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ベクシル 2077日本鎖国
監督:曽利文彦
出演:黒木メイサ/谷原章介/松雪泰子
2007年/日/109分/☆

批評 ぬぁんじゃこりゃぁぁぁぁっ!!

 2067年の鎖国以来10年、その間、日本はだれも見たことが無い国家だった。
 国際的謀略を感じた米特殊部隊が、日本への潜入作戦を実行。そこで待ち受けたのは、まさしく脅威の世界だった。

 という話なのだが、物理的にも情報的にも完全な鎖国政策を敷いている割に、世界的なロボット輸出大国 (原材料をどう確保しているかは不明。通商交渉をどう行っているかも不明) になっていたり、未知なる日本で起きている事象もやたらと突っ込みどころが多い。

 物語のために設定を作り、その設定が物語の邪魔になると、途中で忘れることにしたようだ。

 この、設定を都合よく忘れる方針のため物語もとうぜん突っ込みどころ満載になっている。
 設定を無視して物語の流れだけを追っても、中盤でメインストーリーから主人公がはじき出されてたんなる傍観者になってしまっているし、サブストーリーの三角関係も、一人が物語の展開に完全に必要が無い存在なので無駄になってしまっている等、どこを見ていれば面白く感じ

 物語がだめなら映像はどうだろうか。
 トゥーンシェーダーを駆使した CGA は、髪の毛の処理と、輪郭線の太さが気になるが、「アップルシード」からみると驚くほど洗練されている。
 モーションキャプチャの動きも、実にスマートだ。

 だが、それらの見せ方はまだまだだと思わざるをえない。

 すでに実写映画でも、CG とブルースクリーン合成で、カメラワークの自由度はかなり上がっている。
 フル CGA という、それら実写映画よりさらに制限の少ない表現であるにもかかわらず、カメラはレールに乗っているかクレーンに乗っているとしか思えない動きをするのはどういうことだろう。
 実写以下のカメラワークですぜ、これじゃ。

 この映画、おそらくハリウッド大作映画ならば実写にしてしまうと思う。
 日本では、予算的にも技術的にもこの話を実写で撮ることは出来ないだろう。
 だが、それをあえて CGA にしてしまうという道を選択したことには高く評価したい。

 と書きたいのだが、どうせ CGA で撮るならば実写と同じ土俵で戦うのではなく、あえて「それでしかできないこと」、まったく新規の表現に挑戦してもらいたい。
 そうPixar 作品のように、挑戦的な演出を、挑戦的なカメラワークをっ!!
 そうしないと、この映画のように、実写に劣る部分がよく見える映画になってしまうぞ。

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