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シュレック
監督:アンドリュー・アダムソン/ヴィッキー・ジェンソン
出演:マイク・マイヤーズ/エディ・マ−フィ/キャメロン・ディアス
2001年/米国/91分/戸田奈津子/☆☆☆☆☆

批評 大人向けの傑作寓話

 誰からも信じられたことが無いから、孤独に世捨て人のように生活する。けれども本当は心やさしく正義感あふれる醜い怪物のシュレックと、やたら人懐っこい、しゃべるロバのドンキーが、自分の低い身長をごまかすために長身の甲冑を用意するような見掛け倒しで、しかも邪な  “おはなし”にはつきものの、悪いドラゴンに幽閉された美しきお姫様。フィオナ。とは言え彼女は盗賊を一人で殴り倒すほど強い。

 基本的にこの四人だけで物語は進む。
 フォークアード卿から自分の平穏な生活を奪取すべく、彼のお妃としてえらばれたフィオナを救出しに行くシュレックとドンキー。
 しかし、ドラゴンを降り切って帰る途中、シュレックはフィオナに恋をしてしまう。

 アンチディズニーな作品を作りつづけるドリームワークスのアニメーションスタッフが、ディズニーの作品をブラックユーモアとして内包し、しかも作品のベースが「美女と野獣」という、まさに恐るべきブラックユーモアな作品。
 しかし、各キャラクタの正確に代表されるように「人はみかけじゃない」というメッセージを強烈に伝える内容。
 なのだが、これがまったく説教臭くない。
 むしろただひたすら笑える。笑えるのにこのメッセージが伝わるというのは見事だろう。

 それらの物語を支える CG の完成度の高さも圧倒的だ。
 骨格計算からやったとしか思えぬ人間の動きや、そのために専用エンジンを作ったことが見える、あまりにも見事な炎と水の動き。
 「ファイナル・ファンタジー」の CG が素晴らしい?ばか言っちゃいけません。
 たしかにこちらはコミック描写に徹してるけど、CG のレベルは段違いですぜ。

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