス (デザインは原作通りだが、不乱拳博士が作ったわけではない) が現れるので、とりあえず闘う話。


 主人公が最近 (というかエヴァ以降) 流行のウジウジ君で「いいかげんにしろや」と思うのは映画の評価とは関係ないので放っておこう。
 ヒロインの天才美少女博士のスカートがダサすぎるのも、映画の評価とは関係ないので放っておこう。
 だが、最後の戦いでヒロインがワープしまくるのは問題であると言えよう。
 戦時中の兵器 (= 「鉄人28号」) が現代まで生き延びているというのは、やや無理があるがいちおう説明があるので、まぁ許すとしよう。
 主人公の母親は、結局ブラックオックスを知っていたのか?知らなかったのか?という部分はとても重要だが、語られない。細部描写ということで、気にするのはやめておけということだろうか?
 主人公の父親は、の状況でどんな事故で死んだのだ?というのは、物語の根幹に関わるが、気にするのはやめるしかなさそうだ。
 CG のクオリティは、何年前?とつっこみたくなる代物だが、見せ方の工夫が足りないのはそれを遙かに上回る問題であると言えよう。

 他にも、些末的な問題はあまりにも多いし、個々のエピソードの組み立てや説明が下手くそなのは致命的。
 さらに、個々のエピソードをつなぎ止める力も弱くて説得力がない。

 続編を作るつもりか?と思わせる最後だったが、この完成度では作らない方が全員の幸せのためだろう。

戻る