貴殿は
1999年5月2日以来
Counter
人目の挑戦者だ

表  紙

更新履歴

新 日 記

全映画批評

映画批評・壱
2015年版
2014年  2013年
2012年  2011年
2010年  2009年
2008年  2007年
2006年  2005年
2004年  2003年
2002年  2001年
2000年  1999年

映画批評・弐

最低映画への
有罪判決

その小屋
どうだった?

徒 然 草

掲 示 板

南極日誌
監督:イム・ピルソン
出演:ソン・ガンホ/ユ・ジテ/キム・ギョンイク
2005年/韓/115分/根本理恵/☆☆

批評 脚本が未整理で中途半端

 南極の海岸線から最も遠い、"到達困難点"を目指す韓国の冒険隊。
 順調に進む彼らが発見した、80年前の英国隊の日誌。その回収後、彼らの正気が徐々に犯されてゆく。

 という話なのだが、結局「精神異常」の話なのか「超常現象」の話なのかさっぱり分からない。
 個々の事象は明らかに超常現象を指し示しているのに、物語の展開は追い詰められた人間の精神異常を指し示しているからだ。
 これが、冒険隊の中だけの事象であれば「追い詰められた人間の幻覚」や「精神異常」という結論もありうる。
 しかし、隊が拾った拾った80年前の「南極日誌」の不可解な点 (最終頁の画を書いたのはもちろん、埋めたのも人間とは考えにくい。「南極日誌」そのものが幻覚だという可能性もあるが、その場合、隊には正気を保っていた人間が一人もいなかったことになる) や、飛ばない通信
 にもかかわらず、物語の最終結論は「南極に人間が狂わされた」で終わってしまう。

 隊員の主観だけで物語を構築していれば、どうとでも解釈できる奇妙な現象に直面した隊の話だったのだろうが、これではただ「意味不明」なだけの映画だ。

戻る