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死に花
監督:犬童一心
出演:山崎努/青島幸男/谷啓/宇津井健
2004年/日/120分/☆☆☆

批評 多いよね、“あと一歩”の作品

 高級老人ホームで、悠悠自適ながらも物足りなく生きる老人達が、先に息を引き取った仲間の遺した“死に花”なる計画書を元に銀行強盗を目論む!

 ポスターにもある通り、この映画は老人達が「死」に向かい花を添える物語ではない。
 死に至る道と分かりながらも、もう一花も二花も咲かせてやる!!という、新たなる「生」への物語だ。

 物語の組み立ては悪くないし、画的にも遊び心満点で非常に面白いと思う。
 だが、主要の老人達の性格が似すぎているのは大減点。

 真面目一本槍の元映画製作者、元傭兵と名乗るホラ吹き (と、パンフレットには書かれているが、元傭兵だなんて台詞あったか?)、1000人斬りを目指す助平爺、堅物の元銀行員、大学教授の未亡人、元水道工の浮浪者というキャラクタ付けが活かされてるとはとても思えず、全員そ  これじゃぁ、せっかくの豪華俳優陣がもったいない。

 最後のオチを含めて、漫画的な部分が強い作品なんだから、もっと漫画的 = 分かりやすくステレオタイプなキャラクタを作り出してやったほうが、同じ物語でももっと面白くなったんじゃないかと思う。
 惜しい作品だ。

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