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クイール
監督:崔洋一
出演:小林薫/椎名桔平/香川照之
2003年/日/110分/☆☆☆

批評 犬が可愛い、だけ!

 家庭犬の子供として生まれながら、持ち主の強烈な思い込みによって盲導犬として生きることになったクイールの実話を映像化。

 物語は大きく三部構成。
 第一部 : 育ての家。
 第二部 : 盲導犬訓練校。
 第三部 : 盲導犬として。
 となる、プロローグとして、生まれた家と、エピローグとして引退後も追加すれば、五部構成と言えるかもしれない。


 各部は、ナレーションを多用した方法で進行するのだが、各部ごとの女性が違うため、非常に分かりづらくなった。
 各部の登場人物たちは、当然クイールの見方が違うわけで、その度に視点が変わるのだ。
 おそらく、視点が変わることによってクイールの状況が変わっているのを明白化し、あわせて成長を描きたかったのだろうが、成功しているとは思えない。
 どうせなら、誕生から一貫して見ることとなる盲導犬訓練士の視点を使え良いのではなかろうか?

 演出的にも、どうせ泣かせるのが目的の映画だと分かっているんだから、もっとベタベタに、露骨に、あざとく泣かせるように作れば良いと思うのだが、なんだか描き方があっさりしている。

 確かに画の作り方は悪くないし、犬も存分にかわいらしく撮れていると思う。
 けど、それだけじゃ駄目だろ。

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