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バイオハザード
監督:ポール・アンダーソン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ/ミシェル・ロドリゲス/エリック・メビウス
2002年/米独英/101分/松浦美奈/☆☆☆☆

批評 ポォォォォル・アァァァァンダァァァァソォォォォン!!

 すべての「バイオハザード」ファンは直ちにこの映画を見ることを強制する。
 ついでに言うと、ロメロやフルチのファンもただちに映画館に行け。そして燃えろ!!
 ここに次世代を担う B 級アクションホラー映画監督の最新作が、ある!!

 ゲームファンであれば、冒頭のアンブレラ社の解説の時点で笑み全開になること必至。
 続いて謎の洋館が、どう考えても初代「バイオハザード」の洋館なのもとても良い。この映画とこのシーンのおかげで、洋館に、なぜゾンビが溢れ返っているのかが分かるだろう。

 物語は洋館ではなく、ラクーン・シティーの地下に有る極秘研究施設で、ゲームでは明白に語られていない、T-ウィルスがなぜ漏れ出したのか?を描いている。
 もちろんゾンビ映画なので、定番通り展開は地下施設からの脱出になる。

 この脱出劇も、カニバリズムや流血によるショッキングシーンを組み合わせての恐怖描写という近年の流行を使うのではなく、あくまでも、異形の物体が集団で襲い掛かってくることを正面に捕らえる。
 その集団がどこから出てくるか分からない、というのも重要なポイントだ。
 ゾンビとのファーストコンタクト前から、音を使ってそれを観客に知らせているため、正体不明の建物の中で、通路を進むことや扉を開けることの怖さがにじみ出ている。
 これが密室アクションの恐怖の出し方。無闇に血を流せば良いってもんじゃない!!

 当然だが問題点は少なくない。
 どう考えても脱出不可能なコンピュータールームなのにカットが変わると脱出してるとか、ミラ・ジョヴォヴィッチは冒頭なんで裸!?とか、部隊と合流した時点で装備を身に付けろ!!とか、お前らどこにそんなに弾持ってるんだよ!!とか。他にもとにかく突込みどころは多い  特に包囲状態から、カットが変わると脱出してるのは二〜三回あった。正確には数えてないけどな。

 しかし恐るべきポール・アンダーソン。
 すべて畳み掛けるような力ずくの演出ですべてを持って行くため、ノっている観客に突っ込む隙を与えない。
 こういう映画は、映画にのめりこけるヤツだけ楽しめばよいのだ!!監督の強烈な魂の叫び声を、私はたしかに聞いた。
 そういう人間は、ラストシーンで次回作を期待すればよいのだ。だってあのラストシーン見せられたら期待するしかねぇだろ!?
 大期待のラストシーン...さぁ、劇場へ行け!!その目でしっかと見てこい!!

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