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最低映画への
有罪判決

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どうだった?

徒 然 草

掲 示 板

化粧師/kewaishi
監督:田中光敏
出演:椎名桔平/菅野美穂/池脇千鶴
2001年/日本/113分/☆☆

批評 どこが良いのかさっぱり分からん

 この映画は複数のエピソードを繋いで一本の映画にしている。
 その方法に関してはなにも言わない。この映画においてその方法が問題だったのは、個々のエピソードがぶつ切りに近い状態だということだ。
 一本の映画を見ているというよりは、連作短編ドラマを一気に見せられている感じだ。
 そういう感覚としては「となりの山田くん」ににた感触と言えなくもない。ただしこちらは一生懸命重厚さを生み出そうとしてコケているが。

 脚本以外にも問題は多い。
 まず第一に、時代劇として成立していない。
 大正初期という、非常に映像にしにくい時代だということを差っぴいても妙だ。
 セットが良く出来ているだけに悲劇なのは、役者の立ち振る舞いがおかしいということだろう。これは役者の演技力というよりは、演出そのものに問題があったのではないかと思う。
 また、空間的な広がりもよく分からない。
 どこに、なにがあるのかが画として表現されていない。表現するのに失敗したのではなく、根本的に表現されていない。
 素直に見ていると、舞台になっている街はとんでもなく巨大のようにも、また小さくも感じてしまう。
 これは大人も子供も走って移動している場所と、自転車で移動している場所がすべて並列で描かれているからだ。

 正直なところ、この映画では助演の役者陣営以外に面白く感じたところはほとんど無い。
 その助演も、いしだあゆみ、柴田理恵、菅井きん、岸本加代子...全員、きちんと演技の出来る人ばかりだ。
 それ以外だと、照明と音響はよかったな。
 部屋の中の音響設計と照明は特に。

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