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赤ずきんの森
監督:リオネル・デルプランク
主演:ヴァンサン・ルクール/クロチルド・クロウ/クレマン・シボニー
2000年/仏/90分/寺尾次郎/☆☆

批評 普通の駄作

 ヨーロピアンゴシックホラーの大王道。かと思っていたのだが...
 怪しい館、怪しい主人、怪しい執事、怪しい森 etc.etc...
 そうした雰囲気を山盛り詰め込んで、物語には「赤ずきん」をベースに作り上げた作品。

 とにかくバランスが悪い。ビジュアルパワーも演出も脚本も、バランスが悪い。悪くて悪くて仕方がないくらい悪い。

 特にそれが目立つのは中盤以降。本来であれば謎が徐々にあかされて行ってもおかしくない時間になっても、観客に対する恐怖描写を繰り返す。
 古典的な画を現代的にアレンジしているのを新鮮に感じられるのは最初だけで、それが普通になってくると次の画が予想できる。
 次の画が予想できるということは、恐くない。そして物語が進まない。という循環を繰りかえす。これでなにを楽しめというのだろうか?楽しむどころかあきてくるのが正直なところだ。

 物語を進めることを放棄して古典的な恐怖描写を繰り返していると、説明は最期になって一気に台詞で進められる。だから、台詞で説明すんな!!これは映画なんだから画で説明しろ!!
 その説明もかなりいいかげんだ。一応冒頭のシーンが複線になっているのだが、あまりにも説明が飛ばし飛ばしなので分かり難い。思わせぶりに出てきてただのフェイント、というキャラクタもいるのだが、そのフェイントも“フェイントだぁ!!”という感じではなく、物語が終
 典型的とも言うべき、ただの駄作であった。

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