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ミッドナイト イーグル
監督:成島出
出演:大沢たかお/竹内結子/玉木宏
2007年/日/131分/☆☆☆

批評 邦画の欠点炸裂

 日本アルプスに墜落した米軍爆撃機には、あるはずの無い兵器が搭載されていた。
 その兵器をめぐって、マスコミと、自衛隊と、テロリストが動き出す・・・

 迷作「ホワイトアウト」の脚本家だということである程度予想はしていたが、やはり脚本が弱い。
 雪山のシーンは、突っ込みどころは多いし、空撮は使い回がおおく興ざめするが、それなりに面白い。問題は、雪山以外の部分。
 工作員を追う写真週刊誌記者と、政府官邸の動きを追った、ポリティカルサスペンスの部分だろう。

 作品の肝であるにもかかわらず、狙いを絞りきれておらず、何を言いたいのか分からない。

 しかも、ここに緊迫感が生まれなかったが故に、この作品のかかえる根本的な問題、「なんでテロリストがこんなにめんどくさいことをやるのか?」というツッコミをする暇を、十分に与えてしまっている。(このあたり、出来はともかく、有無を言わさぬアクションシーンで疑問を

 脚本だけではなく、キャスティングの責任も、少なからずあると思うけどね。

 また、これは雪山シーンとも連動するのだが、時間の整理が上手く行っていない。
 「どこそこに行くのに何日かかる」という台詞こそあるものの、そんなに時間がかかっているようには見えない。

 北アルプス山中のアクションシーンや、街中でのテロリストとの戦い、総理大臣の“最後の決断”等、そこそこに面白いシーンもあるが、全体としてはいかにも“脚本のまとまっていない邦画”の域を出ていない。
 ま、脚本変える“だけ”じゃ、この映画は面白くならないと思うけどね。

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