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ひぐらしのなく頃に
監督:及川中
出演:前田公輝/飛鳥凛/松山愛里
2007年/日/106分/☆

批評 このままじゃ駄目映画

 田舎の村で起きる猟奇事件。
 その陰にあるのは、謎の土着信仰・・・

 欠点は大きく三つ。

 ひとつは、映像的にも物語的にもどこかで見たことがあるものばかりだという事。
 横溝正史「八つ墓村」には、かなり影響を感じるが、これが同人ソフトである事を考えると、むしろ Leaf「雫」や「痕」、AdogadoPowers「Es の方程式」からの影響こそ大きく取り上げるべきなのかもしれない。
 あ、出てくるソフトが古いのは私がその頃のしか私がやっていないからだ。
 今は今で、また別のソフトがあるのかもしれない。
 映像は、OP のカイル・クーパーもどきで十分だろう。あとはもう、いちいち指摘するのも馬鹿らしい。

 もう一つは、物語の起承転結が成立していないこと。
 謎やら伏線やらは全て投げっぱなしで、始末の悪いことに、その中には解けそうにない謎 (作者が興味ないが故に生じてしまった矛盾点の可能性を考慮) が含まれていることだろう。
 1% の正解率というが、この作品だけだと、謎を解くための鍵が全て入っているとは思えんのも、減点対象だな。(続編で、全ての謎が完全に解け、しかもそのためのすべての鍵がこの作中に含まれていれば、評価がうなぎ昇る可能性も否定しきれない)

 最後は、これは予算のせいかもしれないが、技術面の不備だ。
 ビデオ撮影映像をヒルムに落としたらしく、ものすごく画が荒い。
 しかも、撮影時のピントも甘い。合成された文字がクリアに出て来るまで、映写機のピンが甘いのかと思ったほどだ。
 演出やカメラワークに、時々「お!」と思わせる部分もあるだけに、撮影の甘さは非常に気になるところだ。
 「何を取っているんだかわからない」ヘボ撮影じゃないのも、この残念感に拍車をかけている。

 本作だけでは間違いなく地雷映画だが、続編が製作され、かつその内容がおもしろければ、まだ評価が一変する可能性を秘めてはいる。(パクリの嵐が悪化して、評価が暗黒面まで落ち込む可能性も否定しきれないのだが)


 以下、メモ変わりにざっと思いついた疑問点を上げる。

 看護婦の偽物が祭具殿に入っていてかつ生きているので、祭具殿には、入って良い人と悪い人がいると思われる。(説明ありそう。人じゃないという展開もありえる)

 「祭りの日は人を殺しても良い勝手なルール」とやらが提示されているが、少なくとも1983年 (作中では昭和58年と描写) は“祭りの日”に一人しか死なず、他の日に少なくとも三人が死んでいる。(ほぼ確実にあと2人死んでいる。3人目も示唆されている)
 「祭りの日は人を殺しても良い勝手なルール」とやらには、なんの意味もないのか?(説明なさそう)

 殺されたカメラマンは、祭具殿に入った罪で殺されたらしいが、祭具殿内での会話では、偽看護婦にそそのかされて入っている。
 上記理由から、なんらかの理由で排除する必要が生まれ、なんらかの理由で、意図的に罪を犯すようしむけられ、殺害されたと考えるのが妥当。
 殺人理由不明、罪のデッチ上げ (しかも、祭具殿を見せるというハイリスクな方法を用いて) の理由共に不明。(中途半端に説明されそう)

 警察が、重要容疑者の両親が失踪していることを指摘しない理由が不明。(説明なさそう)
 刑事が生かされている理由が不明。(説明なさそう)
 作中で明示されていないが、警察も全部敵なら分からんでもないが、その場合刑事が、医者からダイイングメッセージを隠した理由が不明。(しかも探偵役が作中に存在しなくなる)

 主人公が、敵だと断定されている女からの差し入れをためらい無く食う理由が不明。(ただの馬鹿?)
 唇の貫通痕が、目覚めると治る理由が不明。(ただのミスか?)

 後は、きっと設定上の矛盾だろうなぁ。
 人口比率とか、ワゴン車のアンテナとか、喫茶店の描写とか、女性生徒の制服 (布地がいかにも偽物なのはともかく、4人全員がバラバラなのは納得が行かん) だとかだもんなぁ・・・

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