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監督:ブラッド・バード
出演:パットン・オズワルト 、ブラッド・ギャレット 、ブライアン・デネヒー
2007年/米/120分//☆☆☆☆☆

批評 意外性が無い故の、上品質映画

 家族や仲間と離れ離れになったが、一人になった先で努力をして、幾多の偏見や困難と戦い、そして幾多の事を学び、小さな、そして大事な物を手にする。

 その主人公がネズミで、成功というのが仏料理のシェフになることだ、という事がこの映画の意外性の全て。
 物語の展開の中に、はっきり言って意外性はない。
 演出も、これまでのピクサーアニメの範囲内と言えるだろう。

 ほんとうに(非常に丁寧に作り込まれている)「普通」の内容だ。

 この映画が、他の映画に比べて卓越しているのは、この「意外性」の部分を最大限に活かせたからだろう。
 ネズミが料理場にいること自体、非衛生的に見えるが、そのことが、作品テーマの一つである、「偏見を捨て去れ」という強烈なメッセージに繋がっているのは見事だ。
 また、逆境と不運の中で、“自分が作り出した”幽霊という形で深層心理を説明、どんな状況でも、「夢を諦めるな」という、分かりやすく古くなることのないメッセージも素晴らしい。

 コミカライズされているとは言え、出てくる、CG で描かれた料理は実に美味しそう。
 それだけに、出てくる料理の数が少ないのは残念だ。

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