貴殿は
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監督:ロジャー・ドナルドソン
出演:ケビン・コスナー/ブルース・グリーンウッド/スティーブン・カルプ
2000年/米国/145分/戸田奈津子/☆☆☆☆

批評 リアル、なの?

 米国に対して有効な先制攻撃を加えることが可能なキューバに、ソ連が核兵器を持ち込んだ。時に冷戦真っ只中。
 政府内でも、キューバに対する先制攻撃を主張するものと、外交ルートによる粘り強い交渉を主張するものに分かれる。
 時の大統領ジョン・F・ケネディーはいかにしてこの悪夢の13日間に渡る“キューバ危機”を乗り切ったのか?

 どこら辺がヤバイのかというと、副大統領が出てこないあたりか?あと、軍部がすげぇ攻撃的。はっきりいってカストロよりも悪人。カストロも出てこないけど。
 だってあの軍部って、戦争したがっているようにしか見えないぜ?まぁ直後のベトナム戦争の惨状を考えれば、当時の軍部は戦争したがっていたのかも知れないけどな。

 全体としては、結末の分かっているこの事件をよくまぁ見事に緊張感あふれる画でまとめたと思う。
 時折「なぜ故!?」と思うタイミングでモノクロカットが入るのが無ければ、それだけの理由であとワンレベル上の作品になったように思う。TV カットでモノクロになるならともかく、TV カットに向かってカラーになるシーンなどは完全に意味不明。

 TV 放送と言えば、一回目の TV 放送しか画になっていない。
 緊張が極限まで高まった時の TV 放送。誰もが開戦演説だと考えながら、しかし実は海上封鎖期間の延長だった JFK の TV 放送が画になっていないのはなんでかね?

 それと個人的に非常に残念だったのは、海上封鎖している海軍艦艇の描写が瑣末的なレベルに留まってしまっている点。
 特に、実際に海上封鎖していた大西洋艦隊司令長官の元に届けられた市民からの手紙。そのあまりにも有名な一説。“あなたの行動にすべてがかかっている”(You make history) はぜひともインサートしてほしかった。
 まぁこれを入れるのはかなり難しいと思うけどね。

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